第5話 災難なら畳の上でも死ぬ/大恩は報ぜず


「主任から許可が下りたぞ」


 研究棟にそう返答が入ると、俄かに部屋が活気づく。

 そんなに広くない特別室であるが十人もの研究員が集まっている。

 全員が、中央の隔離ケースの中に置かれている金属に釘付けだった。


 八か所角が鋭利で一辺が15㎝の正方形の物質。

 切り取った後で磨きに磨き上げて整えられたようにその面は銀色に輝いている。

 見た目だけなら、賽子の形をした銀……或いはアルミニウムだ。


 しかし物質としてこれは整い過ぎていた。


 非破壊検査で分かった事だが、まずミクロンの歪みもない完全な正方形であり、それぞれの面は真っ平。

 平面の世界基準値を優に達している程までにである。

 物質としての質量はあるが、水とほぼ同重量のという軽さ。

 しかし密度が低い訳でもないらしく、かなりの硬度が確認されている。

 現時点で分かっている事はその程度だ。


 よって彼らは上に許可をもらい、ついに破壊検査を踏み切る事となった。


 実際の硬度は? 熱伝導率は? 展延性は?知りたいことは山ほどある。

 こういった正体不明な物質を検査する機会などそうあるものではない。彼らとて研究者の端くれ。未知と出会いたいのだ。

 だから嬉々として機材を操り始めたのであるが……。


「……何だよ、これ?」


 呆然とした声が漏れるのにそう時間は掛からなかった。

 可視光線の反射率は98%と銀と同等。

 結晶構造は正面立法構造でやはり銀と同様。

 常温での熱伝導率、電気伝導率も共に銀と同じ。


 それだけならまぁ、納得できなくもなかった。


 まず融点が異様に高い。

 その温度は1500℃。炭素鋼並だ。

 更にモース硬度が異様に高く、炭化ジルコニウム並。

 しかし靭性は鋼並で、これは異様に硬い上に衝撃にも強いというふざけた特性を持っている事となる。

 更に比重は水と同じなので、金属としては軽い。

 そして頭が痛いのはその物質、元素は銀なのだ。

 あくまでもこの施設の機器だけでの検査であるが、イオンは間違いなくAgである。

 切断までして確認したのだが、この物体の芯まで密度は変わらず全て銀。


 銀の良いところから、悪い点だけを引き抜いた代物。

 『ぼくのかんがえたさいこうの銀』という頭の悪い形容が浮かんでしまった彼らを誰が責められようか。


 何しろ、その冗談のような物質が、現実の目の前にあるのだから、下手な悪夢より悪夢だ。

 研究棟にいた十人が十人とも、信じられない結果に呆然としていた。


 そこに小さなアラーム音が響き、全員がびくりと身をすくませる。

 とはいえ緊急情報などではなく、別棟からの呼び出し音だ。

 一人が安堵しつつ、それに応える。

 それは別棟で同時に行われていた検査の報告だった。


 もう一方の物質元素で言えば銀であったとの事。


 全員が顔を見合わせてしまった。

 何しろもう一方の物質は、色こそ銀であったがやや空気が抜けたゴムボールのような…強いて例えるなら粘度の高い水銀のような物体だったのだから。

 あれ銀だったというのか?


 怪異対策班の中で、前線に次いで神秘に接する機会が多いはずの研究棟。

 科学者とはいえ怪異に関わる以上、多少は柔軟な思考をしていたつもりであったが、そんな彼らの芯に残っている常識に罅をいれるのには十分だった。






 モニターに映し出されているのは、《特定現象対策局》の研究棟からの報告だ。

 それは今回持ち込まれた三つの物体に対する検査報告書。

 持ち込まれた物は、銀色の立方体キューブ、柔らかく弾力のある銀色のゴムボール。そして白い布切れ。

 立方体もゴムボールも妙に銀ピカでどこか胡散臭く、布切れに至っては百円均一で売っていそうな安っぽさがあった。

 だが、三つとも鑑識が進むにつれ研究員に動揺が湧き始め、最終的には理解不能という答えまで出て混乱する始末。


 銀色の二つの物質は、特性がまるで違っているというのに47番元素のAgである事に間違いは無いときている。

 確かに熱伝導率、電気伝導率も銀のそれなのだが、片方は硬度が異様に高く、もう片方は弾性が異様に高い。

 その上、融点までもが異様に高いのだ。

 更にこの異常な特性を持った二つの銀モドキは、何の不純物も入っていない純度100%の純銀であると、頭が痛むような検査結果が


 これだけでも相当頭が痛いというのに、最後の布切れも相当だ。

 どう見てもそこらにある安っぽい白い布切れなのだが、この布切れ、何とX線が透過できない事が判明。

 詳しく調べてみるとガンマ線すら100%防ぎ切れてしまうという結果が出てしまった。

 その上、熱伝導率がゼロ。全く熱を通さないとの事。

 今のところ着火点は不明。

 少なくとも、ここの施設にある設備では発火に至る事はない為、実際に確認する為にはどこかの溶鉱炉を借りる必要があるという。

 何しろ両手の上にこの布を広げてその上に溶けた鉄を流しても大丈夫だったらしい。

 試した者もあれだが、この物質も存在自体がふざけている。


 研究員の悲鳴すら感じられる報告書に一通り目を通した男――

 《特定現象対策局》の関東支部局長である熊雄くまお たけしは目頭を揉みつつ椅子の向きを変えた。


 局長になって二十年。いい加減椅子も温め飽いたので後進にとっとと譲りたいのであるが、次から次へと問題が湧いて出る為そんな愚痴すら零せない。

 恰幅が良くなっても環境が改善される事はなく、情報拡散力が高まり過ぎている昨今は、怪異事件をもみ消す為の労力が増していた。

 この間も公立高校で起こった事件の残り火を消すのに相当苦労した。

 依然としてその原因は不明のままであるが、何とか情報戦には勝利する事が出来て、胸を撫で下ろしたところである。

 そんな時にこんな奇怪なものを持ち込まれれば、それは頭の一つも痛くなろう。


「それで――あんなものをどこから持ち込んだのかね?」


 掛けていた眼鏡を外しつつ、そう切り出す。

 部屋に居る人間は三名。

 一人は彼、熊雄。

 そのすぐ脇に秘書を務めている内勤の真田さなだ たもつが立っている。

 まだ年齢は三十と若いが、熊雄の護衛を兼任している実力者だ。

 その彼の大きなデスクを挟んだ向こう、来客用のソファーの一つに座っているのは狩野 光弘。


 ほぼ睨まれているに等しい眼力だが、狩野は熊雄を上司とする付き合いが長いので左程堪えていない。

 厄介事かという恫喝に近い問いかけなのだが。


「いや局長なら論より証拠でしょう?

