第13話 すべては共に生きる盟友のために
―― 西暦2056年 12月23日 ――
敢えて言うならクリスマスイブのイブ、初めて
されどもExprience Creativeの本社は通常運用、いつもと変わらない… とは言えない状況にあった。
「まぁ、なんだ、
「というか、マーケティング部門の中條さんと出掛けないんすか?」
「あぁ、
「って、なんで他人事なんです、腹立たしい!!」
若干、切れ気味な新卒の後輩に突っ込まれて、キーボード入力を止めた史郎は不思議そうに
課長が青筋浮かべているから止めろと、呆れ果てる技術職の青年が掛けた眼鏡型ウェアラブル端末のカメラを通じて、本日もストーキング行為に
(むぅ… やっぱり、胸の大きさやスタイルなのね)
とは思えど、均整の取れたクリムの肢体は理想を求めるマスターが長時間に渡り、
そもそも、急に身体つきを
(百歩譲るとして、例の狐耳と尻尾を付けてあげるくらいかな?)
何かのイベントで確保した実質的な効果の無い
こっそり作っていたスカート
社会人になった影響か、彼女が放置されていた二年足らずで
(うぐぅ、微妙に子を持つ母親のような気持ちが……)
中條聡子なら某VRMMOを通じた
“明日は遅い帰宅でも構わないし、
人知れず日々進化を
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