第2話 新キャラ

魔王がオスだった


あの顔で!? とかはweb小説じゃ伝わらないだろうし

そもそも、性別に関して“俺”はどうでも良い

だが脇役の2人はかなり動揺するだろう


自分達の惚れた人がよもやオスだったとは


「んー、、」


そんな事を考えているとメイラ様が起きた

あのあと、そのまま寝てしまわれたから

いつもより、起きるのが少し早い


「おはようございます」


「おはよう、、レイ」


「朝食の準備は出来てますよ」


「食べる!」


朝食と聞いて飛び跳ねる

最近思うが、メイラ様なしではもう生きれない

考えたくもないが、メイラ様を摂取し続けなきゃ氏ぬ


「今日も美味しいね!このたまごフワフワしてる!」


「ありがとうございます、ベーコンもカリカリしてて美味しいですよ」



「んー!ほんとだ!おいしい!」


最高の賞賛をもらいつつ朝食を終えた

はぁ、今日も今日とて可愛過ぎる....


って、いかん考えなきゃいけないんだった

普通に忘れるとこだったが、結構まずい状況なんだよな


魔王を殴り飛ばしたんだから


まず攻めてくるのは確定

俺を捕らえて死刑も確定

メイラ様の四天王の座 剥奪

領地 没収

軍 解体

      ↑

      🤔

     逃げよう


その前にメイラ様に言った方が良いか....


「メイラ様、ご相談が....」


「どうしたの?レイ」


「メイラ様は四天王という

       立場が大切ですか?」


「んーん!レイ達と入れれば良い!」


     神≦メイラ様

全俺が泣いた

大好きです、一生お供します!

だから、、

「でしたら、私の別荘に行きましょう

          リズ達と一緒に」


「行きたい!何泊ぐらいするの?」


「ずっとです」


「え?他のみんなは行かないの?」


「はい、我々だけで行きます」


領民達はこの際どうでも..


「ん〜、でも、みんな一緒が良い!!

      お願い、レイ、みんなで行こ?」


良くない!どうでも良くない!!

良いわけないやろ、誰?見捨てようとしたの


「分かりました、みんなで行きましょう」


「ほんと⁉︎ レイ大好き!」


そこから先の記憶はない





気づけばベットで眠っていた


そして

「おはようございます、レイ様」

 

「おはよう」


近くの椅子にリズが座っていた

セリフに出ていた新キャラだ 一応紹介する


エリザベス(リズ):俺の魔王時代の側近

          結構強い

          可愛いと評判

          氷の魔法使う

          大人


こんなもんだな、メイラ様とも仲が良いが

頑なにメイラ様の下にはつかず

俺の側近のままだ


「メイラ様は?」


「レイ様のためにホットケーキを作っています」

    

「素晴らし過ぎるイベントだな」


「私もホットケーキに合うリンゴジュースを 作ってきました、試飲してみますか?」


「頂こう」 ゴク

「おお、リンゴ本来の甘さはそのままに

 喉ごしがなめらかでスッキリしている、、、

 合格だ」


「ありがとうございます! それで、あ、あの

 なでなでして貰ってもよろしいですか?

 これは、その、ご褒美のようなものが欲しくてですね...」


「良いけど、最近多いね」  

 

頭を撫でると、トロンとした顔になる

嬉しそうだ

最近はこのように甘えてくるようになった

俺はロリコンだから

まだこういうのに慣れてない



「ホットケーキ出来たよ〜!」


メイラ様が部屋に入ってくると同時に

変な匂いが鼻をついた


「あ、レイ!おはよう!レイのために

 ホットケーキ作ったよ!」


「本当にありがとうございます!

 とても嬉しいのですが、、それが 

 ホットケーキ ですよね?」


「そうだよ!」

 

お察しの通りメイラ様が持ってきたのは

dark matterだった

しかし俺は....


「頂きます!」


メイラ様からdark matterの乗った皿を受け取る

          

「レイ様!お待ちください!!」


リズの静止を無視して  食す!

当然だ、ここで断るなどあり得ない

モグモグ バキゴキ ねちゃぬちゃ


「どう?おいしい?」


「は、、い  おいし、いです」


「やった!頑張って作ってよかった!」


リズは心配そうな瞳で俺を見ていた

しかし、このメイラ様の笑顔があれば


それで良い、、、



また、そこから先の記憶はない










































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