桓玄24 軍勢復調
○晋書
「敗走中にも関わらず勢いを取り戻したと聞いて、はて、と思ったが、なるほど、こうされてはな」
桓玄は
桓玄の兄の一人、
桓玄は
桓玄が
そして桓玄は、兵らに言う。
「卿らはみな朕に付き従う正義の軍である。長江下流より不届きにも朕を狙う者たちも、卿らを見るなりたちまち謝罪し軍門に降ってこよう。そして卿らが長江を下り、
○魏書
特に新規情報は無い。
玄至尋陽,江州刺史郭昶之給其器用兵力。殷仲文自後至,望見玄舟,旌旗輿服備帝者之儀,歎息曰:「敗中復振,故可也。」玄於是逼乘輿西上。桓歆聚党向曆陽,宣城內史諸葛長民擊破之。玄於道作起居注,敘其距義軍之事,自謂經略指授,算無遺策,諸將違節度,以致虧喪,非戰之罪。於是不遑與群下謀議,唯耽思誦述,宣示遠近。玄至江陵,石康納之,張幔屋于城南,署置百官,以卞范之為尚書僕射,其餘職多用輕資。於是大修舟師,曾未三旬,眾且二萬,樓船器械甚盛。謂其群黨曰:「卿等並清塗翼從朕躬,都下竊位者方應謝罪軍門,其觀卿等入石頭,無異雲霄中人也。」
(晋書99-24)
玄挾德宗發尋陽,至江陵,西中郎將桓石康納之。張幔屋,止城南,署置百官,以卞範之為尚書僕射,殷仲文為徐州,其餘各顯用。玄謂諸侍臣曰:「卿等並升清塗,翼從朕躬,都下竊位者方應謝罪軍門,其見卿等入石頭,無異雲霄中人也。」
(魏書97-18)
バカのテンプレ過ぎて「ソウデスカー」以上の感想が持てないシーンが続きすぎてて、もう。ただラストに出てくる桓玄のコメント、これはたぶんその通りだったりするのでしょう。相変わらずなに言ってんのかイマイチわかりません。漢語でおk。
ていうかこの発言、たぶん兵の大半も意味拾いきれないっしょ。こういう、自分の言葉に酔い痴れるような輩だったのは間違いがなさそうだよな、という感じもします。
ここで桓玄の軍勢修復力が特筆されてますが、まあ「もとからあった軍備を接収しました」なんでしょうね。
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