 だから先に証拠を持ち込んだんですよ」


 そうおどけた様に返すが、草臥れたサラリーマンの様な心労が透けて見えていた。

 アレらが証拠として提出できたという事は、間違いなくそういった物を気軽に出せるだけの裏がある、という事だ。

 それを受け止めかねているのだろう。


「迂遠な説明はいい。

 簡潔に言え」


 あんな物を持ち込まれればこちらとしても悩みの種が増えるだけ。

 どうにもこうにも説明くらいはしてほしいのだ。


「いえね、例の一件……坪内高校の怪事件なんですけど、

 関係者を自称するやつが接触して来まして……。」


 熊雄と、真田の眉がぴくりと反応した。

 件の事件の調査報告も当然続けられているのだが、やはり何一つ有用な手掛かりは上がってきていないままだったのだ。

 そこに来て関係者を名乗る者が接触してきたとなると反応をせざるを得ない。


 無論、騒動を聞きつけ何かしらに利用しようとする輩の可能性もあるのだが……。

 成程。あんな理解不能な物体を出す事ができるのだから、確かに只者ではないだろう。

 まだ無関係の可能性もぬぐい切れていないが、超常の者である事は間違いない。


「それで……。

 話は聞けたのか?」


 重く、息を吐いてから熊雄はそう問うた。

 言葉を受けた狩野は、一瞬強く目をつぶってから、


「相当……。

 いや、論外に荒唐無稽でしたよ?」


 溜息と共にそう答えた。

 そんな彼に、構わん言え、と続きを促す。


「それなんですが、どうせなら直接話を聞いてほしいとの事なんですが……。

 許可はおりますか?」


 直接、話を? と訝しむ熊雄と真田。

 それはに来るという意味なのかと真田が問い返すと、


「いえ直接お伝えしたいだけ、という意味でして。

 来訪って事じゃないんで……。」


 どうも今一つ意味が分からず、言った彼自身も困り果てている風だ。

 説明に詰まっている風に見える。


「かまわんよ」

「局長?!」


 だが、流石に局長の方が切り替えが早い。

 真田がスケジュール云々を調べるも前に返答していた。


「はっきり言ってしまえば手詰まりなんだよ。

 ああ云った事態が起こらないという保証が無い以上、例え一欠けらでも情報が欲しいんだ」


 はっきりと答え、こちらを見据える局長の目は真剣だ。

 しかし彼が真剣だからこそ、狩野は言葉に紡ぎかねていた。

 を口にできるほど、彼は能天気でいられないのだ。



 だから――



「どうせ聞こえてんだろ?

 OKだってよ。

 説明してくれや」


 虚空に向かって彼は話を



――助かります。



 瞬間的に真田が懐に手を入れるが、動けない。

 この部屋には三人しかいない。いない筈なのに、誰もいないのに耳元で声が聞こえたからだ。


「狩野、貴様!?」


 内通、と一瞬頭に過ぎったが、その理由が何一つない為すぐに疑念は去る。

 それに、少なくともスピーカーからの声ではないし、何より

 声音なのか音なのかもわからないのに伝わる。伝わってしまう。

 当然、性別も判断しかねているのに、意味だけが全て伝わってくる。

 それも耳に直接、だ。

 真田もそれなりにこの世界に身を置いているので、大体の怪異に対しても冷静でいられるのだが、流石にこんな事態は初めてだ。


「……きみが、情報提供者かね?」


 初見…と称しても良いのか不明だが、初めてであるはずの熊雄は落ち着いて問いかけた。

 豪胆なところは昔から変わりなしだと、狩野は感心する。


――はい。

  礼儀に欠ける事は本当にお詫びします。

  何しろこちらの世界の事は無知でして……。


 相変わらず言語不明であるが、どこか恐縮しているようにも感じられた。

 熊雄からすれば、かなりきちんと礼節はもっていると感じられる。

 何しろ人生経験上、厚顔不遜な術者はかなり多いのだ。


「きみは、術者かね?」




――いえ、自分は ま ほ う 使 い です。


  魔法名はまだなので、どうとでもお呼びください。







 事の始まりは、とある国の当主の思い付きであった。


 その国には隣国との国境付近でよく小競り合いを起していたという。

 しかしあの時に起こった小競り合いに人死にが出てから一変。長期化の様相を呈してしまう。

 その小競り合いから始まった諍いは、一進一退を続けている内にその規模が膨らみ、ついには戦へと発展してしまう。

 いざ戦争が始まってみると、向こうもこっちも何時の間にか同盟国と肩を組んでおり、近隣諸国を巻き込んだ大規模戦争に至っていた。


 その小競り合いを起したとされる国の当主は困った。

 同盟国を巻き込んだは良いが、介入させ過ぎてしまい勝っても負けても巨大な負債を抱え込んでしまう状況となっていたからだ。

 勝つにしろ負けるにしろ、他の国々にこの国が戦に大きく貢献できたという実績を見せつける必要があった。

 そこで思い出したのが、代々受け継がれている国の秘伝魔法。

 国庫に収められていたそれの魔法の書の中に、別の世界から人間を召喚するというものが残されていた。


 何でそんなものが大事儲けに秘匿されているかというと、件の別の世界には魔力素が存在しないらしく、こちらに呼び込むとまるで水底に穴をあけたかのように魔力素を吸い込み、体内に巨大な魔力塊を抱えた超人バケモノ化させられるという。

 更に召喚直後に契約を結ぶ事によってその超人バケモノを従属させる事が出来、思うがままに操れる術まで残されていたのだ。


 これぞ天運とばかりに当主は術師を集めて儀式を決行。

 その儀式には100を超える犠牲者生贄が出るが気にするほどの事でもない。

 我が国の大きな一手となるのだから光栄なはずだ。


 そして召喚の陣より放たれた釣り糸は、空間の壁との先にいた対象―魔力を持たない一般人の誰か―に偶然繋がり、引き上げられたのだった。



――尤も、引き上げられる直前に師匠が気付いて切断したんですけどね。

  流石の師匠も焦ったそうですよ?

