楼鼎の賢者
第11話 楼鼎之賢者
都に勤め一気に生活が変わった。鳥羽子は朝日の出の刻に起きて日の入の刻に仕事から戻る。周りは高貴な人ばかりで知性が長けており鳥羽子が知らぬ事を知っている者までおる。鳥羽子は元は天界の者であるため人間に知識で負けるのは今まで無かった。鳥羽子は始めて嫉妬心や自身の弱さを知った。
ある日、鳥羽子は勤めている場所の近くで噂を聞いた。
この都周辺には普通の人間が辿り着くことの出来ない境地を超えた存在である「賢者」がいると言う。
鳥羽子は「楼鼎の」と聞きとった。
楼鼎とはこの都の離れにある森を指している。
鳥羽子は楼鼎に居るとされる賢者に会って自身の弱さを改善するための策を聞こうとした。そこで次の日は仕事を休み離れにある楼鼎へ入っていた。
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