オックス・リーという人物を、様々な語り手によって「オックス・リーは何者か」と「語り手自身はどういう人物か」を表現していることに驚きました。対象から、あらゆる視点に集中させるのが上手いと思いました。流石です!
作者からの返信
最後まで読んでいただき、応援コメントまで寄せていただきありがとうございます。
本作は、京極夏彦先生が『死ねばいいのに』で行った斬新な構成手法に挑戦してみたくて執筆した作品ですが、そう言っていただけますと挑戦は無駄ではなかったと思えてとても励みになりました。
より構成方法を研究し、さらに独自のアレンジを加えて連作短編などにも応用できたらと考えております。
読んでいてブルース・リーを思い出しました。彼も若くして亡くなりましたが、その死の謎も含めて今だに語り継がれる伝説のスターですね。
インタビュー形式で人物像が明らかになっていく斬新な構成で面白かったです。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます。
ブルース・リーをモデルにした作品のため、実在人物の死を扱う部分で悩んだ面はありました。できるだけ敬意を払い、実際に彼の作品への感謝を込めて執筆するように心がけたのですが、どう受け取られるか不安でもありました。
好意的に受け取っていただけたようで、胸を撫でおろしました。最後まで読んでいただき感謝です。