第3話 魔物②
あらすじ
龍に転生。そして、初めての魔物を討伐する。
分析はできた。
あとは殺るだけ。
自分のステータスとか見る感じだとさ、遠距離攻撃の手段無いんだけど。
龍だから脳筋戦法で行けってこと?
じゃあ、踏み潰してみるか。
「シャァァーーーーー!!!」
「ごめんね〜」
グシャッ!!
お、おぉ。
なかなかにグロい。
なんか……
いや、やめとこ。
てか、コイツ、弱ぁ〜。
じゃなくて、俺が強いだけか。
てかさ、魔法とか無いわけ?
龍っぽい魔法ってないかな〜
俺が使いたい魔法でもいいな。
やっぱカッコよさそうな『火魔法』とか?
『スキル『火魔法LV1』はスキルポイント200で獲得できます』
ふぁっ!?
誰だ!?
シーン………………
嘘だろ!?
なんか女の機械音声が頭の中に響いてきたぜ。
やっぱ、そういう世界なんだろうな。
スキルポイントだっけ?
それとスキルを交換したするんだよな?
たぶんそうだろうな。
勘だけどな。
でだ、スキルポイントってどんぐらい持ってったっけ?
・〜・〜・〜・
うん。
0だった。
どうやって、スキルポイントやらはゲットするんだい?
まあいっか。
そのうちゲット出来るでしょ。
「シャァーー!」
とかなんとか言ってたら、変な蛇みたいな魔物いるわ。
物陰からササッと鑑定だ!
――――――――――――――――――
種族名 グレータースネーク LV4 名前 なし
ステータス
HP:88/120(緑)
MP:100/150(青)
SP:97/200(黄)
SP:20/150(赤)
平均攻撃能力:300
平均防御能力:200
平均魔法能力:90
平均抵抗能力:280
平均速度能力:250
スキル 『毒牙LV5』『龍鱗LV1』『暗視LV7』『熱感知LV4』
『毒耐性LV5』
スキルポイント 120
称号 なし
――――――――――――――――――
人を丸呑みにもできそうなほどの巨大な蛇だな。
てか、あいつ弱ってね?
ステータスめっちゃ下がってるわ。
どうしてだ?
「こっち来ないで!」
あんれ〜?
如何にも「現在進行系で襲われてる金髪碧眼の少女」がいるではないか!
これ来たわ。
俺の時代やわ。
俺の『ヒロイン』!
ちょっと華麗に助けてあげよう。
この『王子様』がね!
(※ただの陰キャの
なんか、イライラするけどいいや。
まずは助けなければ!
「こっち来ないでよ!やめて!」
「シャァーー!!!」
蛇野郎め!
俺の『ヒロイン』に傷つけんじゃねえ!
「ウガァァーーーー!(てめぇ、ぶち◯すーー!!)」
「へ?」
ジャキン!!!!
ズバッ!
ふっ。
こんな雑魚、俺の『ドラゴンクロー』で八つ裂きだぜ……
決まった。
『条件を満たしました。スキル『鋭爪LV1』を獲得しました』
『スキルポイントを入手しました』
おっ。
スキルポイント、ゲットしたぜ。
これで、スキルと引き換えるわけか。
うむ。
なかなか面白い仕組みだな。
「スキルポイントって、レベル上がった時とかでもゲットできますよ」
へぇ〜、そうなんだ。
…………え?
今の誰?
「さっきは、助けてくれてありがとうございました」
さっき?
って、俺の『ヒロイン候補(仮)』の金髪碧眼美少女じゃないか!?
どうして、俺の思考を。
ぜひ『★』『♡』『コメント』よろしくお願いします!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます