初めは出会い系の流れで、どんな人と出会うのだろうと、主人公同様に楽しみにしてしまう。ただ、読み進めていくと辻褄の合わない所が、次から次へと出てくる。まるで主人公だけが別の世界に放り込まれたかのような感覚でした。この辻褄の合わない感覚が、この話の肝ですね。不思議な感覚とほんのりとした怖さを味わえます。