第3話

携帯の電源を付け直す。付け直す?ああ、いざ助けられそうな時に、携帯が動かないと後悔しそうだったから、最初の数分で、一旦電源を落とした。あの時は、アンテナは立ってなかった。さて、今回は?電波は、今回もとどいていないようだ。もともと、この神社、あまり携帯は通じない。まあ、明かりがつくのだけでも助かる。さて、酸素はどのくらい持つのかな?昔見たドラマで、『生き埋めにされた主人公が、有り合わせの材料で酸素を作って、生き延びた』みたいなシーンがあった。一生懸命どうしたのか思い出そうとしたが、無駄だった。肝心なところが、モヤってしてる。材料がなんなのか思い出せない。昔はやった救急救命室のドラマを見て、これだけ見てたら医者になれるかもって、考えたてた子供時代を思い出した。少年、ドラマを流してみてたくらいじゃ、医者にもなれないし、役立つ知識も蓄積されないぞ。ちゃんと勉強しような。

※アメリカドラマ 「BONES -骨は語る-」のエピソード。どの回か見直そうと思ったら、200話以上もある。諦めた。

※アメリカドラマ 「ER緊急救命室」のこと。医者が、手術しながら、患者越しに、女を口説いてるシーンが衝撃的だった。何話目か調べようとしたけど、こっちは300話以上もある。諦めた。

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