第3章

 ヒリヒリする頬を、さすりながら反対の手でドアノブに手を伸ばす。

 自分の部署に入るとすでに全員が座っていた。

 どうやら最後の一人だったらしい。

 「始業開始の時間までまだだけど、みんな早いね?」

 その問いに一番派手な女性がだるそうに返答する。

 「残り五分だけど?」

 机に脚を置き、憎々し気にこちらを見てくる。

 うんうん、元気だなあ。

 でも、まじめだね。見た目に反して。

 「五分前は社会人としてってやつ? 暗黙の了解は素晴らしいことだけど、五分のロスだと思ってるからね。」

 「ヘリクツ。」

 口をへの字に曲げて不機嫌丸出しで返答された。

 すると悪態をついた女性の隣に座っている黒装束の人からすぐにフォローがとんできた。

 「要するに、気楽に待っていればいいということですな? 甲斐田殿。」

 「うん、その通りだよ。」

 そういっている間に、自分の荷物を机に置いていく。

 昨日は、緊急の依頼だったため一時間前にコロニー3に帰ったばかりだ。

 荷物と言えるほどのものではない。

 ただの戦闘消耗品が入っているだけだ。

 「そうはいっても、甲斐田殿を待たせる度量を、私たちは持ち合わせておりません。」

 「私は違うけどね。」

 「いけませぬぞ、知里殿。」

 「マキナはいちいち協調し過ぎなのよ。この男は………。」

 言葉を遮るようにチャイムが鳴った。

 時間はちょうど8時半。

 始業開始の時間だ。

 約一名すごい剣幕で睨んでるが。

 しかし、この部署のいいところは(自分以外)時間にきっちりしている点だ。

 時間を無駄にしないのは、どのスキルよりも大切なことだ。

 「それで、今日の要件はなんだ。」

 さっきまで沈黙していた無口な男が口を開いた。

 「水曜日じゃないのに、全員の今日の予定を繰り上げて集合させたからには理由があるんだろ?」

 「察しがいいね、健吾君。その通りだよ。」

 優秀な部下を持つとスムーズにことが運んでいいね。

 まあ、自分よりも歳が上であることも理由の一つだろう。

 ………それを言ったら全員、自分より年上になるけど。

 「今日は、新しい仲間を紹介しようと思ってね。」

 「新入社員? 今は時期が違うはずだが………。」

 「それに『特務隊 零』っていう非公式部隊に所属する奴なんてろくでもなさそうね? 歯向かってくるなら叩きのめすわよ?」

 「………知里殿、ブーメランでござる。」

 「うるさい。」

 「理由は何個かあるけど、1カ月前のコロニー49の【ホワイトカラー】の大群襲撃が大きいかな。」

 「なるほど、理解した。」

 1カ月前にコロニー49を大群の【ホワイトカラー】が襲った。

 発生原因や襲撃理由は不明。

 一時期、テロリストによるものではないかとされたが、1カ月がたっても原因がわからなかった。

 そしてなにより深刻なのがコロニー49を維持する防衛局員がいなくなったことだ。

 死者784人、体の部位欠損者2841人。これはコロニー49の戦闘員の約7割に達する。

 すでに維持の限界と再度の襲撃時の対応が不可能と判断したコロニー49の上層部はコロニー破棄を決定した。

 そして各コロニーへ救援依頼と住民移住願いを出した。

 それに対して、コロニー3も約3000人の受け入れを受諾した。

 しかし、これは決してコロニー3の地下都市にではない。

 使えそうな人間を少人数選別して、残りを地上の地区に住まわせるというものだ。

 地上施設はリステージ計画のために作られたもので簡易住居だ。

 つまり多くの人が難民となったのだ。

 その対応に元コロニー49住民側から抗議デモが発生して地上西地区の漁港が閉鎖された。そのため魚だけでなく塩の供給もなくなったため、各代表がデモ部隊と席を並べて協議し、条件を付けたのだ。


