第十五話ユニークモンスター観察する
ナニアレ?
なんか一本のナイフがあのPKに刺さったと思ったら、そこから■に埋め尽くされていったんだけど…まだキルされてないっぽいし…
とりあえずあいつ…シリキラさんの鑑定結果だ
*
name ニル
種族 黒キ刃
職業 ■■■る混■
Lv■■■
■■■■■
■■■■■
■■■■■■
■■■■■
■■■■■■
■■■■■
■■■■■
■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
…………………………
………………………
……………………
…………………
…………見たな…?
*
ヒェッ…!
nameと種族は完全に見ることができたが、職業からは見えづらくなってLvからは全く見えなくなり最後に…見たな…?軽くそこら辺のホラー物超えてくるのやめて…
「ねぇ…そこにいるんでしょ…早く出てきてよぉ…ヤろうよぉ…」
やっべ…鑑定した時にバレてるよね…だって見たな…?だもん…
「いつまでかくれんぼするつもりぃ…?それともこっちからきてほしいのかなぁ…?そっかぁ…じゃあ…こっちからイクねぇ…」
いちいち発言が怪しいのやめーや!
性的表現なしにしてるんだから…!
よしここは猫の真似を…
……
……
……
声でねぇの忘れてたぁぁぁ!!
「ハァハァ…ヤろうよぉ…はやくぅ…ヤろうよぉ…」
あっ…そういえばもうシリキラじゃないシリキラさん、PVP大好きだけどPVEしたことすらないって言ってたな…じゃあ早めに出るか…
俺はあえて大きな音をたてて茂みから出る。
「なんだぁ…魔物かぁ…じゃあ…あそこのプレイヤーでもヤるかぁ……………なんてね…」
ん?
「きみぃ…プレイヤーでしょぉ…見た目はぁ…完全に魔物だけどぉ…魔物だったらぁすぐに襲いかかって来るだろうしぃ…そもそも魔物はぁ…鑑定してこないしぃ……爪が甘いねぇ……」
確かに魔物は見つけたらすぐに襲ってくるし…鑑定もしない…
「まぁ…僕はぁ…優しいからぁ…問い詰めるのはぁ…やめといてあげるよぉ……」
「仲良くしようねぇ…?■■■クン?」
ちょま…
呼び止めようとしたがそこにはすでにシリキラさんの姿はなくそこにあるのはただの空気のみだった。
■■■…元の俺のプレイヤー名…最近骸ノ宵という名前に慣れすぎていて忘れかけていた…
ん?よくわからないって…?■■■だって…■■■!■■■!
へ?なんで頭の中で考えようとすると自動的に■■■が■■■に変換されてしまうようだ。
これはユニモンになった弊害か?
とりあえずシリキラさんの戦い方は参考になるところが多い…あの■に埋め尽くされる攻撃は参考にならないけど…
とりあえず探すか…
*
【悲報!シリキラさんすぐそこで見つかる】
シリキラさん周り見回したらそこら辺にいた。
プレイヤー見つけてそこに向かおうとしたけどプレイヤーが逃げた方向とは違う方向に進んでいくし、宝箱開けようと宝箱をマップで確認してそのに向かおうとしていたが、その場所とは真逆に進むし…
シリキラさん…方向音痴なのね……あの戦いぶりを見ると可愛く思えてきた
おっと!運の悪いことにシリキラさんの間合いにプレイヤーが!
「刀使いクン…みぃつけぇたぁ…」
「げっ…」
あーあ死んだわあいつw
*
昨日投稿できず誠に申し訳ありませんでしたー!!!
♡が200超えましたー!ありがとうございますー!!
★と♡もよろしくお願いしますー!!!
少し間違えていたところがあったので修正しました。
双剣士クン→刀使いクン
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます