第12話 森寄酒飲老人見
楼鼎の中は薄暗く所々は陽の光が差し込んでいる。鳥羽子は楼鼎の賢者が住むとされている楼鼎庵を探して回った。しかし全くそれらしい建物がない。何なら建物を探している間に一度も見ていない。
困ったまま来た道を引き返しているとある木に石で彫られたような跡があり、よくよく見ると楼鼎庵と書かれているではないか。
鳥羽子は矢印の方へ走っていった。
あたりはすっかり夕暮色に染まっている頃に鳥羽子は楼鼎庵にやっとついた。
庵を覗き見たが誰もおらず。鳥羽子は疲れ果て地面にぐったりと倒れるとある老人がこちらへ酒を飲みながら歩いてきた。
この老人がかの楼鼎の賢者なのか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます