何無忌1 劉牢之の甥
やがて劉牢之に従い、桓玄との対峙に出向く。しかし劉牢之が桓玄に降る、などと言い出す。何無忌は幾度となく劉牢之を諫め、その言葉ぶりも切羽詰まったものであったが、結局劉牢之が聞き入れることはなかった。
やがて桓玄が簒奪をなす。桓玄の
何無忌,東海郯人也。少有大志,忠亮任氣,人有不稱其心者,輒形於言色。州辟從事,轉太學博士。鎮北將軍劉牢之,即其舅也,時鎮京口,每有大事,常與參議之。會稽世子元顯子彥章封東海王,以無忌為國中尉,加廣武將軍。及桓玄害彥章於市,無忌入市慟哭而出,時人義焉。隨牢之南征桓玄。牢之將降於玄也,無忌屢諫,辭旨甚切,牢之不從。及玄篡位,無忌與玄吏部郎曹靖之有舊,請莅小縣。靖之白玄,玄不許,無忌乃還京口。
(晋書85-17)
劉裕の同志、何無忌の伝が始まります。このひとも結構な学者肌スタートですね。の割にだいぶ檄文における文才が微妙なのはなんなんだろ。「どういう人が太学博士になっていたか」もうまく見出せるといいんだけどなあ。
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