第2話 この人強くねてか怖くね?
なぜか俺の前にはとても美人でかわええ女性が座っている。理由は知らん。なんか俺のこと知ってるらしいし、俺とパーティー組みたいらしいから、、、組んじゃおっかな~。すんません調子乗りました。はい。ちゃんと話し合ってから決めようと思います。申し訳ございません。
「あの~なんで俺とパーティー組みたいんですか?」
「先程冒険者ギルドでパーティー解散されてましたよね?だからです!」
「あ~なるほど、でも俺でいいんですか?実力とかまだわからないんじゃ・・・」
「知ってますよ!」
「えっ、、、なんで?」
「だってみてましたもん!いつも!」
「いつもとは?」
「いつもはいつもです!」
ダメだ話にならん。てかいつもみてたってことはストーカーってこと!?こんなかわいい人が俺の!?いやんなわけねぇよな。俺の思い違い・・・だよね?まぁ、、、この人可愛いしね。万が一、万が一にもストーカーだったとしても俺は一向にかまわん。いいよ受け入れてやる。come on。まぁとりあえず聞いてみるか。
「いつもってことは・・・ストーカーですか?」
「そうですよ!」
「なんで!?」
「一・目・惚・れ♡」
可愛すぎる。なんかドキッとしちゃたわ。こんな美人な人からこんなこと言われたら誰でもイくわ。でもさらっと認めたよね?いつからなのよ?てか一目惚れとか言ってたけどなんか恋愛的なあれじゃないかもな、、、多分。だって俺モテなかったよ~学生時代。ヤバかったね。カッコいいー!とかイケメーン!とか言われたのよ。あっ俺ね。でもいざ告白すると男として見れないとかそんなんじゃないとかで断れ続けてもうね俺あきらめてたのよ。やっと来たか春が遂に。最高かよ!!!
「なんで俺なんですか?」
「だって・・・・・・私最強だからあなたのバフ受けたらもっと最強になれると思ってね♡」
えっ、、、、、、、、、何この人。自分のこと最強とか言ってるよ。でもなんか”そんなわけーw”とか言えねぇよ。何この雰囲気。終わってない。いくら可愛くても自分のこと最強とか何言ってんのこいつでしょ。はしか〇がいきなり”私強いんですよね”とか言ってMCのことボコボコにしたらそれはそれでなんかだろ?見た目のギャップとか言えねぇよ。どうしよ。まぁ実力みないとわからんしな、ちょっと魔物と戦ってもらうか。
「じゃあ、外行って魔物と戦いましょう!最強って言ってもやっぱこの目で見ないとね」
「あ?何言ってんの、そんなめんどくさいことしたくないんだよね」
「えっ、、、、」
「あっ・・・・・私の言うこと信じられませんか?悲しいな~しくしく」
「あ~わかった、パーティー組もうごめん」
「え~~~いいんですか?やったー!!!」
圧強くねこの人。無理なんだが、断れるわけないよね。初めて見たよあんな顔。鬼だよ鬼。範馬刃〇とかに出てくるよ。なにあれ。
「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい」
「なんですか?」
「あんた、いつになったら払うんだい?10万え~とギルだっけ?ゴールド?ゴールドか!10万ゴールドいつ払うんだって聞いてんだよ!!!」
「だって~そんなん払うなんて聞いてませんよ~」
「へへへ、、、騙したんだよ~」
「酷いっ、、、、」
「払えないんだったら、、、、、わかるよね?」
いきなりナニコレ?俺除け者にされたんだけど。ってかあの人借金あったの?てかあの人この世界の通貨わかってねぇのかよ。いやわかるよ。世界によって変わるしね。ドラク〇とかF〇とかね。これ助けた方がいいのか?でもあの人自分のこと最強って言ってたしな。・・・・・これあの人の実力見るチャンスじゃね?キタコレだなこれ。なんか俺のこと気付いてないみたいだし、傍からみてよ。
「払えるの?」
「お前さ、ウザいんだよ」
「そんな口聞いていいのかな?女のお前に何が出来んの~wwww」
「死ね」
そこから約5分に渡り見るも無残にボコボコにされた。もちろんあの男がね。なんか6人ぐらいで来てたんだけど、、、、まぁ大将みたいなやつがやられたら・・・ね。今回分かったのは怒らせんなだね。これ。
パーティーどうしよ?
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