  自分の世界の枠内だけで貪り合うのは兎も角、他の世界への介入は論外だと。



 淡々と。

 本当に淡々と語られた物語は、確かに狩野が述べた様に荒唐無稽だった。

 だが、物語……ストーリーテラーでいうのなら極ありふれた物であり、そこらの本屋に入って眼をつぶって掴めばぶち当たりそうなほどに。


 しかしそれは物語として珍しくもないというだけで、そんな事態が起こる事など常識から言ってあり得ないものだ。


「そんな馬鹿げた……。」


 吐き捨てるように真田が零すのも無理はない。


――説明しているわたし自身がウソでしょう? と呆れたくらいの話でして……。

  師匠から直接教えてもらい、その国の有様を直接見せてもらわなければ与太話だ

  と聞き流してたでしょうね。


 信じられないし、信じたくもない話だ。

 本当なら許し難い話であるが、せめて物理的な痕跡でも残っていれば話は別だっただろうが、聞くだけでは眉唾以外の何ものでもない。

 空気だけが重くなった部屋の中で、熊雄は冷静に声に問うた。


「それで、そんな馬鹿馬鹿しい儀式と、あの事態がどうかかわって来るのかね?」


 確かに今の説明だけなら、あの異常事態は不明のままだ。

 使用不能になった機器は全て検査されているが、やはり電磁衝撃波以外の可能性は考えられないとの答えが返ってきている。

 かなり高位の術ではあるが召喚術は確かに存在しているし、狩野は勿論、真田も熊雄も自身の目でそれを見た事があり、どういったものかは理解している。

 だから繋がりを読みかねていた。


――問題は、その術式を行った世界が、隣接した世界ではなくて偶々交差している別

  の宇宙だという事なんです。

  要は、世界の元になった元素から全く違うものでできていまして……。

  その大半が相容れない、といより反発する物質だったって事でして。


「は?」


 反物質どころではない。

 元素そのものからして何もかもが一つ残らず違う世界であり、どうにもこうにも相容れない全くの異世界。


 ――否、


 そこから垂らされた術式の糸は、時空の穴から繋がる出入口を生み出した。

 しかし行き交うのは電子からして全てが反発する異物群。

 こちらの世界でもその異常反発から中性子は乱れ飛び、陽電子が暴れ狂う地獄がまき散らされていただろう。

 もし、、師匠とやらが止めてくれなければ双方に起こったであろう災害は測りし得ない……いや、想像もしたくなかった。


――ぱっと思いつくだけの小さい被害でも、針の穴から核爆発の爆轟を撒き散らすよ

  うな規模になりますし……。

  最低でも、あの地域は…いえ北半球ごと焦滅していたかと。

  あ、勿論その儀式を行った国も同様に、地殻ごと消し飛んでたでしょうね。


 大雑把にしか説明を受けていなかった事もあって、詳細を聞いた狩野は背筋か冷たくなった。

 件の師匠とやらが一瞬遅ければ日本の…いや下手をすると世界壊滅規模の大災害が発生するところだったのだから。


 悲しいかな、これを馬鹿話と、世迷言だと笑う事は出来ない。

 何しろ先に別世界があるという証拠を突き出されているのだ。

 異世界の技術でもってこの世界の現存する物質をいとも簡単にいじくり、軽く提出されたのだから反論に困る。


 いや、学者なら。

 この世界のことわりを理解している物理学者達のような者ならば幾らでも反論できたかもしれない。

 何しろ西暦2000年代に入る前に反物質は実証されているのだ。

 近年でも、落雷中に空気中に反物質が作られ、対消滅を起していると報道された程である。

 反物質と物質が衝突すると、対消滅によって質量がエネルギーとなって放出されるという事は、昔のSFでもよくネタの一つとして使われてきたもので、世間でも知られているのだが……。


 しかし強反発物質群となると、それは想像の域を完全に超えてしまって憶測すら難しい。

 いや、表社会の大学の教授等であるなら仮説すら口に出さないかもしれない。

 裏社会の研究者ですら、あんな三つの提出物で悲鳴を上げていたのだからそれをどうこう言うのは酷だろう。


――師匠はぎりぎりのところで介入し、術式を切断。

  向こうに引き込もうとした生徒達を一時的に隔離し、身体に掛かった負荷を取り

  除き、分解した部分は修復してから元に戻したそうです。

  当然ながら、事を仕出かした国……というか、術式の場には負担を全部押し付け

  られたみたいですが。まぁ、自業自得という事で。



 異変が学校の敷地内で済んだのは、学校施設として独立していた事もあり、理由や意味は分からなかったが範囲として手っ取り早く絞りこめたからだと言う。

 ただ、その師匠とやらは反発するは見て取れる能力はあったのだが、目にした事もない人に被害を出にくい物電磁衝撃波は流石に予想もしてなかったらしい。


「何とも……おとぎ話と言われた方がまだマシだったな」


 全て聞き終わった熊雄は、深く、深く溜息を吐いてその漏らした。


「直接的な被害が無く、EMP被害が敷地内だったのはそれが理由か。

 だが俄かには……。」


――馬鹿げたレベルのエネルギーの解放はに出来たらしいんですけど流石

  にそういった痕跡までは想像もしていなかったようで……。


 が痕跡だったのか。


 どうやったかは不明であるが、爆発があったという事実を消したらしい。

 が、限りなく零にまで押し込めたはずだったが、反発する物質は見えていたから兎も角、見た事が無い電磁衝撃波はほったらかしだった。

 幸いにも、二年C組……というより、無差別に選ばれた人間を中心とした範囲エリアと、学校の敷地内フィールドという区切りをしていた事により、その範囲外には全く被害が及んではいなかったものの、爆心地にあった教室は電磁撃破をまともに受け、校舎は鉄骨からの共振によって全体が大きく軋んだ。

 その際に、撒き散らされた電磁波により全ての電子機器が吹っ飛ぶという被害が残った、という事らしい。


 むしろあの程度で済んでいる方が奇跡だ。

 一つの高校が廃校になったとはいえ人的被害は無いに等しく、最小限で止まったのだから。

 逆に言えば、その所為で更に解り辛かったとも言えるが、そんなものは起こったであろう災害からすれば誤差にも入らない。


 起こってほしくなかった奇跡と、気付いてくれた奇跡が重なり、被害を受けた側の損害を最小限に抑えられた奇跡による結果。


 それがあの事件の裏側だったという訳だ。


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