第4話 つかさからの依頼

 つかさに入らなくなってから、その店にもいくのをやめた。だから、つかさが、そのあといつ頃までその店にいたのかは分からなかったが、少なくとも、あれから数年経っているのだから、同じ店にはいないだろうと思っていた。

 ただ、風俗を続けているという思いは、半々だった。

「結婚したかも知れない」

 という思いはさらに薄い可能性で、ほぼ、そうではないと思っていた。

 彼女と一緒にいる時は、

「これが、彼女の天職なのではないか?」

 という思いがあった。

 それが、風俗嬢に感じている、

「アイドル」

 という感覚に一番近かったからだろう。

 そういう意味で、彼女は、

「この場所で輝いていた」

 と思っている。

 それは、もちろん、お気に入りとしての贔屓目もあったり、何と言っても、自分の最初の相手なのだから、そう感じたいというのも、当たり前のことだった。

 だが、一緒にいる時でも

「この人は、自分以外を相手する時も、同じように輝いているんだろうな?」

 と思うと。男としての独占欲と、支配欲のようなものが邪魔をするのか、どこか、嫉妬を感じる自分がいることを分かっていたのだ。

 ただ、その支配欲は、自分の彼女ができた時とは違っていた。

 付き合っていた彼女に対しては。どのような感情だったのか、その時は感じていたのだろうが、別れてしまうと、急にその感情が薄れていって。完全に消えてしまったかのように思えたのだった。

 3度、普通のお付き合いをしたが、その中で。

「結婚してもいい」

 と思える人は一人もいなかった。

 いや、それよりも、草薙は、

「結婚したい」

 という気持ちは毛頭なく、逆に相手が結婚をちらつかせたりすると、急に冷めたのではないかと思えた。

 幸いにも3人とも、結婚をちらつかせることはなかったので、そういう意味では、よかったのかも知れない。

 しかし、本心から結婚を望まなかったのかというと、相手にしても、草薙にしても、分からないところであろう。

 草薙は、その間でも、風俗通いをしていた。

 風俗に求めるものは、最初と変わっているわけではない。確かに、身体の関係であり、

「時間をお金で買っている」

 という意識があるので、草薙は、彼女がいても、別に風俗に通うことに対して、罪悪感を感じることはなかった。

 最初は、相手がつかさだとは知らなかったので、

「はじめまして」

 というところから始めた。

 つかさの方も、彼のことを最初は分からなかったようだ。しかし、お互いに性的なくせが変わるはずもなく、お互いに分かってきたことで、名乗り合ったというわけだ。

 ただ正直、草薙の方は、最初から、

「ひょっとして」

 という思いがあった。

「意外と男の方が覚えているものなのか?」

 とも思ったが、相手は商売、一日に自分以外の男とも。と思うと、当たり前のことではあった。

 ただ、

「俺は、彼女にとって特別だ」

 という思いが強く、それが男にとっての、変なプライドのようなものではないかと感じるのだった。

 ただ、元々、風俗というのは、ある意味、感情が籠っているのかいないのか、微妙に感じることがあった。

 だが、結論としては、

「彼女とつき合うよりも、俺にとっては、感情移入があるのかも知れないな」

 と感じた。

「後腐れがない」

 というのが、本音なのかも知れない。

「女性を好きになるというのがどういうことなのか?」

 と、考えるが、やはり、

「気持ちと肉体とは、切り離して考えてしまう」

 というところがある。

 しかし、気持ちからであっても、身体からであっても、求め合ってしまうと、もう一つも欲したくなるのが、男というもので、それが欲なのだろうと感じるのだった。

 ただ、それは、男性側だけではなく、むしろ、女性の方が強いのではないかと感じた。

 それは、つき合った彼女たちと、風俗嬢との間に感じる、

「温度差」

 があったからだ。

 正直、草薙は、

「風俗嬢の方が暖かく感じられる」

 と思っていた。

 結婚適齢期に、女性と付き合うと、口には出さないが、どこか、

「結婚」

 という二文字が後ろで蠢いているような気がする。

 無言の圧力のようなものを感じ、それを感じると、とたんに冷めてしまい、こちらから、別れを告げるか、相手に嫌気をささせて、相手に、別れを切り出させるという、姑息な手段を使ったこともあった。

 そもそも、二人だけの関係なので、どちらから別れを切り出そうと、まわりには関係ないのだ。それでも相手に別れを切り出させるというのは、二人目の女が、そのような露骨な手段を使ったことで、

