EP06-漆:刻印の悪魔


 俺を包んでいた白銀のよろい


 それが音もなく崩れ去っていく。何度もきわどい攻撃を防いでくれたんだから、きっと仕方ない。


 荒くなった息も整わないまま、けれど口元がゆるんでいくのがわかる。


 そうだ。幸せに生きる市民をおびやかす悪党をついにこの手で捕まえる日が来たんだ。


 不意に拍手の音が耳へ入り込む。どこまでも白いこの空間が、徐々にその音に埋め尽くされていく。


「いやはや、素晴らしい奮闘でしたね……大神おおがみ正仁まさひと刑事」


早乙女さおとめ……?」


 背後の自動ドアから現れたのは、早乙女さおとめ歩生明あるふぁ。最初こそ、いけ好かない奴だと思っていたけれど。この最高の力と舞台を準備して、俺に与えてくれた良い仲間だ。


 それなのに、なんでだ。背筋が凍っていくような錯覚と、マグマみたいに噴き出す汗が止まらなくなって。


「ふむ……まだ動ける可能性がありますね。今のうちに不安の種は除去しましょう」


 ぱちんと指を鳴らすのが視えた瞬間。


 白い稲妻いなずま


 天井から降り注いだそれらが、仰向あおむけに倒れている被疑者の手足を貫いて。あふれ出す赤黒い血の色を強調するように突き刺さった何か。それが、剣や槍のような形をしていることに気付く。


「おい、確かに危険な容疑者だけど、そこまでする必要ないだろ。上には水早みはやさんたちも来てるんだし……」


「水早刑事たちなら、いませんよ?」


「は?」


 意味が分からなくてき返す。作戦通りなら、誘導された赤マフラーを俺がここで叩いて、動けなくなったところを待機している刑事たちで取り押さえる手筈てはずで。


「彼らなら別の建物を張っていますよ。私が流した嘘の情報を信じ切って、ね?」


「何を言って……」


「そろそろ時間ですかね」


 言葉を聞き終える寸前、息が止まる。ぐらついた足が体重を支え切れずに、床へと一直線に雪崩なだれれ込む。強い振動を感じ取ったせいか、頭もうまく働かない。


 何が起きているのか理解できない俺の横に、そいつはそっと歩いてきて。


「いやはや、父親と違って扱いやすくて助かりました。貴方あなたの肉体だけは有用性がありましたから」


 投げかけられた言葉の意味が、うまく呑み込めない。父親って、誰のだ。


「七年前のあの日、邪魔立てさえしてこなければ、死ぬこともなかったでしょうに」


 俺の腰に巻き付いたベルトに手を掛けながら、あきれたような笑い声。


「一度に四人も助け出すことができると、どうして思ったんでしょうね? それもたった一人で乗り込んで。あの場には〈ゲノム・チルドレン〉が三人もいることを知らなかったのか、それとも我々の存在などデマだと思っていたのか……」


 聞こえてくる言葉一つ一つの意味を正確に把握できないのに。それでもこいつが言いたいことが何となく伝わってくる。


 こいつ、死んだ親父を知っていて、バカにしている。


「ふむ……ベルトの状態は、まあまあってところですかね。いや、〈当たり〉にもなれないゴミ同然の身体でよくぞここまで頑張ってくれたとめてあげるべきでしょうか?」


「ぅぐ……⁉」


 無造作に蹴り飛ばされた俺の鳩尾みぞおち。転がされて、うつ伏せになって。力の入らない手足が痙攣けいれんする感覚だけを味わいながら、それでも視線だけは何とか向け続けて。


 こいつには、どうしても訊かなきゃならないことがある。


「お前は、誰だ……?」


「はい?」


 不思議そうに眉間みけんにシワを作って、俺の方に向き直ったそいつに。


「お前が早乙女なわけがない……お前は誰だ……!」


 動けない身体の分だけ、大きく開いた口で叫ぶ。


 本物の警察官がこんなことをするわけがない。きっと早乙女に化けたテロリストの仲間に違いない。


 だが目の前のそいつは。


「ぷっ……ふふ、ふはは、あはははは‼」


 大声で笑いだした。まるで必死にこらえていたのに、あまりに面白いジョークでも聞いてしまったような反応で。


「何が……おかしい……!」


「笑うなって方が無理でしょう? まさか私が偽物、あるいは誰かに操られていると? 私に操られていたのは、貴方だったというのに?」


「は……?」


 れ出した自分の声が、あまりに情けなくて。


「私からの情報には素直にうなずいて。隠蔽いんぺいしたデータなど気付きもしない。そもそも、目のかたきにしていた赤マフラーがどうして事件現場にいたのか、それさえ理解できていない時点でお笑いぐさだ」


