第5話 “一業一心”

ボスは東京。ボクは大阪。

会社は100%リモートワーク。


“一球一心”とは、​​​​投手が一球一球に全力を集中して投げること。


なら、ボクのボスは、“一業一心”。


一つ一つの仕事に全力を集中している。


“全力で何かを行う”という意味の、ちゃんとした四字熟語は色々あるけど、ウチのボスには、なんとなく“一球一心”がしっくりくる。


でも、球は投げないので、“一業一心”。


そんな、“一業一心”なボスを代表するワードは


「やったろうやないか」


が、ボスが「やったろうやないか」と言っているのを、よく聞くわけではない。


というより、ほぼ聞かない。


でも、いつもそう言ってる感じがするのが、ボクのボス。


それは……、お顔のせい???笑


いや、それは仕事っぷりがそうなのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る