第二話 高御産巣日神のお話

 第一話にも出てきた、たか産巣日神むすびのかみのお話です。

 この神様は天之御中主神の次に産まれた神様になります。


 日本書紀において、この方は高天原からあし原中国はらのなかつくにに神などを降ろしたとか何とか。


 さて、前話で造化三神はお隠れになったと言いましたね。あれは嘘です。

 いえ、正確に言えば嘘ではありません。隠れたには隠れました。実際、天之御中主神はそれ以降一回も出てきませんから。


 ただ、高御産巣日神と次のお話で語るかみ産巣日神むすひのかみは、なぜか知りませんが出てきます。なんなら喋る時があります。


 そんな高御産巣日神、かの有名なあまてらすおおかみとなんか高天原をまとめてます。

 ほんとによくわかりませんが、まとめてます。


 天照大御神が皇祖神 (天皇の祖神) だと言われていますが、高御産巣日神が皇祖神だという説もあります。どっちが皇祖神かは皆様のご想像にお任せします。

 ちなみに作者は天照大御神だと思ってますが。


 と、まあそんな話は置いておいて、この神様は日本において二番目に現れた方になります。天之御中主神に育てられでもしたんでしょうかね。

 この方はたくさんの子がおります。


 奥さんは誰? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、はっきり言いましょう、いません。


 「は?」と思った方にご説明を。造化三神に限った話ではございませんが、日本神話には『独り神』という神様がいらっしゃいます。

 この方々は性別を持ちません。絵に描かれる時は性別ありで描かれますがね。

 

 その際、天之御中主神、高御産巣日神はがみ。神産巣日神は女神として描かれます。

 謎です。実際はどうなんでしょうね。


 と、ここまで語って本日はおしまいにしようと思います。次話もお楽しみに。

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