 背に載せられた足がぐりぐりと骨をきしませる。抵抗しようにも、もう身体に力が入らない。ただ眼鏡の奥で赤々と光るたのしげな瞳をにらむしかできなくて。


「五月に爆破された病院……あそこの院長に〈コア・リンクシステム〉の実験をしてもらいましてね。〈コア〉を持たない人間の肉体を、一般枠の〈実験体〉がどこまで制御できるのか。結果は自爆、被験者にした患者たちは全滅。ふん、無様ですよね?」


 目をくほどの衝撃が走る。


 今こいつが話しているのは、百人も死んだあの事件のことなのか。爆破に巻き込まれて死んだと思っていた院長が黒幕だった、とでも。


「それにしても。母親共々死んでいれば幸せだったはずの少女を連れ出すなんて、愚かなことを。罪滅ぼしのつもりだったんでしょうかね?」


 奴があごで示した先には、倒れたままのテロリスト。


 人質にするために捕まえていたわけじゃない、と。まさか、ただあの現場で焼き殺される危機から救うためにやった、と。それこそ、あの場で娘の名を叫んだ父親に返してやるために動いていた、とでも……。


「てめぇ……そのことを知っていて、黙って……ぐっ⁉」


わずらわしく騒がないで下さいよ。その声、耳障りで大嫌いなんですから」


 背骨が割れるような痛みに声も出せない。燃えるような怒りの炎が、絶対的な力の差という現実にし潰されていく。


「そもそも七年前、大神おおがみ義仁よしひとが余計なことをしなければ、こんな面倒な計画にシフトする必要はなかったのに……酷い話ですよ、まったく」


 吐き捨てるような言い方の中に組み込まれた文言に、違和感を覚える。


 さっきもそうだが、こいつは親父のことを言っている節がある。こいつが警察に来る前に死んでいるんだから、面識だってないはずなのに。


 いや待て。まさかそんなことって……。


「おや、その反応。やっと気付きましたか? 誰が大神義仁を殺したのか」


「お前……が……⁉」


 肯定するように口角を上げた顔が、とても人間のそれには見えなくて。


「因果応報だとは思いませんか? こちらの大事な実験中に割り込んでくるなんて無粋ぶすいの極み。おまけに彼の放った銃声で混乱した被験者が、暴走して爆発を引き起こしたせいでこちらも貴重な同胞をうしなったのですから。まったく、返しきれない借りですよ……ね!」


 踏みつける足に力が増していく。


 こいつは悪魔なのか。こんな非道、人の心を売り払った死神そのものじゃないか。


 つまり、こんな奴の為に、親父は死んだっていうのかよ。


「またその眼ですか。そういうところ、父親そっくりだ」


「ぐ……ぁあ⁉」


 たまらず悲鳴をあげてしまう。


 どこからか現れた真っ白な剣が、まるで魔法のようで。けれど、それが俺の左手の甲に突き立てられた瞬間にあふれ出す血の赤色が、現実を突きつけてくる。


「貴方の父親にできなかった仕返しの分、たっぷり遊んであげようと思っていたんですが……もっと良い表情を見せてくれなくちゃ……ねぇ!」


 甲から手首へと無理矢理に動かされる剣先。肉を引き裂き、骨にひびを入れ、神経を壊していく感触。今まで聞いたこともない苦悶くもんの声が、自分の口から吐き出されているなんて信じたくなかった。


「ほら、どうしたんですか? 痛いでしょう? 苦しいでしょう? もっと叫んで、私を興じさせてください……よ‼」


 血管を走る体液を全て燃やすような激痛。奥歯が砕けるんじゃないかと思うほどに力を込めても、耐えることもできずに嗚咽おえつらすしかなくて。


「簡単には殺しませんよ? さっき投与したお薬のおかげで、この程度の苦痛には耐えられるでしょうが。殺してくださいと懇願こんがんするくらいまでは頑張ってくださいね?」


 押し寄せる痛みが、止めなく脳みそをかき乱す。身体の奥底の生存本能が、逃がしてくれと叫ぶのが聞こえてくるようで。


 それでも。


「負けねぇ……」


 不自然だと言わんばかりにのぞき込んでくるその瞳を。


「お前が……黒幕なら……ぜってぇ、逮捕する……!」


 にらみつける。


 殺してくれなんて死んでも言わないという覚悟を示すために。


 警察官が悪を憎む心。そこから始まる行動こそが犯罪への抑止。親父が教えてくれた刑事のプライドは、俺の中に生きている。


 なら絶対に負けない。負けちゃいけないんだ。せめて俺の心だけは。


「その眼……親子そろって、本当に腹が立つ……!」


 さっきまでの余裕が消えていくのがわかる。親父と似ているって言葉は、今の俺にとって最強の武器だ。親父の教えが俺の目から伝わっているってことなんだからな。


「おっと……、いけない♪ そろそろ熟成する時間でしたね」


 思い出したように笑みを取り戻し、振り返った奴の視線の先を追う。そこには、さっき戦闘の最中に降ってきたカプセル。


 古いSF映画みたいな音を立てて開いた機械の棺。その中から立ち上がったのは、黒いドレスに身を包んだ女のシルエット。


 その顔が見えた瞬間、心臓が止まりかける。


慈乃めぐの……?」


 幼馴染おさななじみがそこにいた。


 けれど、それまで見たこともないような、うつろな瞳に無感動な表情。よく似せて作った人形と言った方がまだ納得ができる。


「呼んでも無駄ですよ。彼女に仕込んだ種、構築したのは〈ジェミニ〉ですが、使っているのは私の〈コア〉から生成したナノマシン。刻印となって定着した種がある以上、主である私には逆らえませんからね……ふふふ」


 理屈なんかわからない。種だの刻印だの、そんなのより頭に響いたのは、逆らえないという言葉だけで。


「慈乃は、関係ねぇだろ……⁉」


「言いましたよ? 七年前、あの現場にいたと。むしろ彼女こそ、この舞台の主役だ」


 突っ立ったまま動こうとしない幼馴染。


 そんな姿を見つめながら、俺から奪い取ったベルトを慈乃の腰に巻き付ける悪魔。おもむろに広げた両手は、まるで天をあおぐようで。


「ミッションコード……変身!」


 高らかに宣言すると同時、奴の身体が白い霧に包まれる。そこから姿を現すのは、白いマントの骸骨がいこつ


 思い出されるのは、六月の事件現場。ホテルの最上階付近で、赤マフラーと争っていたという相手の容姿と重なっていく。


 だとしたら、あの時もこいつは誰かを傷つけていたのか。そうして思い当たる相手は、たった一人。俺と慈乃にとって小さい頃に面倒を見た少女で。


姫澄きすみも、お前が……⁉」


「ふふ、殺したのは赤マフラーですよ。脳に〈コア〉を与えて、生きる道を示したのは私ですがね」


 髑髏どくろの仮面の下で見え隠れする薄ら笑いに、俺の心が凍り付く。


「彼女、他人が求めるものを感じ取る力にはけていました。それを有効活用して、自分の思い通りに相手を動かせない時点で生ゴミ以下ですが」


「ふざけんな……! 姫澄は……姫澄は……‼」


「いいじゃないですか。彼女は失敗作だったのですから」


「失敗……?」


 困惑する俺の顔を見て何を思ったのか、マントを揺らして笑う悪魔。


「知りませんでしたか? 彼女は人工的に造られた存在。我々〈ゲノム・チルドレン〉を複製しようとしたのでしょうね。でも、できなかった。神の恩恵を受けていない脆弱ぜいじゃくな遺伝子では、私たちを再現することなど不可能だったわけだ」


 わからない言葉が多すぎる。


 人工物? あの子が? 小さい頃は笑ってくれないって困ることは多かったけど。そんなの、普通の子どもだってあるだろ。


「劣悪な遺伝子しか持てず、我々に保護されるまでは命を狙われ、果てには寺嶋てらしま夫妻の愛情もないネグレクト! 可哀想かわいそうでしょう? だから死をもって救ってあげようとしたら、うまく私の〈実験〉と合致しましてね。あとは貴方の知る通りの結末……ふふふ」


「てめぇ……てめぇ……‼」


 叫ぶしかなかった。立ち上がれないことをこんなに呪ったこともない。許せない気持ちがあふれても、睨みつけるしかないなんて。


「それに比べて、彼女は素晴らしい!」


 動けない幼馴染の髪にほおずりする悪党の姿と、そのケラケラ笑う声に身をよじる。


 内側で侵食する薬品の力と、手足を貫かれた痛みに阻まれて進めない。


「では御覧ごらんいただきましょう、彼女の晴れ舞台を! ミッションコード……洗礼‼」


 とどろくのは、さっき以上に歓喜に満ちた咆哮ほうこう


 瞬間。


 声にならない悲鳴で震える唇。


 黒いレースの端々から覗く幼馴染の肌が、雪のような色へと染まっていく。白粉おしろいなんかじゃない。まるでペンキでも塗りたくったような、そんな不自然さ。


「思った通りだ。生き残った彼女は大事に種を育ててくれた! 御覧なさい、この純白さ! 人工的とはいえ、ここまでのアルビノ化を見せてくれたのは彼女が初めてだ‼」


 起きていることの詳しい部分は何一つとしてわからない。だが、この怪物がやっていることが慈乃を苦しめていることだけはわかる。ぴくりとも動けないその顔ににじむ痛みの感情だけは、読み取れるから。


