第九十二話 第一k─デデbバイス二イジyョウヲケンンnnンンn❾
※グロ注意
(別視点)
[猟犬に補足されました]
無機質な音とともに目の前の魔物がメキメキと音を立てる
魔物が奇声を上げ、口から舌が長く伸び纏っていた衣服が影へと変質し魔物に取り込まれる
手が前足へと足が後ろ足へ、尾は細長くなり首が伸びる
倍ほどに増えた影は燃え上がるよう意思を持ってに動き、生あるものに恐怖を与える
[転生を完了しました]
*
はいどーもー!《間》のイデアでーす
ごろーさんがコロスとかニクイなどを繰り返す悲しきモンスターになってしまったので速攻逃げ帰ってきたぜ!
《間》なので本物のイデアさんにお話を聞いてみたいと思いまーす
「これ城大丈夫?」
(間違いなく大丈夫じゃない)
「城君のことは忘れないよ」
ついでにゲイルも
「あとさ聞きたいことあるんだけどさ…研究所前であったあの女の子って奥さんのお宅のとこの子?」
(………確信は持てないが、見た目や喋り方、性格は家の子っぽいな)
「しれっとボケをスルーしないで…」
(でも姿を真似ていたりする可能性もあるだろう。だからあの話は継続してくれ……たとえ本物だとわかっていたとしても)
「しれっと無視しないで…
で、何で本物でも殺すんだよ…嬉しくないのか?生きてたんだぞ?」
(嬉しいさ…でもあの姿は魔族ではなく魔物に近い…魔物は理性がある奴らもいるが長く保てている奴は見たことがない…長くても10年…もうそろそろ理性は保てなく成るだろう。だからあの子が他人に危害を加える前に…まだ人間であるうちに…人として死んでほしいんだ…)
「いや…重い重い…熟成されたヤンデレより重い…」
なんだろうな…こいつは責任感が強いのだろうか…あくまで自分より他人優先って感じなのだろうか…?
人様に迷惑をかけない…それはとても大事なことだと思う…とてもそう思う。
「いやじゃあなんで俺を巻き込むんだよぉ!!!ぶっ殺してやろうかこの自己犠牲もどきがぁ!!!」
(君は…………ねw)
「このクソババアがぁ!!!さっさと力全部渡して消えやがれぇ!!!」
(どーどー)
「フー!フー!フー!」
(落ち着いたかな…?)
「死ねやクソババa──(現在映像が乱れております。少々お待ちください。)
𝓝𝓲𝓬𝓮 𝓫𝓸𝓪𝓽.
────
(……さぁ…話を戻そうではないか…ほら映像を出すよ)
「さっさとし(に)やがれ」
(ほいっと…)
あの時と同じ様に映像が映し出される。
なんか犬すぎない…そして全体的に細長いね…
………姿変わり過ぎじゃない…?本当にイデアの姿からこれになったの…?
「え、本当にこの映像であってる?…」
(あってるよ…多分)
「なぜに曖昧なの?お前ほぼごろーだろ?」
(なら君は自分のことを完全に理解しているのか?)
「えっと………うわーすっごいごろーさんだー」
(驚異の変わり身の速さだな…)
こんなクソババアのことは置いておいて映像見よ…
ゲイルとごろーが対峙している。
ゲイルが驚いて、言葉をはなつ
「本当に駄犬へとなったのか?事実と正論を並べられ憤怒したか?怒りに身を任せては勝ち戦も負け戦に早変わりする─カバッ…!」
(─聞き取れない奇声─)
「ガッ…バ…!ベギュ…!ヤメっ…!──────」
ひっでぇ…
ゲイルが喋り終える前にいつの間にか真後ろに移動していたごろーに首を噛まれてそのまま床に倒されたあと、喉を引きちぎられる
[【玉の厄災の使徒 ゲイル】の生成力が弱まりました]
ゲイルの胸と腹を爪で切り裂き、臓器が露出する
ゲイルからだくだくと血が吹き出し、ごろーは腸をうどんのようにすすりながら食べている
[【玉の厄災の使徒 ゲイル】の生成力が弱まりました]
その間にゲージが色々な色に点滅し、一部を黒くして止まる
[【玉の厄災の使徒 ゲイル】の生成力が弱まりました]
ごろーさんは飽きたのか、最後に心臓っぽいやつを丸呑みして寝た
ごろーさんは後でお腹が痛くならないか心配だな。生食は危ないから……
「しばらくお肉は食べれそうにないや…特にホルモン…」
(なんかすまないな……あと一応ごろーのステータス見れるけど見る?)
「おねしゃす…」
クソババアが空中で何かを触り、半透明な板を出現させ俺の方に移動させる
(それに書いてあるよ)
「じゃ見させてもらいますよー」
*
name ごろー
種族 テ■■■■スの■犬(変異種)
職業 追跡者
Lv 4506
HP 2.1G×3
MP 9.0G
STR 5100k
VIT 510k
DEX 3900k
INT 390k
AGI 9300k
MND 930k
skill
時操魔術 空間魔術 サーチ
種族特性
貴方はどこでも隅と定義できる
レイドボス属性になる(HP×3)
■■■■■■■■
■■■■■
………
……
職業特性
[サーチ]を取得する
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■■■■■■
………
……
*
なんで俺これに噛まれて平気だったん…?
*
ご愛読ありがとうございます!
もしよろしければ★★★と♡、フォローのほどをよろしくお願いします!
モチベになります!
やばめな一文があるのは気の所為…
あと確認したら六十九話でスキルレベルって書いてあったので熟練度に修正しました
魔術は魔法が熟練度MAXになり強化されたやつです
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