 防衛局の人材が不足しているため、防衛局員に所属するものには一定の試験を受けたうえで住民権を発行する、というものだ。


 当初、デモ部隊からは更なる非難があったものの、コロニー3側も利益にならないものを受け入れることはできないのだ。

 これが、お互いの可能な道を模索した結果だ。

 協議が一週間前で、3日前に選別した中に見覚えのある顔が見えたので『特務隊 零』に引き入れた次第だ。

 しかし、健吾君からは疑問の声があがった。

 「実力はあるのか? 文官だったなら死ぬぞ?」

 健吾君の意見は、最もなものだ。

 この部隊は、非公式部隊であるがゆえに最も過酷な現場に投入されるのだ。文官出身でなくとも一般防衛局員でも死を覚悟してもらうことになる。

 「ギリギリ合格ラインだと思うよ。将来性に期待したいところだけど、実践を積ませないと何とも言えないかな。」

 「………お前の判断ならそれでいい。」

 「健吾君、甘くない?」

 「隊長が言うのであればそれでいい。違うか、知里?」

 「………健吾君がいいのなら。」

 「知里殿は健吾殿、旦那様には弱いですな。ハハハ。」

 「うるさいのよ、マキナ!」

 どうやらまとまったらしい。

 「それにね、非公式とはいえ、たった4人の部隊なんてどうしようもないし。」

 「仕方ないわよ。力量が伴わない人を所属させるわけにはいかないし。」

 「だから、可能性の芽は摘みたくないかな。」

 それに他の問題もあるからだ。

 「で、さっきから気になってたけど。あんた、右頬に紅葉が咲いてるわよ。」

 ニヤニヤと月下知里がこちらを見てくる。

 「え。」

 すぐに手鏡を見ると右頬に真っ赤な手形が付いていた。

 「あ。」

 ………受け止めなければいけないと思っていたが、ここまでくっきり残るなんて。

 「どうせ、妹さんと喧嘩でもしたんでしょ?」

 「………そうだな。」

 「甲斐田殿に一撃をお見舞いできるのは妹殿以外ありえないですからな。」

 満場一致で正解された。

 まあ、事情が事情なだけに叩かれても仕方がない。

 「………今日から、住んでいた家を出なきゃいけない。だから今年の妹の誕生日は一緒にお祝いしたかったんだけど、………緊急任務で遠征をしたおかげで間に合わなくてね。今朝帰ってきたら、ビンタされて追い出された。」

 その回答がツボに入ったのか月下知里は、声にない笑いを堪えていた。

 「アハハハハハ!」

 「………。」

 「ご愁傷様です。」

 この特務隊の弱点は人数が少ないことによる多方面カバーだ。

 この弱点を補うために部隊人数を増やさなくてはいけないのだ。

 そうしなければ、今後やっていけない。

 先のことを考えると、肩に重りが取り付けられた気分だ。

 そうこう言っていると、部署入口をノックする音が聞こえた。

 「ちょうど来たみたいだな。」

 健吾君が、他人を気にするなんて。この数年で変わったね。

 ああ、入室を許可しないと!