 右の拳に力をめる。左腕は使い物にならないとしても、ここで立たなくてどうすんだよ。今、あいつを止められるのは、俺だけじゃないか。


 そう思った途端に……。


「ぁ……ぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉」


 右足に走るのは、さっきと近い痛覚の暴走。左手で味わったダメージの何倍もの苦痛が電気信号になって脳をかき回してくる。


「観客は黙って見ていてくださいよ」


 ふくらはぎの部分に、何か鋭いものが打ち込まれたことは間違いない。奴の手に現れた細長いものが猟銃りょうじゅうらしいことには気付いたが、もう手遅れだった。


「め……ぐの……」


 伸ばした右手が、届かない。


 痛みのせいか、視界がぼやける。涙なんかに邪魔されている場合じゃないのに。慈乃の姿がどんどんかすんでいく。


「おや、貴方が泣いているからですかね。彼女もつられて泣いているじゃないですか? ああ、お可哀想に。ふふふ、涙まで美味しそうだ……」


 ぼやけた輪郭りんかくでも、骸骨がいこつの口から伸びた舌が慈乃の頬に触れるのがわかる。


甘美かんびだ……ほんの少しめただけで私の〈コア〉がよろこびにもだえている! このまま爪先から髪の一本一本に至るまでアルビノ化した彼女の身体を喰らったならば、いったいどれほどの力か! 想像するだけで胸が高鳴りますねぇ‼」


 動けよ。俺の身体だろ。動いてくれよ、頼むから。


 こんな悪党が笑っているってのに、幸せに笑っていてほしい人が泣いているなんて、ダメだ。


「私の邪魔をした大神義仁の息子が、私の欲した最強のシステムに必要なデータ集めをしてくれて。おまけに父親が救った女を、私の手中に収める手伝いまでしてくれた!」


 今頃になって気付く。


 まだ慈乃に言ってないことがあるんだ。初めて会ったあの日から、思っていて。今になって自覚できた、大事なこと。


 一緒になってバカな言い合いしているだけで、楽しくて。つらくなった時には必ず思い出す顔で。親父が息を引き取った時、慈乃の吐息の温かさにどれだけ救われたか。


 ああ、こんな単純なことに何で今まで気付けなかったのか。


 俺、こんなにも慈乃が好きだったんだ。


「大神正仁……貴方はゆっくりと死体にしてあげます。彼女の死を目の当たりにして。私の創り出す最強のシステムで赤マフラーをぐちゃぐちゃにした後。刻み込まれた鮮烈な恐怖と絶望が色褪いろあせないよう、骨にもコーティングをしてあげますからね……!」


 胸の中で込み上げた気持ちなんて知りもしない眼前の死神が笑う。


 もうたくさんだ。俺の前で誰かが死ぬのなんて、これ以上、見たくなかったのに。


 動けよ、くそったれ……!


「さて、七年もお預けだったんですから。彼女の味見もしたいですね……そうだ♪ 君たちは婚姻こんいんの時に左手の薬指に指輪をめるでしょう? なら、永遠に私のモノになった記念に、そこから喰らってあげましょう」


 掴んだ細い手、その四つ目の指を舐めるのが見えて。


「やめ……ろ……⁉」


 神様、いるんなら出てきてくれよ。


 俺の全部を差し出しても良い。俺の一番大事な人を助けてくれるなら、どんな死に方でも受け入れる。もう二度と慈乃に会えなくなったって構わない。


 だから頼むよ。


 俺の大切な人を奪わないでくれよ。




SPIDERスパイダー……Exterminationエクスターミネイション




 一瞬の閃光。


 それが何かを知る前に、聞こえたのは悪魔の怒声。


「目が……目がぁぁぁ……⁉」


 大きくってひるがえったマントが慈乃から離れていく。よろめく身体で周囲を見回している姿はどうしようもなく焦っているようで。


「まさか……そんな……⁉」


 その視線の先。


 ぽたぽたと垂れる血の色よりも濃い赤色のマフラーが、ふらふらと立ち上がる主人の首元で、はためいて。


「そんな馬鹿な……あの〈コア〉の損傷で、立ち上がるなんて……⁉」


終止符ピリオドだ」


 狼狽うろたえる悪魔の声をさえぎったのは、男の声。


 鋭い刃のようで、それでいて荒れ狂う獣のような、芯の強さを感じる声。


 見ればボロボロになった銀の仮面。その口元に噴き出した血をしたたらせながら。


 それでも、そいつは立っていた。


「早乙女歩生明、いや〈ネクロ〉……」


 まるで本物の死神のように。


「お前を殺す」

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