蜜柑

第1話蜜柑

蜜柑臓器は、ボクにとって必要で、周りにとっても必要だ。

これは、蜜柑と臓器ボクの話である。

【花を見るのが好きでした。

貴方はどんな臓器をしてますか?】

ある日、送られて来た通知が全てを無にした。

ボクは…かつてのボクを見下ろしていた。

手紙に小さな花が染みる。ボクは、恐ろしい光景を見た。

蜜柑ボクを剥く小さな女の子、その指は必死に中身を食べようと蜜柑を剥いた。

中の果汁が溢れ、中身があらわになる。

そこに見えたのは一枚の紙、そうか、彼女はしおりを作ろうとしたのか、彼女は中央を見ず蜜柑の皮ほねを必死に刻みペンダント式ビーカーに蜜柑の皮を入れた。

そして彼女が持ってきた白いキャンパス彼女の歯に臓器をかき込むと彼女は満足そうに、一欠片キャンパスを千切り刻むとまた、ペンダントのビーカーに入れた。

【貴方の花、確かに頂きました。怪盗信脱シンヌより】

わたしが、この事件に関与して分かった情報では、シンヌはまだ幼く思考も幼稚、故に挑発も乗る。

わたしは、咎人を使いシンヌをおびき出す事に成功した、それまでの過程を書こう

「一、蜜柑」

蜜柑、それは甘くて時には酸っぱい魔法の果物、ボクは蜜柑を剥くのが得意だ。時には痛める心だってあった。

ボクは蜜柑の果肉人の心に恋をした。

初めて剥いた蜜柑は大好きなタイプな蜜柑だった。

蜜柑に指を入れるワクワクや罪悪感、人は誰しも持ってる筈なのに、何故か世間は蜜柑狩りを注意喚起して回った。バカな世間はボクの家にも注意喚起して回って数日後、自分が蜜柑狩りに遭うとは知らない無垢な顔をしてボクを誘う。虫や動物、毒草だって生きたかったら牙を見せるのに…周りは呆気なく消えて行った。

始めは、誓いが果たされるかの不安や美を愛を保ちたいとの欲求から蜜柑狩りをした。

食べたのは、蜜柑は小さな身体の中に沢山果肉臓器を持っていてどれも必要だと言う傲慢ボディが愛を保つ筈がないのだ。蜜柑も生きモノ全て多くを望み過ぎた。

人は神の様に蜜柑動植物を当たり前の様に食べ当たり前な様に増え傲慢に小さな身体にも沢山の果肉が詰まり今か今かと育つのを待つ。

人も蜜柑も対象として見られたいからフェロモンを出す。匂いで雰囲気で騙し、実は甘くないと知った後、残されるのは蜜柑も人も同じだ。

ボクには、何で蜜柑を人を剥いたり食べちゃイケないか分からなかったんだ。

だって、教えてくれようとした蜜柑恋人を剥き食べてしまったから、【ねぇ、何で蜜柑剥いちゃイケないの?警察ハンターさん】彼女は語った中に偽りはなく、彼女はその後なくなった。何故彼女が捕まったかは時間を割いて話そう。

【蜜柑を逮捕罰刑死罪】

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蜜柑 @kai00105

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