第二十四話ユニークモンスターとイベント②
うぅむ…どうしたものか…
想定してたより2、3倍の戦力が来てしまったようだ…
かなーりまずい…
これこのイベント終わるまでは出てくるつもりじゃなかったのに、速攻倒されそうじゃね…?
あの〜…なんだっけ…?もふ…もふり…だめだ思い出せん!
それにしてもどうしたものか…
時刻は一日目のまだ昼!
敵はほとんど目の前!
……………逃げるが勝ち!!!
*
ぜぇ…ぜぇ……
なんとか逃げ切れた…
何なんだ…あいつら…
くっそ速いし…
くっそ射程長いし…
くっそいかれてやがる…
その時の音声がこちらだ…
*
『逃げてんじゃねぇー!!!』
『とっとと**やがれ!!』
『**してやる**してやる…』
『***********』
『**********!!!!!*******!!!!****!!!****しn!!』
*
おっと…少し汚い言葉が流れてしまった…失敬失敬…
そーれにしても…俺なんでこんなに恨まれてんだろう…?
心当たりといえば、洞窟の件ぐらいしか……
掲示板の件で何日も発見されていない=レベルが上がらない=とてつもないストレス………シラン…オレハナニモシラン
このままでは逃げては見つかっての繰り返しで埒が明かない…
さぁて…どうしようか…
いやまじでどうしよう…
方法はあることにはある…がなんか俺がめっちゃ不利な魔物が追加される気が……ええい!そんなこと言ってられるかーー!!!
すぐさま余っているスコアでふわりんを召喚する
そしてすぐさま極級魔法を属性を変えながら連発させる。
するとなんということでしょう…!
あちらの戦場が阿鼻叫喚の地獄に早変わり…!
そして前線にガンガンに来ていたプレイヤー共はそちらの対応に大幅な人数を行かせました…!
匠の素晴らしい技ですね…!
ふわりんにはしばらく極級魔法を連発させておこう
これでしばらくはなんとかなるだろう…さぁ…体制を立て直したら残っている奴らに地獄を見せてやろうじゃないか…!………ごろーさんが……!
なんで俺がやらないのかの理由は明確だ…!
その理由は3つある!
①単純なレベル差
はじめは単純にレベル差がありすぎるからだ
こっちは進化したてのレベル7
向こうは何回進化したのかわからないくらいのレベル50(カンスト)
こんなにレベル差があると勝負にならないの話ではない…しかも『あれ…?ユニークモンスターよわくね…?』と他のユニークモンスターにも風評被害がいきかねない…
②プレイヤースキルの差
次にプレイヤースキル(以降ps)の差だ
俺は決してPSが低いというわけではない…プレイスタイルが一般戦士からMND死神にがらっと変わってしまったためだ…
MND死神になった弊害によりほとんどMND以外機能しないステータスに変わってしまったためこれまでの経験が無意味なものになったことが正直一番きつい。
俺は基本感覚ではプレイできずほとんど経験からくる最適の行動を取ることを意識しているためだ。
もしも俺が感覚でプレイしていたらもっとこの体を使いこなせていただろう
だが過ぎたことにあーだこーだ言ったって仕方がないのでこの話はここまで
いい忘れていたが一部PSが異常なやつがいたため注意が必要だ
③ごろーのほうが強い(近接が)
まぁごろーのほうが強いんだよなぁ…
でもごろーに任せっきりというわけでも無い!
俺も後衛として精神支配したり固定ダメージののっている極大魔法でちくちく攻撃するつもりだ
以上の点をふまえて、プレイヤー共にごろーが地獄を見せたほうがいいと俺は主張する!意義のあるものはいるか!?
ごろー(一応テイムされている判定なので主人の考えに不満を抱かない)(めっちゃ反抗された覚えしかないけど…ヘルプさーーん仕事してくださーぃ)
ふわりん(ごろーみたいな理由もあるが、そもそも意思を表に出せない)
よしっ!決まりだな!
あと1時間いや2時間したら決行しよう!
あいつらがスタンピードの方に戻らないのかって?
大丈夫!何故か1時間ぐらいここに潜んでるのにまだここら辺うろついてるから!!お陰で[隠密]が取れちゃったよーーー!!
*
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