エピローグ
再び病室に戻ってきた私たちを、
その後、私は青の世界での出来事を
「……
「本当に専門学校なんてあるんですか?」
私は半信半疑で聞いた。
「あぁ。公では特別クラスとして活動しているクラスがある。俺もそこで異能のほとんどを学んだよ。夕夜や
私は夕莉を見る。夕莉は私の視線に気づくとニコッと笑う。そして「受験に落ちちゃったんだよねぇ」と言った。
確かに聞かないほうが良かったと私は思う。
「基本的には『ファースト』の者しかいないはずだ。あとは
あまりハードルを上げないで欲しい。
私はそこまで頭は良くない。ただ茜を引き立てるために確実な点を取るために勉強をしていただけだ。
「だがその反面、充実した学校生活を送れることは保証する。レベルの高い授業と環境、そして人間がそこにはいる。きっと入学して後悔することはないだろう」
架瑚さまがそこまで言うということは、かなりすごい学校なのだろう。私はその学校に入学してみたいと思った。
「その学校はなんて言うんですか?」
「ん、あぁ、言っていなかったな。名前はーー」
さて、私はそんな入学することさえ困難であると言われる天宮高等学校に、編入することはできるのだろうか。
このお話は、また次の機会にするとしよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます