第19話 臨時休校
ピンポ〜ン!
「ん〜、月曜日まで臨時休校だって!」
ベッドの上、俺に跨りながらサイドテーブルのスマホに手を伸ばして通知を確認した陽菜。
陽菜が身体を捻った刺激を受けて、果てそうになるのを何とか堪えた。
晴れて『恋人同士』になった俺達は、食事と佐木さんとの打ち合わせ以外は昨日からずっと裸でベッドの上で過ごしていた。
大体の事情は佐木さんと鈴さんに聞いてはいたけど、新入生含めた生徒とOB数十名ずつが『行方不明』になってるからね。
OBの『行方不明者』は、今日も増え続けてるみたいだし。
「そうか………………………………………」
爺さん達を怒らせたのが、致命傷だったんだろうな。自業自得そのものだからな。
「明日からあと二日、空いちゃったね?」
「そうだな、久しぶりに『別荘』にでも泊りで行ってみるか?」
「お泊りっ?賛成!何年ぶりかな?」
小学生の時以来だから、四年ぶり位か。
陽菜はスマホを操作しながら、また腰を振り始めた。
「おいっ、陽菜っ、よせっ、やめろ………」
「あっ、鈴さんっ、これからっ『別荘』行くからっ、用意してくれるっ?はっ!」
………………………………………また、陽菜の中で果ててしまった。
陽菜の言葉が乱れと息遣いから、どういう状況か気付かれたかもしれないし。
鈴さんと、顔を合わせづらいんですけど!
「ふふっ、『別荘』でも、いっぱいしましょうね?」
………………………………………本気か?
俺、無事に『別荘』から帰れるんだろうか?
作者より
『完結済』にチェック入れたつもりで忘れているのに、今日気が付きました。
更新をお待ちの方の為に、もう少しだけ続けることにしました。
皆様お付き合いの程、宜しくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます