PLAY02 二つ名の騎士 ②

 振り返ると誰もがその方向を見るために振り返っていて、その場所だけ開けていた気がした。


 その場所にいたのは――紫の肩まであるミディアムヘアーの人で……、白いコートチックのロングスカートに、白いブーツ。腕には……、何故だろう。不釣り合いと言う言葉が正しいと認識してしまうような……、腕まである青と白の色合いに、大きな太陽マークがついているナックルをしている――私と同じくらいの女の子がそこにいて手を上げていた。


 しっかりと、そびえ立つようにびしりと……。


 その光景を見ていた私はおろか、他のプレイヤーも驚きながらその人のことを見て誰なんだという顔をしてその人のことを凝視していると、注目の的でもあるその人は私達に向けて真っ直ぐな視線を向けながらそっと手を下ろして……。


「私も衛生士、そしてメディック駆け出しなので、その子と一緒に行きます」


 にっこりと――満面の笑みでその人は私を見て微笑んでいるかのように、明るい声でそう言った。驚いてぽかん……っとしている私達に向けて……。



 □     □



「ごめんなさい。私の所為で……」

「そんな謝らないで。全員参加って書いてあったのに、ああやって一人に押し付けるのってひどい話でしょ? レディーファーストの使い方を間違えてるって話しでしょ?」


 ……そもそも、そのレディーファーストという言葉を使うのかな……?


 そんなことを思いつつ、一緒に来てくれた人と話しながら、受付の並びが来るまで待っていた私達。


 あの騒動が嘘のようにすんなりとこの場所に並ぶことができたので、私は同じメディックの女の子に向かって少しだけこの世界に来てしまった混乱を紛らわすために話をした。


 エレンさん達と話していたせいか、受付の前には大行列とまではいかないけど列が二つもできており、私とその人は横に並んで待つことにした。一緒に来てくれた人は、明るく笑いながら私に聞く。


「そう言えば、あなたの名前は? あ、ハンドルネームでね! 私はモナ! つい最近メディックになったばかりなのっ」

「私は、ハンナです。メディックになったのは……、えーっと、一ヶ月前? かな……」

「すごいね! ハンナちゃんの……、あ。ハンナちゃんって呼ぶね! その方が呼びやすいし。ハンナちゃんの方が先輩なんだぁ。私のことはモナって呼んでいいから」


 からからと笑って言いながら羨ましそうに言うモナさん。


 その笑顔は明るさを表しているような笑顔で、モナさんはその顔を見せながらけらけらと私のことを見て笑っていた。その笑顔を見ながら私はその笑顔につられて二個っと控えめの微笑む。


 前の人が動き、私達の前に一人分が入る空白ができた後……一歩。前に進む。


 そんな中、私はモナさんを見て聞く。


 何だろう……、年が近いからか、それともモナさんの明るさに張り詰めていた緊張がほぐれたのか……、気安く話しかけられる……。


 そんなことを思いながら私はモナさんに聞いた。


「えっと、きっと私の方が年下なので、モナさんで……。モナさんは一人でここに?」

「ううん。私ね。一緒に遊んでいた友達が、二、三人いたんだけど、私が先にここに飛ばされたから……」

「あ。ご、ごめんなさい……っ」


 それを聞いた瞬間、私は心の中でしまったと思ってしまった。


 そのあとすぐに私は口元を手で隠して……、慌てて謝った。ただの平謝りではなくしっかりと頭を下げて、でもモナさんは私のように慌てだしてこう言ってきた。


「あわわっ! そんな頭下げないでっ! ハンナちゃんだって友達いたのに……、一人だけここに飛ばされたのに……、あの言い方はないっ! あんの見せ筋野郎っ!」

「……み、みせ……?」

「見せる用の筋肉ってこと」


 慌てていた顔を、ぷくぅっと頬を膨らませて怒っていたモナさん。怒っている相手はエレンさんに対して暴力を振るおうとしたあの人のことで、モナさんはそのことについて思い出しながら頭から蒸気が出そうな怒り方をしながらモナさんは言っていた。


 そんなモナさんを見て、ふと――すごく表情が豊かな人と、私は思った……。


 ざっ――と、一歩。前に進む。


「こんな状況になって、みんな怖いって言うのに、八つ当たりしても意味ないのに……。それに、衛生士とメディックやっている人に対しての言い方じゃないと思う。失礼極まりない」


 そう言うモナさんは、少し上を見上げながら、怒りが治まっていない状態の雰囲気で、その気持ちを表した顔をしていう。


 それを見て、私は「あの……」と言って、モナさんを呼ぶ。モナさんはきょとんっとして、「なに?」と言いながら私の方を見たので、私はモナさんに向けて――


「ああ言われて、確かに痛いと思いました。でも、私はモナさんのお陰で、幾分か心が安らぎましたよ……? だからそんなに、あの人に対して怒らないでください……」


 とやんわりと言うと……。


 モナさんはまたきょとーんっとした顔をして……、一瞬だけ目を見開いて驚いた顔を体現した後、すぐにため息を吐きつつ肩を竦めながら――


「……そんなに優しくしなくても……」


 と、半分驚いたような声を出して、そして納得がいかないような顔をして私のことを見ていた。なんだか私が変な人のような目で、変わっているという顔で、モナさんは言った。


 けど……、すぐにその顔を元も普通の顔に変えて、その状態でぐっと握り拳を作って――気合の入った音色と雰囲気。そして顔で言った。


「次こんなことがあったら――殴ってやるっ!」


 …………………………………。


 私はモナさんに聞いた。恐る恐ると言う形で、モナさんが持っているとある物に向けて指をさしながら、私はモナさんに向けて聞いた。


「それは……、その武器で?」

「? うん」


 一歩。前に出る。


 私はモナさんの武器を指差して……、恐る恐ると聞いた……。本来、衛生士やメディック専用の武器はない。むしろそんな武器はないのだ。メディックは武器など装備できないので防具しかない。


 だからモナさんがメディックと聞いて、そしてその腕に武器を見て、私はそれが気になって仕方なかった。なんでそのナックルをつけているのか疑問だったから、私は気になって気になって仕方がなかったのだ。


 モナさんの腕にはめられた……、そのナックル……? なのかな?


 それを指差して言うと、モナさんはハッと何かに気付いたのか……。


「あぁ。バングルはね、このナックル……、MCOサマーイベントでもらった『灼熱しゃくねつ鉄拳腕てっけんわん』を取ったら、ちゃんと右手首に」

「あわわ……っ! 違うんです……! あの、メディックって、専用武器ってありませんよね……? なんでそれを……?」


 何かを誤解したのか、モナさんは右手首を指差して説明をしていた。でも私は違うと誤解を解いて、詳しく言うと、モナさんは……。うーんっと考えて……、首を捻って、難しい顔をした。


「なんだろう……、確かにメディック専用武器じゃない。でも回復には使わない。しっくりんなんだけど……えーっと、どういえばいいのかな……?」


 と、悶々と何かを考えて……、そして――ぱっと。答えが見つかったのか、明るい顔になり――はっきりと、笑顔で言った。



「私には殴ることが性に合っているっ!」



「…………………………………………」


 たらりと、冷や汗が流れる。もし、この場につーちゃんがいたら……、きっと突っ込むに違いない……。どんな突っ込みをするのか……解らないけど。


 そんな会話をしていると、突然それは来た――


「次の方お願いしまーす」


 と、受付の方から、女の人の声が聞こえた。


 その声を聞いて、私とモナさんは、驚きながら受付の方を見ると、受付の人はニコニコとした面持ちで私達に向けて手招きをしている。


 どうやら私達が話している間に回ってきたみたいだ。


 その光景を見たモナさんは驚きながら「あぁ! もう次なのっ? 早っ」と言いながら手招きされた受付に向けて足を進めて、私に向けて振り返りながら手を振って――


「それじゃ――あとでねっ」


 と言って、モナさんはそのまま駆け足で受付に向かって行ってしまった。


 モナさんのその光景を見て、私は驚きながらも手を振っていたその行動を真似るように、力ない手を振ってモナさんのことを見送る。


 なんだか……、すごく表情筋が活発な人だった……。


 そんなことを思いながら私は手招きされたその受付のところに向けて足を進めて――早速始める。始まると同時に、受付の人は腰のところにあるのであろう、机の箪笥に手を伸ばして、『がらり』とその箇所を開けて……。


「えー、まず初めに……」


 と言いながらある紙を出した受付の人。


 それは隣にいたモナさんも同じもので、色んな項目が書かれている、なんか問診表みたいな用紙だった。


 見た限り問診票のようなそれを見ていると、その人は紙と万年筆のようなペンを持ったままにこやかな笑みで私に言ってきた。


「異国の冒険者様。ようこそアズールへ。この国の入国許可証と、クエストを受けるための証明書となる身分証明……、冒険者免許発行の手続きを行います」

「あ、はい……」


 そうか、あのチュートリアルミッションは……このことを指していたんだ。つまり目の前の問診票は私のことを細かく書く用紙なのだろう。


 そこは自分で書くんだ……。文字コマンド入力とか、タブレット入力のようなものじゃないんだとか思いつつ、あのバングルの言葉を思い出しながら、私は受付の人の話を聞く。


「それでは最初に――お名前と種族、所属をお答えください。それをもとに冒険者免許を発行いたします」

「あ、そこは自分で言うんですか? 書かなくてもいいんですか?」

「ええ。どうぞ。ここにある大きい口の置物がありますよね? この置物があればあなた本物のあなたであることを証明してくれるので、ご安心を」

「あ、はぁ……。えっと……」


 受付の人の言葉を聞いた私は、受付の人の左に視線を向け、その左端に置かれている大きな口のオブジェに視線を移す。本当に大きな口を模したかのようなすごく気色悪いオブジェで、それを見た瞬間私は察した。


 口のオブジェは嘘発見器のようなもので、それを使って私が本物の冒険者なのかを確認しようとしているんだ。注意深い。でもそのくらいしないと信頼なんてないから……仕方がないのかな……。


 そんなことを思いながら受付の人に言われた通り、私は自分のことを話す。


「名前は、ハンナ……。えっと、種族は、天族で……、メディック」



 ――べきっ!



「?」


 突然聞こえた何かが折れる音。すごい音で折れる様な音がしたので、受付の人を見ると……。


 ひく、ひくっと口角の端を引くつかせて、笑みが固まったままの表情で、目を開いて……、「あ、ああ……」と声を漏らしている。手には持っていたはずのペンが、真っ二つに折れていた。指から見える黒い線は……、インクだと思う。それが、白紙の紙を汚していた。


 口のオブジェと私のことを交互に見ている受付の人を見ながら、私もオブジェのことを見ながら何も反応はないことを確認すると……、もう一度受付の人を見る。


 その姿を見て、私は「あ、あの……?」と、おずおずと声をかけた。すると――少し遠くから声が聞こえた。耳を澄まさなくても、小声なのに大きい声で、聞こえたそれ。


「や、やっぱり聞いた通りだった……っ!」

「俺、後ろで話していたのを聞いたけどよ……、あの二人ってメディックなんだろ? なんたってあのデカブツはああもあんな風に偉そうにしていられるんだっ!?」

「罰当たり……否っ! これって、異国だとすごい労働鬼畜な所なのかぁっ!? こっちじゃ一万人に一人と言う確率の……倍率百五十の所属なのに……っ!」

「ひぇーっ! 労働鬼畜反対っ! 俺アズール出身でよかったっ!」

「てか……、あの二人、まだ十代位だろう? 飛び級か……?」

「にしても……、勝ち組確定の所属じゃねえか……」

「俺達のパーティーにも欲しいぜ……、可愛くて超勝ち組所属の子……」


 …………………………?


 なんだろう……、なんであんなに驚きながら話しているんだろう。


 よく見れば、モナさんの受付をしていた人も、固まって私を見て、モナさんを見ていた。しかもあんぐりと大きな口を開けて、コミカルな絶句を表しながら首を傾げているモナさんのことを見ていた。


「……なんだろうね? これ……」

「さぁ……」


 モナさんもさすがに驚きながら、不安な顔をして小さい声で私に聞く。受付と受付の間は結構近く、耳を近付けて小さな声で言っても聞こえてしまうような距離であったのでモナさんは小声で私に向かって小声で聞いてきた。私は首を横に振って、私自身も分からないという顔をしてモナさんに相槌を打つ。


 本当になにがなんだかわからない状況の中……、私達は受付の人達を見る。


 モナさんの受付をしていた人は、ハッと先に目が覚めたのか、私の受付をしていた人の腕に、肘を軽く打ち付ける。すると――はっと現実に戻ってきた受付の人。


 でも……。


「し、た、大変失礼いたしました」


 言葉を間違えたのかはわからない。でもその人は笑みを無理矢理作った、変な笑みで私を見て、汗をだらだらと流して私に言った。


「じ、実はですね……、この国アズールは、衛生士なメディックと言う所属が、一際少ないんです」

「……どうしてですか?」

「しょ、それはでふね……?」


 あ、噛んだ……。


 引き攣った笑みが、更にひくひくと大きく引き攣らせながら受付の人は言う。だらだらの汗が、更にその人の肌を濡らしている……。


 どうしたんだろう……。何か私……、変なことでも言ったのかな……? 


 そんなことを思っていると、受付の人は私に向けて丁寧な口調で唐突な説明を始めた。


 これは長くなりそうだ。そんな口調の話し方で……


「その、回復の技術と言うそれは、並みの頭脳では取得が不可能なんです……。それに蘇生スキル、四肢修復スキルなどは、大量の魔力を消費します……。故に衛生士になる人など、ほんの一握り……。王国直属騎士団上位クラス級、それ以上のクラスで、衛生士とメディックは、アズールでもとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーっ、ても! 貴重で重宝されている所属なんですぅ!」


「……………………………はぁ」

「反応薄っ!」


 そんな受付の人の力説と突っ込みを聞いても、私には状況が呑み込めないのだ……。色々と何かすごいことを言っていたような気がしたけど、正直それを聞いたところで「へぇ~」なのだ。


 普通メディックのような回復要因は囮になるのが普通だったから、そんなことを言っても全然実感と言うか、そんなにすごいの? という疑念が逆に湧いてしまうのが現実。重宝の面に関しては、もしかしたらアップデートの所為なのかもしれないけど……、回復要因が重宝……。なんだか実感がない。


 受付の人はまたハッとして――またにこやかなスマイル(ぎこちないそれだけど……)を出して、「そ、それでは――」と言いながら下に潜り込んで、ごそごそとまた何かを出そうとしていた。


 まだ何かあるんだ……。私は内心何があるんだろうと思いながら受付の人を見ていると……、受付の人は下に入れていたそれを私と受付の人の間に割り込むように置いた。どんっと、大きな音を立てて――


 それは――直径三十センチの半透明は水晶。下の土台は金色の台座となっているそれで、それを手で指差して、受付の人は言った。引きつった笑みは、未だ治っていない……。


 私、何か変だったのかな……?


「こちらの魔導水晶に、両手で触れてください」

「両手……?」


「はい。この国アズールでは、あなた方異国の冒険者のステータスを元に、モルグとして表記します。モルグとはこの国のレベル。一から十のレベルで表し、その合計レベルが高いほど強いということになります。体力、魔力、武力は攻撃力、硬力は防御力、知力は魔法攻撃力、制力は魔法防御力、神力はあなた様の精神状態を表します。命中率、素早さ、運の三つを合わせた器力が、この国のステータスとなるのです」


「……、そのレベルは、私達のレベルが上がれば、それも上がるんですか……?」

「は、はいっ! 勿論です! 体力と魔力はステータス千単位でレベル一。三千六百九十八でもモルグは三です。その他は百単位でレベル一です。なお、十単位はカウントされません」


「成程……」


 そう私は納得する。モナさんのところでも、同じような説明をしていて、モナさんはその水晶に触れようとしている。私もそっと、両手でその水晶に触れる。


 ひたっと触れた瞬間……、冷たいと感じたけど、その後に来た淡く光り出す水晶。それを見て、私は綺麗と、見とれていた……。


 モナさんを見ると、モナさんも目を見開いて、驚きながらそれを見ていた……。


 冷たさが段々温かくなってくる。


 その感動も、すぐに消えてしまった。


 少しした後で、水晶は光を失って、受付の処から『カシュッ』と言う音が聞こえた。


「はい。ありがとうござ…………………………………………………………」


 瞬間――受付の人は黙ってしまった。


 私はそれを聞いて、水晶の端からその顔を見た。そして……「え?」と声を漏らして驚いてしまった。


 受付の人は、手に持っていたカードのようなものを見て、震えながらそれを、驚愕の顔で、口をあんぐりと開けたまま見ていただけだった。よく見ると――モナさんの方でも……。


「もしもーし?」


 モナさんが目の前の受付の人に声をかける。でも、その人も私の受付をしていた人と同様に、あんぐりと口を開けて、青ざめながら凝視していた。


 モナさんと顔を見合わせて首を傾げると、すぐに目の前から大きな『ガタンっ!』という音が聞こえた。


 私達二人はビクッと驚いて前を見る。


 受付の人はわなわな震えながらカードを見て、そして――


「あ、あの! 少々お時間をいただけますかっ!?」と、大声で慌てながら叫んで聞いてきた。私の受付をしていた人が……。


「え、ええ……? ど、どうしたんで」

「どうしたもこうしたもっ! なんですかこのレベル!」


 と私の言葉を遮って、その人は受付の向こうのドアに向かって走ろうとしている。


「今すぐギルド長に!」

「まって! ちょっと待ってっ!」


 突然モナさんの受付をしていた人が大慌てで、私の受付をしていた人の手を掴んだ。


「なによ! 今ちょっと手が」

「これ見て! ヤバいわよっ!」

「なによこ……………、どぅうえへえっ!? 何これ! なんなのっ!?」

「魔導水晶は壊れていない……、ということはこれって……っ!」

「こんなの私も見たことがないわよっ! ここで働いて早六年だけど……、先輩だってこんなの見たことががないと思うっ!」

「同文っ!」

「ちょっと! 私達席を外すから――他の冒険者様の受付お願いできるっ!?」

「「は、はいっ!」」


 大声で叫んで、近くにいた新しい受付の人に仕事を変わってもらうように言う受付の人……。そして受付の人達は私達をギッと見て……。


 剣幕と驚きと、そして焦りの顔を出して……。



「「すみませんっ! 少々お時間をいただけますかっ!?」」



「「…………………………、は、はい……?」」


 私達は、その威圧に負けて……、それぞれその受付の人の後を着いていくことになってしまった。

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