第五話ユニークモンスターボス戦をする①
生粋のMNDプレイヤー
STPをMND以外にふることができなくなる。MND×2
───
──
─
はっ…!ここは私、誰はどこ?!
ちょっとショックすぎて気を失っていたようだ。
なんでこんな事するんだ…STP250もあったのに、250もあったらSTRやINTにふって固定ダメージに頼らない戦い方ができたのにぃ…
うぅ…悲しくて涙が…あっタオルがある。涙拭いて、鼻水拭いて、あっこれごろーだったわ。もふもふ好きの奴らに殺される…
システムに逆らうことはできないためしょうがないことだと割り切って、上の階層に向かおう。うんそうしよう
*
しばらくしたらごろーも起きて、顔を舐められたので、舐め返えそうとしたらなんか物理無効なのにダメージをくらいそうな、前足パンチがとんできたので、華麗に躱して──ぶべらぁ!
風圧だけでHPミリになったんだけど…
改めて寝起きのわんこは怖いことがわかった。
そういえば種族特性の封印がなくなった。ようやくこのダンジョンから出ることができる。
職業特性に死霊化や死霊蘇生なるものがあったが、ごろーがやられない限り使うことはないだろう。
*
ということでごろーの背中に乗せてもらい。爆速で第三階層を突破した宵ちゃんです。
いやーそれにしても速い速い。前に魔物がいようとお構いなしに突っ走り、走ったあとには何も残っておらず、ごろーの口元には変な肉片がこびりついていたという軽いホラーだよこれ。
[第2階層]
第2階層とうちゃーく!これ俺一人だったらやばいぐらい時間がかかりそうだ。もう来たくない。
第2階層につくと、ごろーが急に止まりここからは一人で行きなさいと言うような視線で威圧してきたので、仕方なくここからは一人で歩くことになった。
第2階層には前の俺には簡単に倒せた魔物が湧くような階層だが、今の俺はそう簡単にはいかないようだ…
ここではAGIが高めの魔物が湧きやすいため、動きがのっろい俺では速攻でお陀仏になってしまう。
精神支配も、視界に2、3秒入れなくてはいけないためこの階層では使えないだろう。
*
と思っていた時期が俺にもありました。
瘴気発生使って歩けば勝手に魔物が瘴気の中に突っ込み、1000ダメージを受けて経験値に変わってしまっている。
もう半自動トラップと化してしまっている。こっちはMPを考えて、魔物が来たら使えばいいだけ、魔物が経験値に変わる。以降ループ
経験値がうまいんですわ。少ししか経ってないのにもう5レベルである。
ハハハ、ここでもう俺に勝てるものはごろーしかいない( ・´ー・`)どや
ということで第2階層もらくらく突破───
「グギァャャャャャーー!!!」
うわーなんかいるー
明らかにダークデーモンより強そうなのが…
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