「俺がやってもいいんだ」

 と感じるようになったのだった。

 草薙という男は、女性に対して、別にフェミニストというわけでもないが、女性に気を遣うということは、結構考えている方だと思う。

 その感情は、風俗嬢を相手にしているから感じることで、

「やっぱり、彼女たちって、アイドルなんだよな」

 と思うと、

「彼女たちを応援したくなるよな」

 と感じた。

 時々、風俗サイトの中で、年に一度くらい、都道府県内対抗で、お店からエントリーをさせて、ソープ部門、デリヘル部門などと言った部門別にランキングをつけるという、一種のイベントがあったりするが、普段のそういうことには興味を一切示さない草薙だったが、風俗ランキングに関しては。結構意識していたりする。

 それだけ、風俗嬢をアイドルのように見ていたということであろう。

 だが、その時も、写真だけだからなのかも知れないが、つかさを見つけることはできなかったのだ。

 もちろん、他の客全員が、彼女たちを、そんなアイドルのように見ているわけではないだろう。しかし、かなりの数が彼女たちをアイドルとして見ているかということは、コンテストへの応募者で分かるというものだ。

 もっとも、応募者の中から、1時間無料券などの抽選があるのだから、何も損をすることのない客が、応募しようと思うのは当然のことであろう。

 人気のある嬢は結構いて、特に店では、

「推している」

 という嬢がいたりするので、本当に人気がある嬢と、店が推す嬢で違っていたりするので、結果が発表されて、意外に思う客もいるだろう、

 そういう意味で、こういうコンクールは、

「客側の目」

 というのも見れるので、ある意味、客にとってもありがたいのではないだろうか。

 特に、店が決めたランカーの順位によって、指名料が変わってきたりするので、客には切実な問題だったりする。

 これはもちろん、一部の店であるが、さすがにそういう露骨な店は少ないだろう。

 それでも、指名料が高くても、それでも客が予約するのが、ランカーたるゆえんであろう。

 人気がある女の子がいいか、それとも、自分の第一印象を信じるか、それも客それぞれであった。

 つかさは、名前を、

「りな」

 と改めていた。

 しかし、草薙にとっては、つかさであったので、普段は、りなという名で本でいたが、小部屋で二人きりになった時は、つかさと呼ぶようにしたのだった。

「僕はそうしたいんだけど、それでいいかい?」

 というと、つかさの方も、

「もちろん、いいわよ」

 といってくれた。

 本当は、名前が違うということを理由に、

「どうして店を変わったんだい?」

 と聞きたかったのだが、それを聞いてしまうと、

「どうして自分が、急につかさに入らなくなったか?」

 という理由を話さなければいけない。

「聞きたい」

 という思いよりも、

「言いたくない」

 という思いの方が強かったので、草薙としては、聴くわけにはいかなかったのだ。

 草薙が

「どうしてつかさのところに行かなくなったのか?」

 それは、前述もしておいたが、正直なところ、

「飽きがきた」

 からだった。

 その飽きは身体に対してであった。

 最初あれだけ、

「身体の相性はバッチリだ」

 と思っていたはずなのに、どこがどうして、飽きてしまうということになったのか、自分でもハッキリと分からなかった。

 だが、来てしまった飽きはどうすることもできない。

「同じ店で他の子に入ろうか?」

 とも思ったが、ネット予約をする以上、店側に

「今まで、ずっとつかさを指名してきた男だ」

 ということが分かってしまう。

 もっとも、電話予約をする場合も同じで、結局、ケイタイ番号が相手に登録されているので、同じことだった。

 しかも、この店では、ネット予約をすると、まず店から電話がかかってくることになっている。そこで本人確認が行われ、予約がようやく確定することになる。さらには、その日のドタキャンがないように、予約時間の1時間くらい前に電話を入れなければいけないシステムになっているのだ。

 正直、女の子の

「当欠」

 など、日常茶飯事の、

「風俗あるある」

 なくせに、店側からは、客の予約管理されるというのは、客側からすれば、納得がいかない。

「金を払っているのは、こっちなんだぞ。しかも、はした金ではない。サラリーマンとしては、1カ月のお小遣いに匹敵するくらいの額になるのは当たり前」

 といってもいいだろう。

 そういう意味で、草薙が店を変えるということには、かなりの勇気がいった。

 というのも、この店は先輩から教えてもらったお店であるということ、正直、先輩からの繋がりがあって、スタッフの対応もよかった。

 それだけ先輩が、この店でいい態度をとってきたということなのだろう。

 つかさの評価もかなりよかった。さらにつかさがいうには、

「あの先輩は、結構他の女の子にも入っていて、その女の子たちの評判も上々なのよ。だから、評判もよくて、女の子に評判のいい客というのは、同じくらいにスタッフからも人気があるみたいなのよね。要するに、逆に言えば、嬢に人気のない客はスタッフからも嫌われているというわけで、下手をすると、社会的にも嫌われものじゃないかとも思ったりしているわ」