 「そうだね。入って!」

 その言葉の後に入ってきた人物は、体格のいい男だった。

 見た目の年齢は健吾君たちと同じように感じるが、書類に目を通している身からするとそれよりも5歳も上とは思えなかったな。

 部屋に入り、きれいな敬礼で自己紹介をし始めた。

 「失礼します。本日よりこちらに配属になりました石永伸一と言います。よろしくお願いします。」

 簡潔な挨拶をした後、一歩引いて指示を仰ぐようにこちらを見た。

 相変わらず、素っ気ないね。

 「と、いうわけでこれから石永君もうちの部隊で一緒に仕事をすることになったからみんな、よろしくね。」

 それで済ませようとした僕に北条さんからフォローが入る。

 「甲斐田殿、それぞれ名前を言ってあげねば、誰が誰かわからないです。」

 「あ、ごめん。」

 さすが、マキナさん。

 サポートしてくれるから助かるわー。

 「それじゃあ、自分のことは以前話したから飛ばして、一人ずつ紹介していくね?」

 そういって、まず近くに座っていた彼女の後ろに立つ。

 「このザ・派手ギャルは月下知里(つきした ちさと)。見た目がうるさければ、日常生活も仕事もうるさい女性だよ。ちなみに既婚者であり、この部署で2番目に強いから口には気を付けてね?」

 「あんたが一番気をつけなさいよ!」

 知里さんはやっぱり元気があっていいな。

 次に黒装束のマキナさんの後ろに立つ。

 「それで、次にこの真っ黒衣装の人は、北条蒔苗(ほうじょう まきな)。この部署の一番の善良者たち。何か困ったことがあれば彼女たちに聞けばいいよ。いろいろ教えてくれるから。」

 「よろしくですぞ。」

 そこで静かにしていた石永君が疑問の声を上げた。

 「彼女、たちですか?」

 ああ、なるほど。

 「それに関しては後でわかるよ。」

 有無を言わさずにバッサリと疑問を切る。

 そして最後に健吾君の後ろに立つ。

 「それでこの寡黙仏頂面の男が月下健吾(つきした けんご)。さっきの知里さんの旦那さんね。必要なことしか話さないし、コミュニケーション能力皆無だけど、天才肌だから許してね。」

 「よろしく。」

 そこでまた知里さんが声を上げた。

 「………いや、健吾君の紹介、雑過ぎない!?」

 「本人は問題ないみたいだけど?」

 「名前さえ、憶えてくれれば問題ない。」

 「健吾君、上官だからってこの生意気な未成年に気を使う必要ないんだよ!?」

 その言葉に石永君が驚いたように再度言葉を発した。

 「隊長様は、未成年だったんですか!?」

 「あれ? 言ってなかったけ? わかってるものと思ってたけど。」

 「初耳です。」

 「甲斐田殿はいろいろぶっ飛んでますからな………。」

 「この隊長様には世の中の常識が通用しないからね。」

 「ん。」

 どうしてそこは満場一致でおかしい人あつかいするのか。

 「今年で16になったよ。」

 「16!? 失礼しました!」

 どうやら自分は老けて見えるらしい。

 悲しい。

 「そこの月下夫婦は23歳で同年代。蒔苗は―。」

 そこで蒔苗さんから指で静止された。

 人差し指を口元に立てて、ゆっくりという。

 「甲斐田殿。乙女の年齢は秘匿ですぞ。」

 失礼しました。

 「まあ、そういうわけで一通り紹介が終わったことだし、仕事にとりかかろう。」

 石永君に席を示して、進行のために健吾君に目配せする。

 そういうと、健吾君から立ち上がって資料を読んでいく。

 「ここ最近で多発している【ホワイトカラー】の異常発生ですが、いまだに手がかりがありません。原因として予測されることを前にも話しましたが、一つ目が教授(プロフェッサーズ)によるホワイトカラー誘導兵器、二つ目が新種による【ホワイトカラー】たちの統率、三つ目が自然界における食物連鎖における偏りができたことがあげられます。しかし、教授による攻撃なら痕跡や跡形が何かしらありますが何も残っていません。ほかの二つに関しては【ホワイトカラー】の研究が進歩しなければ把握できないのが現状です。」

