第9話 戦闘員Aは冒険者になる

 ユフィリシアさんとの筆談は超私視点の贔屓目無しでも大層盛り上がった。

 彼女は声を聞かれるのが恥ずかしいから喋らないだけで。

 何も人を遠ざけていたりコミュニケーションを取るのが嫌いな訳ではない印象だった。


 ただ。

 この世界には日本の様に手頃な値段で買える紙も。

 気軽に使えるペンも無く。

 ホワイトボードなどと言う便利アイテムも存在しないので筆談をするのは難しいらしい。


 なので好きに文字を書いて消してまた書いてとコミュニケーションを取るのが少女の様に楽し気であった。


 人よりも長い時を生きるエルフは二百年から三百年も生きるらしい。

 ユフィリシアさんの年齢は118歳で。

 18歳の時にエルフの住まう里から出たそうだ。


 彼女は人族の街で冒険者になってから色々な場所に行ったそうだ。

 冒険者としては普通に生活を送れる以上に稼ぐ気はないと言って。

 100年もやって未だにDランクだと自虐した。


 だが冒険者歴が長いので解体には自信があるらしい。

 スモールボアの解体が見事で見惚れたと褒めたら耳を赤く染めて可愛らしく照れていた。


 エルフは知識欲が高いそうで、ユフィリシアさんも色々な書物を読み漁っていた時期があると言って。

 私が気になっていた魔法や魔物についても教えてくれた。


 魔法とは生物の体内に流れる魔力と言うものを使ってイメージを具現化する現象だそうだ。

 魔法には適性があり、適性の無い者には使う事が出来ない。

 ギルバートさんには水の魔法を使う適性があるから水を出す魔法が使える。

 ユフィリシアさんには風の魔法を使う適性があるので風を起こす魔法が使えるらしい。


 この適性には人種の影響もあるらしく。

 エルフの場合は多くが風魔法の適性があり。

 中には強力な魔法を使える者もいるらしい。

 その中でユフィリシアさんはエルフにしては魔力が弱く、戦闘で使える程の魔法は使えないのだと言うが。


 魔物とは動物の体内に魔石と言う石が生まれ、動物から変質した生物を魔物と定義しているそうだ。

 なので巨大化して鹿の角が生えたウサギや、首が二つある鹿も元は普通の動物だったらしい。

 動物も長い年月を掛けて進化しているであろう事から、そもそもが地球の動物とは違っている可能性は高いかもしれないが。


 魔物と動物の違いは単純な力強さや素早さ。

 魔物は動物よりも獰猛なものが多く。

 スモールボアの様に人間を見ると一目散に逃げる魔物は珍しい部類らしい。

 動物は殆んど魔法を使わないが、魔物は魔法を使うものもいるのだと説明してくれた。


 そんな感じで筆談をしていたら空が白み始める。

 ユフィリシアさんの不寝番に私もそのまま残って付き合ってしまった形だが。

 様々な知識を与えて貰ったし、何よりも楽しかったので後悔は無い。

 元より私は4時間も寝れば問題なく動けるから護衛に支障をきたす事も無いだろう。


 そろそろ皆が起き出してくるかなと言う時間になって。

 ユフィリシアさんが真剣な表情でミニホワイトボードにペンを走らせた。


『エーさんが元の世界に戻る方法は今はありません』


 百年以上生きている博識なユフィリシアさんであっても私が地球に戻る方法は知らないらしい。

 しかしながら何時か何かのきっかけで戻れるかもしれないし、何か方法が見付かるかもしれないの。

 私は頷いてペンを受け取る。


『何時か日本に帰るその日まで。私はこの世界で私らしく生きていこうと思います。この世界に来たばかりなのに。こんなにも素敵な出会いに恵まれて私は幸せ者です』


 私が本心で思った事を書くとユフィリシアさんは耳を赤く染めて俯いてしまった。


 丁度そのタイミングで、馬車で寝ていたギルバートさんが降りて来た。

 直ぐ後にディーンさんも続いてから十数分。

 モニカさんは朝が弱いのか、ディーンさんに起こされて漸くテントから出て来た。


 朝食は昨日のスープの残り(具無し)にライ麦パンをもっと黒っぽく硬くしたパンを浸して軽く済ませた。

 スモールボアの骨からゼラチン質が溶けだしていたのか完全に煮凝りになっていたスープだが。

 火にかけてスープに戻すとトロッと濃厚な味わいで非常に美味しかった。


 インディーズ悪役戦闘員達は昨日から何も食べていないのだが。

 今日中には目的地に着くので態々貴重な食料を与える必要は無いとディーンさんが言っていた。

 可哀想だが一日食事を摂らなかったぐらいで死にはしない。

 それに彼らは4人の命を取ろうとした犯罪者なのだから、生きているだけでも儲けものなぐらいだろう。


 テントを片付け、諸々の準備を済ませたらインディーズ悪役戦闘員達を馬車の後ろに繋いで出発である。

 御者は護衛が順番に回すのだが。

 残念ながら私には馬車を操る技術が無いのでお三方にお任せして道の整備に努めた。


 そうして魔物が現れる事もインディーズ悪役戦闘員に襲われる事も無く。

 16時には目的地であるミドレッドの街に到着した。


 ミドレッドの街は駆け上がりたくなる高さの石の壁に囲まれた街だった。

 この世界の街は魔物の侵入を防ぐ為、多くが防壁に囲まれた造りをしているのだとギルバートさんが教えてくれた。

 入場する際には身分証を提示するかお金を払う必要がある。


「エー様は私の護衛と伝えますので今回は入場料を支払う必要はありません。出来ましたら冒険者ギルドや商業ギルドにご登録頂いて身分証を作られる事をお勧めします」


「おう、エーさんの実力なら是非とも冒険者にスカウトさせて貰うぜ。俺はこれでもミドレッドでは古株だからギルドに紹介してやるよ」


 ディーンさんが有難い提案をしてくれたので、後ほど冒険者ギルドに紹介して貰う事にした。

 入場門の前には長い列が出来ていたが。

 そんな風に話をしていたら直ぐに私達の番になった。


 ギルバートさんが皮の鎧を着て槍を手に持った門番さんに身分証を提示して私達は街の中に入った。

 通常インディーズ悪役戦闘員は門番に引き渡して討伐料なるものを受け取るそうなのだが。

 商魂逞しいギルバートさんはそのまま自分で販売までするらしい。


 話をするだけで戦闘服の私を入場させてくれる上に。

 門番さん達から頑丈な鉄枷を借りてインディーズ悪役戦闘員達の拘束まで手伝わせていたギルバートさんは。

 ミドレッドの街で相当に信用を得ている商人なのかもしれない。

 豪胆な商人の割に戦闘の際には随分と怯えていた気はしないでもないのだが。


「私荒事は苦手なのですよ」


 ギルバートさんは人の心が読めるのだろうか。

 荒事が苦手と言って苦笑いをしたギルバートさん。


 手枷は5分もかからず全てのインディーズ悪役戦闘員に嵌められて街の中へと入った。


 街の中に入ってからは詰所に待機していたと思われる門番と同じ格好をした衛兵の方達が付いてインディーズ悪役戦闘員達に槍を向けたままギルバートさんの店まで移動した。

 インディーズ悪役戦闘員達はギルバートさんの店の中から出て来た従業員によって店の中へと運ばれたので衛兵の方達は持ち場へと戻って行った。


 三階建ての立派な店の外にはギルバートさんと私を含めた護衛の四人が残る。


「皆様、この度は私の護衛をして頂きありがとうございました。私がこうして無事にミドレッドへ帰って来れたのは冒険者の皆様のお陰です」


 ギルバートさんは冒険者のお三方に頭を下げて礼を言った。

 その後で私の方に向き直る。


「そしてエーさん!貴方は私の命の恩人です!本当にありがとうございました!」


 今度はお三方への礼よりも数段大きな声で私に礼を言って頭を下げた。

 ギルバートさんの声は馬車の荷下ろしの作業をしている従業員の方々だけではなく。

 通行人などにもしっかりと聞こえるボリュームである。


 普通であれば変に注目を集めて居心地が悪くなる所なのだろうが、きっとこれはギルバートさんの心遣いだ。

 私の着ている戦闘服ははっきり言ってこの世界だと相当に目立つ。

 実際に街に入る為の列に並んでいた時から、ここへ来るまでにかなりの注目を集めていた。


 戦闘服で注目を集めるのはいつもの事なので私としては全く気にならなかったのだが。

 ギルバートさんが周囲にも聞こえる声で礼をしてくれた事で少なくとも、今この場に居合わせた人達には私を訝しむ目を緩和出来たのだろうと周囲の空気感からも感じ取る事が出来る。


『色々とお気遣いありがとうございます』


 私もミニホワイトボードでお礼を伝えてギルバートさんと握手をした。


 冒険者のお三方には冒険者ギルドから護衛依頼の達成報酬が支払われると言う事で依頼票なる物にギルバートさんがサインを入れた。

 私はまだ冒険者ではないので直接報酬を頂けると言われて麻の小袋に入った硬貨を受け取った。


 目の前で中身を確認するのは失礼だと思ったので見ていない。


 正直に言えば私はギルバートさんにこの世界の知識を教えて貰って。

 本来払う筈だった入場料を無料にして貰ったのだから、それだけで報酬としては充分だったのだが。

 これは正当な対価なので商人の矜持を守ると思って受け取って欲しいと前もって言われていた。


 この中にはインディーズ悪役戦闘員を生け捕りにした場合に発生する利益も含まれている。

 こちらはディーンさんと話して四等分になる事が決まった。

 彼らは受け取りを辞退したのだが私が受け取って欲しいと言って無理を通した形だ。

 彼らの分はディーンさんが代表して受け取って打ち上げの代金として利用すると言っていた。


「何か必要な物が出来ましたら是非とも我が商会をご利用ください」


 そうにこやかに言ったギルバートさんと別れて、私はお三方と共に冒険者ギルドへと向かっている。

 ミドレッドの街並みは西洋の木造建築っぽい建物が並んでいて日本の街並みとは全く異なる。

 私が未だにここを日本国内だと勘違いしていたならば、長崎にある人気観光地と考えただろうか。

 あそこの建物は石造建築だった気がしないでもないけれども。


 壁や屋根の色はそれぞれだけれども。

 どの建物も建築様式が似ているので統一感があって日本人的な感性で言うと可愛らしい街並みだ。


 歩きながらの筆談はマナー違反なので会話をしながら歩くディーンさんとモニカさんに私とユフィリシアさんが付いて行く形で街中を進む。

 戦闘服を着ている私には、擦れ違う人々から好奇の目が向けられるが。

 ディーンさんが私に話掛けている様子を見ると直ぐに薄れて消えていく。

 ミドレッドでは古株のヒーロー(冒険者)だと語っていたディーンさんの影響力のお陰だろう。


 ギルバートさんの店は門から10分程の距離にあり。

 冒険者ギルドはもっと門の近くにあるらしい。


 これは街の外で魔物による被害が起きた時に冒険者ギルドが素早く対応する為なのだと説明してくれた。

 ミドレッドだけでなく多くの街の冒険者ギルドは門の近くにあるので、初めて行った街でも簡単に見付けられるのだと言う。


 門から真っ直ぐ続いた石畳の通りは活気があるが、自動車や歩行者でごった返す日本の都会ほどは混雑していないので冒険者ギルドへは直ぐに到着出来た。


 冒険者ギルドは幅と奥行きのある大きな建物で冒険者ギルドと書かれた文字の横に剣と槍と盾を組み合わせたマークの入った看板が掛けられている。

 ディーンさんが先頭でドアを開き中に入り、モニカさんユフィリシアさんと続き。

 最後に私が入るとギルド内にいた冒険者達の視線が私に集中した。


 やはりと言うか訝し気な、それでいて品定めをする様な好奇の視線をビシビシと感じる。

 特に飲食スペースらしき席に座っている数人は刺さる様な視線を殺気立った目をしているのだから。

 私の態度次第では一触即発になりそうな雰囲気すらある。

 先に聞いていたが冒険者は血気盛んな方々が多い様だ。


 そんな視線に晒された私だったが、ディーンさん言葉で状況は一転する。


「こいつは護衛依頼中に俺達が盗賊に襲われてる所を助太刀してくれたエーだ!こいつが助けてくれなかったら今俺達はここにいなかっただろう!これから冒険者登録をする新人だが、間違いなく実力はあるし何よりも良い奴だ!お前らも仲良くしてやってくれ!」


 私の隣に来て肩を組んだディーンさんがギルド内に響き渡る声で私の事を紹介してくれた。

 私に向いていた視線は一瞬で好意的なものへと変わる。

 それだけでディーンさんがこの冒険者ギルドでどれだけ人望が厚いのか理解出来た。

 私を冒険者達の中に溶け込みやすくしてくれる人格者なのだから、それも当然だろう。


 本当に有難いディーンさんの心遣いに感激しつつ、ディーンさんの案内でギルドの受付カウンターに移動した。


「イリーナちゃん、依頼の完了とこいつの冒険者登録を頼む」


「ディーンさんおかえりなさい。有望な新人さんを勧誘してくれてありがとうございます。私はイリーナです。よろしくお願いしますね」


『エーです。よろしくお願いします』


 受付のイリーナさんはハキハキとした喋り方でとても感じの良い女性だ。

 私が喋らずにミニホワイトボードで返事を返した事に一瞬だけ戸惑いを見せたが、直ぐにこやかな笑みを浮かべる。

 慣れた様子でディーンさんから受け取った依頼票の処理を済ませて報酬を支払ってから私の登録手続きに移った。


「ではエーさん、こちらに記入をお願いします。文字が書けない方は私達の方で代筆をするのですが、必要はなさそうですね」


 私はうんうんと頷いてカードサイズの用紙に渡されたペンで必要事項を記入をする。

 内容は名前と年齢と出身国だけなので全て記入して提出した。

 出身国は日本なので日本としている。


「ありがとうございます。それでは登録手続きをしますので少々お待ちください」


 イリーナさんはカウンターの下で何か作業をするとハードタイプの革に焼き印を入れた様なカードを私の前に置いた。

 カードには私が先程記入した情報の他にFランクと記載されている。


「こちらがエーさんの冒険者証になります。Eランク以下ですとカードを紛失した場合は再発行が効かず、新規登録扱いとなります。それまでの実績が消失してしまいますのでお気を付け下さい。冒険者ランクや注意事項の説明は必要ですか?」


