第七十八話ユニークモンスターとイベント㊺
(しっかしこの研究所…世界観に似合わない外観ですね)
激しい舌戦が終わったので、本題のシノ回収を決行するため研究所の出入り口の前に立つ
そういえばシノに今から王都を潰しに行くことを伝えていなかったな…チャットで伝えとくか
[(シノ…今から《王都》を落としますよ…ほらいい国落とし日和ですし!)]っと
[(いやです!!わた───)]
通話にしとこ…
で、シノは籠城する気っぽいのでちょうど試してみたかったスキルを試してみよう
[冥護]
発動すると一定時間敵からの攻撃を反射する状態になる。貫通系のスキルも反射する
この書いてあることはバリア系のやつ
たぶん研究所も敵とみなして色々反射してくれるでしょ
幻影化はもうしてるし…
[冥護]
スキルを発動すると体を青白い光が包み、なんか不気味なオーラを放ちだす…これ本当に守ってるの?俺呪われてない?
まぁ何事も挑戦なので研究所の扉を開き、中に入る
このバリアの継続時間も耐久もわからないので、全力でダッシュ──あっ…ついちゃった。
(シノ逃げれるとでも思わないでくださいね…)
「いやいやどうせここにエイダさんは入ってこれないでしょうし…当分ここで籠城といこうかな──」
シノちゃ〜ん?脅えてるのカナ〜体が震えてるヨ!
(シノ?ただで済むと思わないでくださいね)
「ナンカサッキヨリコエゴチカイキガ…」
シノがゆっくりと振り返る…
(さぁ…一緒に行きましょう?シノちゃ〜ん?)
「くぁwせdrftgyふじこlp……」
[シノがログアウトしました]
ありゃ…逃げられたか?
いやこれは気絶したから強制ログアウトされられたのか…少しやりすぎたな、戻ってきたら謝ろう…
シノが戻ってくるまで結構かかるだろうし、今日は《王都》落とすのは無理かな…多分一人だとできないこととか、シノ頼りな事もあったし…
しょうがないから今日は《サーデム》に戻って一般プレイヤーに混ざって自分の
*……*******……コツ…コツ…
─?!何か近づいてきてるな…
…コツ…コツ…
魔物でもプレイヤーでもいいように幻影化は解いておき、鎌を短剣に変形させる
…コツ…コツ…
誰かが扉の前まで来たようでゆっくりと扉が開く………が完全に開いたのにそこには誰もいな──
「おやぁ〜ここの中に私以外の人って入れる人いたんですねぇ〜…」
気配を後ろから感じた。すぐに離れ、振り返ると白衣を来た床まで付いている白髪の眼鏡女子がいた
(…いつの間に後ろに…どなたですか貴方は…)
「私のこと知らないんですかぁ〜まぁそうですよねぇ〜私ハウスに引きこもってて外に滅多に出ないですし…でも名前なら知っていると思いますよぉ〜…あぁ、あとぉ〜不思議なおしゃべりの仕方をするんですねぇ〜ちょっと後でかいぼ─検査をさせてくださいぃ〜」
よく喋るなこの人…最近よく喋るやつにあったからそいつと気が合うかもしれないな
(で、結局どなたなんです?最近ネームドキャラに会いまくってるから、どうせあなたもネームドキャラなんでしょう?)
「ネームドキャラぁ?というものはなんなのかわからないですけどぉ〜私はボツリヌストキシンといいますよぉ〜長いので皆からはボツリヌスかトキシンって呼ばれてますぅ〜不服ですけど…あと一応 《解毒館》のクランマスターですぅ〜面倒なので集まりとかは副クランマスターに押し付けてますけど…」
ほらね…
*
五月病が7月まで長引きました…すんません
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