サラマンダー編からリヴァイアサン編までの用語紹介

※まず最初に、今回のお話は用語紹介となります。今まで出てきた用語を解説する内容となっていますので、気長に読んでいただけると幸いです。


なお、今回出て来る用語は本編では語られなかった内容の補足として書いています。


それではどうぞ。




①八大魔祖


 火、氷、風、土、雷、水。そして光と闇を一括りにした存在。この世界における力の祖先、魔力の祖先とも云われているので八大魔祖と言われている。自然の力ともいう。


 自然の力に近いのでその力を扱うことができるのはヘルナイトのような魔王族しか操ることができないが、アキ達はスキルとして使っているので八大魔祖との関係性はあまりない。


 耐性と言うものはその名の通り弱点耐性。火は水に、水は雷に、雷は土に、土は風に、風は氷に、氷は火に弱いと言った弱点属性のようなものである。ヘルナイトはチートなのでそう言った耐性の防御力が半端ないので、あまり効きません。



②聖霊族と死霊族。


 聖霊族は魂でもある瘴輝石を体に埋め込んで生活をし、そして体の寿命を迎えると聖霊族は瘴輝石となって人間のためにその命を捧げる。瘴輝石は元々聖霊族の魂ということになる。


 対照的に死霊族は生きている生物にその瘴輝石を入れて人間の魂を取り込んだり、人間の体を奪って無理やり自分の体にしている。生きた生物の魂を取り込む方法があるらしいが、まだ解明も何もされていない。人からは『終焉の瘴気』の使者などと言われているが、事実死霊族と『終焉の瘴気』が関係しているのかはまだわからない。


 元は同じだが枝分かれしてできてしまったのが聖霊族と死霊族である。



③魔女


 魔女と言ってもよく聞く呪いを作るおばあさんではない。魔力がない人にとってすれば魔力がある人のことをさす。その人達は自然の力と言われている八大魔祖とは違った特殊な魔祖を使って攻撃、防御などに魔法を使うことができる。その魔女がギルド長を務めることができる。例外もいる。


 中には結界を作ったりする魔女もいるとか……?


『六芒星』は幹部が魔女であり、モルグのレベルも普通なら魔力0が普通だが、魔女だけには魔力と言うものが存在する。


 因みに……、ハンナのあのMPのカンストは異常です。しかしバグではありません。よくあるチートです。



④詠唱。


 詠唱とは『詠唱結合書』と言う書物に封印された大いなる力。『詠唱結合書』に選ばれたものにしか扱えない代物。その見極め方としては――詠唱結合書を結び付けている紐が黒ではなく白ければ使える。


 詠唱には種類があり、通常詠唱と特殊詠唱があり、通常は『必中の狙撃』や『殲滅槍』。特殊詠唱は『大天使の息吹』と『断罪の晩餐』などがそれである。


 通常詠唱をA。特殊をBとすると……。


 複合詠唱――一人の人間が自分が持っている詠唱を複合させる。 (A+B)や(A+A)

 混合詠唱――二人の人間 (この場合は一人の人間をⅠと表記する)が自分が持っている詠唱を重ね合わせる。 (AⅠ+AⅡ)、(BⅠ+BⅡ)と言った感じで使える。


 その組み合わせ自体はどうなるのかは誰にもわからない。要は――直観である。



⑤黙示録と滅亡録。創世記。


 黙示録は今でいうところの歴史書。色んな種族のことが書かれている書物と言われている。そんな黙示録の項目から消されると、滅亡録と言う歴史書に記入され書かれたそれらは気付かれることなく謀殺される。


 今でいうところの黙示録=歴史書。滅亡録=ブラックリスト。


 誰が書いているのかは誰にもわからない。そしてどこにあるのかすらも分からない。


 なお、これはアズールでしか適用されていないので、他国に亡命してしまえば対象外となってしまう。


 そんな滅亡録と黙示録の存在に対して疑念と憎悪を抱いて、『六芒星』が立ち上がって革命を目論んでいる。


 ※アズール創世記は三千年で、亜人の郷が滅んだのは四百六十二年前。そして『終焉の瘴気』が出現したのは二百五十年前。案外『終焉の瘴気』は最近出たことがわかる。


 アズールができた理由はまだ解明されていないところがあるが、一説によると竜の争いでこの地が出来上がったという説が有益らしい。

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