「いや、説明はこっちでするからいい。時間が時間だし混んで来たからな」


 確かに私達の後ろには列が出来ている。

 私はディーンさんの言葉に甘える事にしてイリーナさんに礼をするとカウンターから離れた。

 するとディーンさんは私の肩を掴んで飲食スペースの席に座らせた。

 四人掛けのテーブルにお三方が着く。


「今日は俺達の奢りだ。宿はギルド直営の宿を取っておくから心配するな。説明がてら護衛の打ち上げをしよう」


 ディーンさんはそう言うと店員さんに食べ物と飲み物を注文した。

 御馳走になるのは申し訳ないと伝えると命を救われた礼だと言う。

 皆さんには既に多くの物を貰っているのだが断るのも悪い気がしてお言葉に甘える事にする。


 ディーンさんとモニカさんはお酒を飲むので直ぐに陽気になって他の席に行ったりと楽しそうにしている。

 なのでランクと注意事項の説明はユフィリシアさんに筆談でして貰う事になった。


 冒険者ランクはFランクから始まって依頼を熟していく事でランクの昇格がある。

 Fランクの上がEランク、次がDランクとランクが上がっていき。

 一番上のランクはSランクとなる。


 Dランクまでは依頼を達成した件数で昇格となり。

 Dランクになると一人前の冒険者として血液を採取して生体登録をされ、冒険者証も金属の頑丈な物に変わるそうだ。

 Cランク以上への昇格は実力や素行、実績などの総合的な判断から行われる。


 FランクとEランクは半年。

 Dランクは1年。

 Cランク以上は2年を超える期間依頼を受注しないと冒険者資格を剥奪されてゼロからのスタートとなる。


 依頼は受付の横にある掲示板に張り出される依頼票を剥がして受付で受注。

 依頼を熟して依頼主からサインを貰い、受付で手続きをすると依頼完了となり報酬が支払われる。

 依頼を失敗した場合は違約金が発生するので自分の実力を把握して達成可能な範囲の依頼を受注する事が重要だ。


 依頼には掲示板に張り出されるものの他に。

 常時同じ内容で出されている常設依頼と。

 冒険者ギルドや依頼主が冒険者を指名して依頼を出す指名依頼。

 街の危機に冒険者ギルドから出される緊急依頼がある。


 指名依頼は断る事も可能だが、冒険者の信用に関わる部分なので内容に無理が無ければ受注する事を前向きに検討した方が良いらしい。

 Cランク以上になるとギルドからの指名依頼を断ると降格処分になるので実質的には半強制の依頼となる。


 緊急依頼は滅多に起こらないが、危険度が高いのでこれも実力と要相談となる。


 冒険者は非常に血気盛んな者が多いので冒険者同士でいざこざが起こる事はよくあるのだそうなのだが。

 冒険者ギルドは冒険者同士のいざこざに一切介入しない。

 勿論死人が出る様な場合や冒険者を売って金を得る様な犯罪行為を行った場合には介入するのだが。

 ちょっとした小競り合い程度で出張ってはキリがないので冒険者同志の喧嘩ぐらいでは出て来ないのだと言う。

 なので時には実力行使も必要なのだとユフィリシアさんが忠告してくれた。


 要するに稽古を付ける、若しくは付けて貰うと考えれば良いのだろう。


 ユフィリシアさんの詳しく丁寧な説明が終わると私達は筆談による会話をしながら食事を楽しんだ。

 何故だか周囲の冒険者達が私達の方を見て目を見開いているのをよく目にしたのだが。

 これは無表情で喋らない美人エルフで有名なユフィリシアさんが楽しそうに筆談をする姿に衝撃を受けていたのだと後に判明する。


 それにしても、日本で悪役戦闘員をしていた私がまさか異世界でヒーロー(冒険者)に転職するとは人生わからないものである。

 (株)悪☆秘密結社を辞めた訳ではないので実質的にはダブルワークなのだが。


 しかしながら。

 社会に貢献すると言う意味では悪役戦闘員もヒーロー(冒険者)も何も変わらない。

 この世界で私に与えられた役割を全うしながら日本へ帰還する方法を探して必死で生きていこうと強く心に決めたのであった。

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