第18話 奴隷船
前書き
今回も残虐な表現があります。苦手な方は、スルーして下さい。
また、犯罪行為を助長するものではありませんので、誤解のないように願います。
あくまでも、『フィクション』です!
『フィクション』なんだってばっ!
※※※※※※※※※※
「えっ、何を………………………………」
警察官が突入してきて強姦魔達が連行されていき、やっと助かったと思ったらその警察官達に再び縛られてガムテープで口を塞がれてしまった。
何が起きたのか理解できないでいると、『影』が突入してきて警察官を殴り倒していった。
全員、首があらぬ方向に折れ曲がっていたから、まあ即死なんだろうな。
テープを剥がされ、結束バンドを切ってもらってやっと助かった実感が上がってきた。
「お前ら、遅いぞ?」
「お嬢、すみません、学校内で拉致されるとは予想だにせず。警察と教職員もグルの様でして。お恥ずかしい限りです。無事でしたか?」
「ああ、ギリギリ間に合ったぞ。それより、六平が一緒に拉致されてる。どうなったかわかるか?」
「はい、六平の『影』が今突入してます。ところで警察に連行された奴ら、どう始末しやしょうか?」
「お祖父様の判断に任せます。一応、全員玉は抜いて竿は切り落としてから船に乗せるようにお願いしておいて。あっ、麻酔は無しでね!」
「了解しました。その様に手配するように進言しておきます。」
※※※※※※※※※※
「えっ、何でっ……………………………」
警察官が突入してきて強姦魔達が連行されていき、やっと助かったと思ったらその警察官達に再び縛られてガムテープで口を塞がれてしまった。
何が起きたのか理解できないでいると、『影』が突入してきて警察官を殴り倒していった。
全員、首があらぬ方向に折れ曲がっていたから、まあ即死なんだろうな。
テープを剥がされ、結束バンドを切ってもらってやっと助かった実感が上がってきた。
「あなた達、遅いわよ!」
「お嬢様、すみません、学校内で拉致されるとは予想出来ませんでした。警察と教職員もグルの様でして。お恥ずかしい限りです。無事、ではなさそうですね?」
「ええ、途中まで
「……………………この件が終わったら、我々全員、腹を切らせていただきますので、それでお許しを。」
「それには及ばないわ。幸い処女膜は破られてないわよ。代わりに、今後命懸けで私を守って頂戴ね。念の為、アフターピル用意してくれる?それより、吉羽が一緒に拉致されてる。どうなったか知ってるか?」
「はい、吉羽の『影』が今突入してます。ところで警察に連行された奴ら、どう始末しやしょうか?」
「お祖父様の判断に任せます。一応、全員玉は抜いて竿は切り落としてから船に乗せるようにお願いしておいて。あっ、麻酔は無しでね!」
「了解しました。その様に手配するように進言しておきます。」
※※※※※※※※※※
某月某日
とある遠洋漁船上。
かなりの速度で走る船上から、ワイヤーが流れるように巻かれていく。
「コラっ、お前ら、ボーッとしてると昨日の奴らみたいに身体ごと持ってかれるぞ!」
漁労長の怒鳴り声が、甲板上に響き渡る。
「……………………ギャーッツッ!」
「おうっ、言ってるそばからかよっ!」
一人の青年が、肩までワイヤーに挟まれて転がり、血塗れになって泣き叫んでいた。
「あ〜、コイツももう駄目だな?」
漁労長は、何の躊躇いもなくナタを何度も振り降ろして肩の上から切断して、青年はワイヤーから外された。
「今回の奴らは、若くて役に立ちそうだと期待していたんだがな。全員糞の役にも立たねえじゃねえかよっ!」
出血のショックで声も出せない青年は、蹴りを入れられた後に船尾から海上に投げ捨てられた。
「何だよ、漁を始めて三日目にして人数半分以下になりやがって。もうチョット根性出せよなっ!そらっ、続きを始めるぞっ。」
残った『奴隷』に睨みをきかせた漁労長は、
「予定が狂うじゃねえかよっ!」
と文句を言いながら甲板員に指示を出し続けていた。
翌週までに、自ら海上に身を投げた者も含めて『奴隷』は全員船上から消え去った。
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