 「困ったな。」

 「わからない、わからないが続くとイライラするわね。」

 「一つ目の候補が消えないのは何か理由があるのですか、月下殿。」

 確かに、痕跡がないのなら候補として消してもいいはず。

 それをしないのは―。

 「これに関しては、昨日の出来事を伝える必要がある。」

 そこで一旦区切って話を切り上げた。

 「昨日、コロニー9が陥落した。」

 その言葉に一同が面食らったように健吾君を凝視した。

 「健吾君、それマジ!? コロニー9ってここから車で3日くらいの距離のところじゃない?」

 「―——月下殿、続きを。」

 「………。前者の事件と似た部分がある。しかし、今回の事件の前には枕詞のように不可解という言葉が付くものだった。前者は【ホワイトカラー】の大群が来て処理人数が足りなくなり、コロニー維持が困難となった。これに関してはそこにいる石永が一番知っていることだろう。だが、コロニー9に関しては押し寄せる前にコロニー9の北ブロックで戦闘があったと報告が上がっていた。その十分後に救援信号を受信しているログが残っていた。」

 その言葉にイライラを隠せない知里さんは、矛先を最高司令に向けた。

 「剣崎のボンボンは何してたの?」

 「あの名前のみの最高司令官は、救援信号を確認したものの出せる人員がいなかったことから返答しなかったらしい。」

 その回答に北条、知里ペアが落胆の言葉を述べた。

 「はあ。失望を隠せないでござる。」

 「出せる人員、なんて私たちのことだけでしょ。ほかの少将たちとのコネクションがないからって正規部隊である防衛局員を送らなかっただけだと思うわよ。」

 「剣崎殿、実績が欲しいがために祖父の席を譲ってもらったのはいいものの、時期尚早でしたな。」

 同意かな、

 実際、まだ前任の剣崎顧問の方が人望も采配もあった。

 そしてタイミングも悪かった。

 「昨日は自分が行っている間、知里さんも別件で別コロニーの援護に行っていたし、健吾君とマキナさんたちも48時間の任務帰りで連続は命の危険があるから無理でしょ?」

 「自分、剣崎の手元の人員は使わないでしょ? そこが気に入らないわ。」

 みんな散々ないいようだ。

 「………そこまでにしておこう。それにサポートする代わりにこの特務隊の立ち上げを元剣崎顧問から部署の立ち上げ許可をもらったわけだし。」

 「私たちは剣崎の私兵になったつもりはないわ。」

 「コロニー3の存続を任された最後の砦だと思えばいいさ。それに、こうして各各々のよりどころになってるわけだし。」

 「それがなければ、入ってないわ。」

 相変わらず辛辣だな、知里さんは。

 ここで意外な人から話を振られた。

 「俺は、隊長がいるから入っただけだ。」

 その言葉に目を丸くしてしまった。

 「………、意外。もしかして健吾君、僕にラブコール?」

 「ざけんじゃないわよ! 健吾君はノーマルなの!」

 「………背中を預けるなら、隊長以外に安定した奴はいないから。」

 「そこは私じゃないの!?」

 「お前は、用意さえしていれば対処される。北条さんは数的有利と圧倒的な機動力があるものの一つ一つ対処していけば問題ない。」

 「………返す言葉がない。」

 「ぐぬぬ。」

 「その点、隊長の場合は絶対的優位性を確立できる。もし対処するなら、熟練の傭兵に三日間分の魔力バッテリーを繋いだ状態で長期戦に持ち込むしかない。それも複数人いないと無理だ。」

 「えへへ。健吾君、ほめても何も出ないよ。」

 健吾君から褒められるのはすごく新鮮。

 その言葉に反応せず、あくまで冷静に無視される。そこが健吾君らしい。

 知里さん、そんなに睨まないで。冗談だから。

 「………、話がそれた。戻す。コロニー9はその戦闘時に主戦力を投入。しかし敗れたみたいです。その後におそらくですが、偶然にも【ホワイトカラー】の大群に襲われたと私は見ています。」

 「つまり、不幸が重なった?」

 「あくまで推察です。昨日の出来事を今から30分前にまとめただけなので。しかし、この北ブロック襲撃時に姿はとらえることができなかったみたいですが、音声分析をしてみるとドローンの音をとらえました。」

 「………、なるほどね。」

 ドローンとは………。

 「見ていた、と。」

 「コロニー9ではドローンではなく戦闘員の体内カメラで監視、予備として中央司令部の長距離スコープで監視していたと記録があるためドローンは飛ばしていないはず。音が聞こえること自体おかしいことから今回のコロニー9の襲撃は教授(プロフェッサーズ)の仕業と思われます。」

 なるほどね。

 でも疑問は残る。

 「気になるのがどうやってコロニー9の戦闘員に対処したか、だ。あそこには平均しても他コロニーより強い隊員が多かったはずだよ?」

 「送られてきた映像を先ほど見ました。」

 そこで健吾君の顔が険しくなるのを見た。

 「………まるで時間の流れが乱れたかのような、映像が違う場面をとらえたような異常な光景でした。」

 抽象的だけど健吾君がそこまであやふやな言葉しか思い浮かばないくらい説明できない映像だったのだろう。

 「……あとで、自分も見るよ。新兵器なら早急に打開策、対処を各コロニーに言わなきゃだから。」

 「あとで送信します。報告は以上。」

 結構重い内容だったけど、余裕は持たないとね。

 「ありがとう。それで、今日はどうすればいいのかな。知里さん。」

 つまり現実逃避だ。

 いや、気が滅入ることを考えすぎると嫌になるからね。

 「ちゃんと、業務管理しなさいよね、年下!」

 「はいはい、それで?」

 「生意気。………はあ。今日は難民のために地上各ブロックに仮設住宅の建設のフォローよ。今日、ちょうど四人、………五人いるから仕事の分散できるでしょ?」

 ああ。

 だから知里さんは、めんどくさそうにしていたのか。

 戦闘ならまだわかるけど、これは確実な雑用だ。

 「なんでも、建設中は溶接機やアンカーの打設とかをやるから煙検知器を止めるらしいのよ。地上地区って言ってもあそこは室内扱いだから………。もし、襲撃があった場合、中央司令部はわかりにくい上に難民の避難もしなければならないから、この難易度だと特務隊が適任じゃない(笑)だってさ。腹が立ったから、一発剣崎の側近殴ってきたけどまだ怒りが収まらないわ。」

 ………それ、あとでうちにクレームに来ないよね?

 まあ、対処は後にしよう。

 最悪、羽交い絞めにして監禁すれば問題ないよね?

 「それじゃあ、口から愚痴がこれ以上飛び出る前に割り振りを決めよう。東を自分。西を北条&石永ペア。北を健吾君。南を知里さん。以上。」

 「「「はい。」!」」「りょ。」

 一人、初任務って言うのもあって緊張しているのだろう。

 あと知里さん、その返事に石永君戸惑ってるからやめてね。

 「石永君は、ちゃんと北条さんたちの言うことを聞いて対応するように。」

 「わかりました。」

 「お手数をおかけするでござる。」

 「こちらこそ。」

 うんうん。この二人の相性はいいはずだ。

 これから石永君の成長や仕事への順応性は北条さんにかかっている。頼んだぞ、北条さん。

 「そういえば、甲斐田殿。確か今日から住む家が変更になるのでしたか?」

 「あ、よく覚えていたね。だから、早く終わらせないとね。」

 「荷物とかはよかったので?」

 「多分、妹が服とかをキャリーケースに入れて放り出してるんじゃないかな? 荒れてたからキャリーケース、ボロボロになってないといいけど……。」

 今日から婿養子として住んだことのないコロニー内の家に入ることになる。

 緊張もするし、不安もある。

 向こうは何度か顔を合わせているけれど、それだけだ。

 どうして僕を熱望するのかわからないけど、家と家の取り決めだから仕方がない。

 心配事は山積みだ。

 そのあと、各自それぞれ部署で装備を整え、10時に現地入りを目指して行動していった。

 この日、あの子と初めて会った日になるとは思わなかったけど。




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