神世七代

第六話 国之常立神のお話

 今回はくにとこ立神たちのかみについてお話いたします。

 前回お話した天之常立神と対応するお名前をしていますね。

 国之常立神から伊邪那いざな岐命きのみこと伊邪那いざな美命みのみことまでの代をかみななと言います。


 この方は「すみ」の神とされています。

 「純男」というのは、陽気のみを受けて生まれた神様で、陰の気を全く受けないことを意味しています。


 「国」が大地、「常」が永久という意味を持つとされ、この方は大地の永久性を象徴する神様だとされています。

 これまた天之常立神と対応するものとなっております。


 国之常立神までは独り神です。しかし、まあ絵に描かれる時は当たり前のように性別があります。「純男」と日本書紀に記述があるように、この方は男性として描かれます。


 これ以上の記述は記紀共に特にありません。終わりになっちゃいます。

 伊邪那岐命、伊邪那美命や三貴子みはしらのうずのみこ辺りならめちゃくちゃ長くなると思うのですが、そこまで行くのにまだまだかかりますので……。


 話がれちゃいましたね。国之常立神のお話はここまでにしたいと思います。ありがとうございました。

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