 といっていたのだ。

 その先輩というのは、実はその店以外にも数軒、馴染みの店があるようだった。

 これは、自分から話してくれたことであり、

「最初に風俗遊びをするようになった時、馴染みの店を見つけたいと思って、結構たくさんの店に行ったものだよ。その中で総合的に考えて、今通っている店に絞った感じかな?」

 といっていた。

「何軒くらいが、今のお気に入りなんですか?」

 と聞くと、

「そうだな。3,4軒かな? 店によって、個性が違ったり、コンセプトが違ったりするから、自分に合っているところに行けばいいのさ」

 というのだった。

 その割に先輩が通っている店のコンセプトはバラバラで、

「恋人イチャイチャ系」

 の店もあれば、

「マット専門店のような、テクニック重視」

 という店もあったり、

「妖艶な、人妻系」

 のお店があったりと、それも先輩の個性なのだろう。

「俺はそれぞれの店で、個性が違うからな。ひょっとすると、二重人格だと思われるかも知れないくらいさ。Sになったり、甘えてみたり、あるいは、相手を気持ちよくさせることに徹する店もある。もっとも、女の子によると言ってもいいかも知れないけどな」

 といって笑っていた。

 実に先輩らしい考え方だった。

 先輩にとって、風俗とは何かということを聞いたことがあったが、

「俺にとっては、皆自分の彼女のようなものだと思っていて、店のスタッフとも仲良くしたいと考える方なんだ。そうしておけば、居心地はいいしね。でも、ほとんどの風俗客というのは、まるでオタクのように、自分の殻に閉じこもっているだろう? だから余計に、風俗に来る連中は、皆女にモテないから来ているんだって思われるのは、正直心外なんだよな。女の子だって、せっかく来てくれるなら、その時間だけでも恋人と一緒にいるんだって思わないと、自己嫌悪に陥るかも知れないだろう? お金のためだけに、こんなことしているんだって思うと、女の子だって、病んでしまわないとも限らないよな?」

 というのだった。

 先輩のいうことには一理あった。

 風俗を楽しむというのは、その人それぞれにいろいろある。

 確かに、

「彼女ができない」

 という人もいれば、

「いろいろな女の子と一緒にいたりして、癒されたい」

 という思い。

 ただ、そこに金が絡んでいるので、風俗を利用しない人からは、まるで、

「売春」

 というイメージで見られ、女の子をも、偏見で見る人もいるだろう。

 ただ、それも、その人が自分で勝手に思うだけなら、それを否定してはいけないとも思うが、そのあたりの解釈も難しいところなのであろう。

 つかさと再会してから、またつかさに通うようになった。まだその店に、他にお気に入りに感じた女の子がいなかったのは幸いだったかも知れない。

 もし。他にお気に入りの女の子がいれば、それぞれに気まずかっただろうから、少しの間、この店と距離を取ったかも知れない。

 草薙という男はそういう変なところがあった。

「変な気を遣うところと言ってもいいだろう」

 そんな草薙だったが、つかさに対しては、他の女の子とは一線を画していた。

「まるで、かつての恋人」

 という感じである。

 少なくとも、自分の

「筆おろしをしてくれた相手」

 ということで、そこに他の女の子との差があっても、それは当たり前のことである、

 だが、それだけではなかった。

 もし、その後の再会がなければ、つかさに対しては、

「初恋の相手」

 あるいは、

「初めてつき合った女性」

 という、風俗嬢に対してのイメージとは違う感覚で、ある意味、神格化された存在で残ったかも知れないのだ。

 そういう意味で、

「再会したくはなかった」

 という気持ちも若干ないでもなかったが、実際に再会してしまうと、素直に嬉しいという気持ちが強く、やはり、それ以上の気持ちが湧いてくるのも当たり前だというものだ。

 つかさに入るようになって、彼女が、

「最初に出会った、数年前とは違うな」

 と感じた。

 それが、本当に月日の流れによるものなのか、それとも、年齢を重ねたことでの、感覚なのか。

 これらは、気持ち的なものが、自然の時間の経過というもので、想像できるものを、証明しているような感覚だが、そうではないような気がする。

 お互いに離れていた数年間、自分が過ごしてきた数年間、そして自分が知らない、つかさの数年間。それぞれが、絡み合って、プラスマイナスを繰り返しながら、時間を刻んできたことで生まれた距離なのではないかとおもうのだった。

 つかさは時々、一人で考え込むことがあった。少なくとも、昔のつかさにはなかったことだ。

 そんなつかさを見ていると、以前の、絶対的な立場。つまり、

「つかさに育てられている」

 という、まるで母親と子供のような関係の中では、つかさが一人で考え込むなどということはなかった。

 たえず、自分を見てくれ、その表情に安心していたの頃のウブだった草薙、明らかに草薙自身も、あの頃とは違っていたのだ。

 そんなつかさが、何かの悩みを抱いているのではないかと思ったが、さすがにプライベイトなことに口出しをしてはいけないと思った。

 そのことを最初に教えてくれたのは、つかさ自身であり、

「こういうところの女の子は、お客さんから、いろいろ詮索されるのを嫌う子が多いから、他の女の子に入った時も、あまり詮索したり、相手に、上から目線で話していると思わせない方がいいわよ。そうしないと、塩対応されて、結局自分が損をする」

「そんなものなんですか?」

「ええ、そうね。年上から言われると、それこそ、親や先生からの説教に思えるし、逆に年下から言われると、上から目線に見えて、言葉の重みも何もないので、完全に、右から左に受け流すという感じでしょうね」

 とつかさは言った。

 今でこそ、

「なるほど」

 と思うが、最初の頃は、

「理屈は分かるつもりなんだけど、本当のところは、ピンとこないというところなのだろうか?」

 と感じていた。

 つかさと、一緒にいる時間も、最初の頃は、90分であれば、時間の感覚は、

「その通りだ」

 と、さほど、実際と感覚に差はなかったのだが、今では、

「前よりも、感覚的に早い気がする」

 と思うのだった。

 以前は、時間の感覚をコントロールできる感覚ではなかったが、今では、時間をコントロールできる気がしてきた。

 だから、感覚を自由に操れると思うようになったせいで、今度は、

「受け身の時間」

 という、お部屋での時間というものが、それだけ、普段の時間とは違った独特なものだという感覚になるので、その分、余計に感覚が狂っていることに気づかなかったりする。

 それだけ、

「操ることができる」

 という気持ちが、さらなる傲慢さのようなものを生んでいるのではないかと感じるのだった。

 そんな中で、つかさが、自分の殻に閉じこもる時間があると思うと、さらに、時間の感覚に差ができてくる。

 つかさとしては、一瞬のつもりであり、実際にも一瞬だったのかも知れないが、区参議としては、

「一瞬などという言葉で片付けられるものではない」

 と言えるのだった。

 つかさとの再会まで、他のお店の女の子とは、やはり、最初のつかさの時のように、

「身体に飽きがきてしまった」

 ということで、ジプシーのように、また別の店に通うようになる。

 別に気を遣う必要はないのだろうが、飽きが来てしまった時、

「もし、彼女たちが彼女という立場だったら、どうなんだろうな?」

 と感じた。

 草薙は、女の子と恋人のような付き合いをしたのは、一度だけだった。

 あれは、二十歳になる少し前くらいだったが、友達と呑みに行ったスナックに来ていた女の子だったが、相手も二人組で、自分の友達と、彼女の友達が、知り合いだったということで、意気投合し、まるで合コンのように、話が弾んだ時のことだった。

 まわりが気を遣ってくれたおかげで。うまく付き合えるようになったのはよかったと思う。

 三か月もしないうちに、草薙はめでたく、

「素人童貞」

 を卒業することができた。

 もちろん、彼女も草薙のことを童貞だとは思っていないし、彼女自身も、処女ではなかった。

 しかし、さすがに、草薙が、

「素人童貞」

 だったとは知らないだろう。

 ただ、一度身体を重ねたことで、いずれやってくるであろう、

「肉体的な飽き」

 というものを、ずっと意識するようになり、初めて身体を重ねてから、二か月ほどで、すでに飽きが来てしまったのだ。

 そんな時、鬱状態に陥ってしまった。

「飽きが来てしまった肉体」

 しかし、彼女としてのその女性のことを考えると、大きなジレンマがあった。

 そのジレンマをいかに克服するかということが、いかに問題であって、考えれば考えるほど、泥沼に入り込んでしまう。

 こういうのを、

「負のスパイラル」

 というのだろうか?

 そんなことを考えていると、ジレンマがストレスになってしまい、次第に一緒にいることが、苦痛になってきた。

 いつの間にか自然消滅のような形になってしまい、相手もいつの間にか、諦めているようだった。

 ただ、これは、彼女が、

「大人だった」

 ということで、事なきを得たのかも知れない。

「飽きれば、次の女の子」

 と、風俗界で渡り歩いているような、そんな雰囲気ではない。

 おかげで、風俗界を渡り歩くことに、一抹の罪悪感のようなものがあったが、おかげで、

「俺はこのまま、一生結婚しなくてもいいんじゃないか?」

 と思うようになったのだ。

 そんな時、つかさが、何かを言いたそうにしているのを感じ、訊ねてみると、何とも恐ろしいことを口にしたのだが、正直、自分の耳を疑ったとは、このことだったのだ。

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