第3話
携帯の電源を付け直す。付け直す?ああ、いざ助けられそうな時に、携帯が動かないと後悔しそうだったから、最初の数分で、一旦電源を落とした。あの時は、アンテナは立ってなかった。さて、今回は?電波は、今回もとどいていないようだ。もともと、この神社、あまり携帯は通じない。まあ、明かりがつくのだけでも助かる。さて、酸素はどのくらい持つのかな?昔見たドラマで、『生き埋めにされた主人公が、有り合わせの材料で酸素を作って、生き延びた』みたいなシーンがあった。一生懸命どうしたのか思い出そうとしたが、無駄だった。肝心なところが、モヤってしてる。材料がなんなのか思い出せない。昔はやった救急救命室のドラマを見て、これだけ見てたら医者になれるかもって、考えたてた子供時代を思い出した。少年、ドラマを流してみてたくらいじゃ、医者にもなれないし、役立つ知識も蓄積されないぞ。ちゃんと勉強しような。
※アメリカドラマ 「BONES -骨は語る-」のエピソード。どの回か見直そうと思ったら、200話以上もある。諦めた。
※アメリカドラマ 「ER緊急救命室」のこと。医者が、手術しながら、患者越しに、女を口説いてるシーンが衝撃的だった。何話目か調べようとしたけど、こっちは300話以上もある。諦めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます