第六十八話ユニークモンスターとイベント㉟




【永遠なる炎】

自身の残っているMPを全て消費して、狂える炎を自身に宿す。

一定時間スキルをMP消費無しで使用可能。スキルクールタイムを0にする。スキル[炎系魔術][『燃えろ』][炎ノマイ][永炎領域エーヴィヒロンド]を所得。炎系のスキルの威力上昇。発動中最大HPの5%を回復する


冥界ヲ渡リシ者でキルしたことのあるモフリ隊一号のスキルを使用する

なんでこんなスキルを持っているのかは主人公ステータスを確認しよう!


MP全消費かよ…まぁ2倍取られるはずが全消費で済んでるからいいが…


それにしてもつえぇな…ステータス上昇はないけど…まぁ[骸咆哮ガタバーロアー]を使うからあっても意味ないんだけど


[骸咆哮]


(ヴオォォーーーーン!!)


「う、五月蝿いですぅ!びっくりするから使うなら合図ぐらいしてくださぃ!」


(あ、ごめんなさい…)



これでステータスが…




*




name忿怒の炎狼 イデア

種族、職業、Lv省略

HP1510

MP1000


STR 119920

VIT 119920

DEX 119920

INT 119920

AGI 119920




*



なにこの化物ステ…全部119920って…引くわぁ…しかもVIT高すぎるから大体の攻撃1ダメだろうし…それもスキルの効果で回復するし…あっ…これ無敵ですわ


少しくらい待ってくれないものかねぇ…



[スゥゥゥゥゥ…!]


(まいどまいど後ろに回り込んで…もう対応できるから意味ないですよ…!)



[黒王]の拳と俺の爪がぶつかり火花が散る。

だが圧倒的にステータスの差がある。手数も威力も俺の方には方が大きい


でも[黒王]はそれを埋め合わせるようにPS?MS?で対応してくる



「へ、へ…?隠れておこう…何もできそうにないし…」


(シノちゃーん?ちょっとお願いしたいことがあるんですよー)


「え…なんで急にちゃん付け?まぁ私にできることなら…」


(言ったねー?絶対だよー?)


「はい!私も役にたちたいですから!」



よし言質取ったぞ!後でなんか言われても俺は悪くないからな!これでシノがデスしても俺は関係ないからな!



(じゃあ…そこに置いたままにしてある[古の剣]と[食帝]回収してほしいです!いいですね!じゃあよろしくお願いします!)


「わかりましたってこいつ等ただの武器じゃなくて生きてますよね!魔物ですよね!」


(大丈夫です。多分今は待機状態になってるから攻撃してこないから……多分…)


「多分…!今多分って言いましたよね!確信ないですよね!」


(んじゃ私はこっちに集中しないといけないのでよろしくお願いしますね!)


「ちょっと待ってくださいよぉ!」



なんか可愛そうだけど、しゃあない…シノは不憫なのがデフォだから…


さてと…速さと痛さはどうにかなった…だけど硬さはアタオカだな…このステでも10k以上のダメージが入らない…多分ダメージ上限がある


連続ヒットでもどうしても10k以内のダメージにとどまる…


う〜ん…どうしよ…この状況で大ダメージを与えられるのは…固定ダメージの連続ヒットをクソみたいに誘発すること…固定ダメージならダメージ上限も貫通する


クソみたいに誘発するためには…ヒット数が多いやつがあれば…


あ、いいのみっけ



[永炎領域]



辺を豪火が支配する…


地に足がついていればカスダメだが、1秒間に5回のダメージ…それに二元化がついて1秒間に10回ダメージ…これに俺の新月で大体やばい回数ダメージ…やばい回数とはやばい回数だ!


でもこのスキル俺のHPをゴリゴリ削る…なんと10秒に1%…1000秒…約16分で確定ロスト…回復も受け付けないし…


さぁ早期決着といこうか…あ、でもこれパーティーメンバーにも当たるみたいだからシノ頑張ってね!







お読みいただきありがとうございます!


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次回はシノ視点です

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