第2話 中国を語る無意味さ

中国という国は千とか万(年)というレンジ(時間感覚・尺度)で動いている国です。どこかを掘れば、300万年前の石器が出てくるし、世界中どこへ行っても中国人は中国人という(精神性の)IDを持っている。100年程度の歴史観・歴史認識しかないアメリカや韓国とは桁が違う。


そんな国の現在とか将来を語るなんていっても、太い縄で作られた直径100メートルの巨大な輪の一点を針で突っついているようなものであり、まさに「群盲象を撫でる」でしかない。「中国を語る」針を何十億本突っ込んでも、本質をつかむのは難しい。

しかもこの縄は、その出自がどこの馬の骨ともわからず、どこへ行くかという理念も理想も持てない米韓のような垂れ流し的な縄ではなく、(中国という輪は)どこから来てどこへ還るかがはっきりしている。行って帰るべき形而上世界(道)のある縄ですから、誰がなんと言おうが、行くべき所へ行く運命をもっているのです。


アメリカという国は、いずれヨーロッパのように、多くの国に分裂するだろうし、韓国という国も全員が精神分裂病という国民性から、更に血が薄まっていき、分裂・分散を繰り返して消えていく。明確な方向性や堅忍不抜の理念に基づく定まった運命などない、あなた任せの人や国なのですから。その意味では、北朝鮮(高句麗人たち)だけが、しっかりとした輪郭をもち、昔から住む彼の地に根付いていくことでしょう。

私にとって肝心の日本はといえば、現在、米台韓(の半導体メーカー)が本格的に日本に寄生しようとしている。何十億年に亘り形成された地層から生み出される、世界一きれいで美味しい熊本の水に群がり、10年程度でこの地を汚染させていこうとする、その開始地点にあります。


日本が世界に誇れる売り物はなにかといえば、水です。 日本中どこへ行っても、駅や公園のきれいで美味しい水道水をごくごく飲めるという幸せ。ところが、今や、50年前にあったこの豊かさが消え、更には、外国人の手によって、集中的に日本一きれいな水が大量に消費され、永久に分解されない化学物質を含んだ毒水に変えられようとしている。

中国人であれば、いかに水を汚さないで作るかとか、水を使わずに半導体を作る、なんていう事を考えることができるだけの、心のゆとりや優れた形而上的思念があるが、韓国人や台湾人ではそこまで気と頭が回らない。日本からもらった技術の延長という思念の中でしか物事を考えられないから、目先のものをただでもらった技術の延長線上で作り続けるしかない。

まあ、半導体だのコンピューターにしても、元はといえばゲルマン民族から生まれたものであり、それがアメリカ経由日本へ伝わり量産化技術として完成し、そのできあがりの技術がそっくりそのまま韓台にコピーされ、そこが終着点となるということか。

いずれ、中国人がそのスケールの大きさで新たな技術を開発してくれるかもしれませんが、その為には日本人の繊細で微細なリズムをもった感性と知性が必要となる。

中国人と日本人が組めば、ゲルマン民族に比肩しうるものが生み出せるかもしれないのですが、欧米の銀行資本家によって、無理やり韓台に指定されているので、日本はおんぶに抱っこの彼ら相手に細々と技術開発をしていくしかない。

半導体やコンピューターなんぞなくても楽しく人生を生きて行ける深い精神性を持つ中国人は、人参をぶら下げられて子供のようにがむしゃらに取り組むアメリカ人のように、ガツガツ技術開発なんてしない。

その意味で、日本人のように金やモノには無頓着だが、子供のように夢中になれる人種と組むと、ものすごいパワーを生むはずです。それこそ、単体ゲルマン民族に匹敵する力となる。中国と日本が組めば、空飛ぶ円盤などすぐにできるだろう。


しかし、まあ、

「人生は芝居のごとし。上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。」-福沢諭吉 『福翁自伝』

ですから、


  あまり深刻になることなく、「天と戦う国」を知り、「天命を知る人間たち」を見ることで、私たち在来種・純粋日本人も存在感のある人間になればいいのです。かつて日本は朝鮮をすっ飛ばして直接中国と国交を結びました(遣隋使・遣唐使)が、それと同じです。

  そして、「敵は内にあり」。日本国内の韓流政治家と韓流マスコミの煽る「日中戦争」「中国の脅威」なんて煽り(プロパガンダ)に乗せらず、昇龍中国人の世界を股にかけた「新三国志」を、虚心坦懐に楽しもうではありませんか。

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