好きな照明
夢美瑠瑠
☆
(これは、今日「明かりの日」の、好きな照明は?というアメブロのブログネタに投稿したものです)
3年位前に、生涯で初めての「入院」をした。
その頃は、アルコール依存症状態で、心不全に肺炎を併発して、危篤と言われ、相当につらい状況でしたが、何とか恢復はして、今は健康体です。
その、入院した時に気が付いたのは、病棟の照明が、非常に気持ちが穏やかになる、暖かくて優しい感じの色合いだったことです。オレンジ色とクリーム色の中間くらいの、全く普段は意識しないくらいの明るさなのですが、ふと照明の存在に気が付くと、「ああ、いい色やなあ」と、感心した。非常に綺麗で落ち着く、絶妙の色彩に思えた。
色彩心理学だかそういう知見とか?試行錯誤やらがあってこの可愛らしい?親しみやすいカラーに落ち着いたのかと思うけれど、やはり何でも物事は進歩してきているなあ?と安心するような感じもあった。昔は病院とかはだいたい非情な感じの蛍光灯の照明で、怖いようなイメージでした。
今はまあ役所や学校などもわりと蛍光灯がしらじらと、散文的に「現実」という感じに照明を照らしている(こういうのをトートロジーと言いますw)ですが、普段ずっと生活する場所なのだから、だんだんにこういう風に、人間的な、ソフトなイメージの場所に、照明に限らず、いろいろと改善していけたらいいですよね?
公共の、公式の場、というのが、ボクでもそうですがどうも苦手とそういう人は多くて、だいたいなんとなく冷たくてよそよそしいムードゆえに緊張する感じが付き纏うのも要因として大きいかと思う。「雰囲気が悪い」というやつである。
人間の知恵というのは、例えばこういう些末な、「雰囲気がモンダイ」というようなことを意識して変える、こういうところに働かせるべきでは?
世の中に余裕ができてきて、そういうところに目配りが行き届いていけばいいと思います。
公務員、教師が、精神的な疾患やいじめなどで休職したり、辞めたり、そういうこともだんだんに少なくしていくべきだと思う。職場のいじめとかも色んな意味で社会的な損失を引き起こしているだろう。従来、メンタル面のケアとかそういうたぐいのことを言うのがなんとなく柔弱な感じで?タブー視するような、なんとなくそういう感じもあったけれど、実は人間の精神の健康は、もっとも大切肝腎で、真っ先に配慮されるべきものではないだろうか?
ロハスの時代、SDGsの時代には、「こころ」が、もっとも大事なのだ!
私はそう思う。
一事が万事だから、こういう「照明の改善」のような、そういういろいろなプラスの変化が公共の場所全部に行き渡っていけばいいかと思います。
(天声人語風のコラムみたいになったな?w)
好きな照明 夢美瑠瑠 @joeyasushi
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