軍事チートと決闘
☆☆☆王国国境付近の村
「アース様・・・ダメです。人がいません」
「チィ、もっと、探せ。金目のものあるだろう!」
「アース様!こんな文章を見つけました!」
「ああ、何て、書いてんだ」
チ、スキル翻訳があるが、日本時代の国語力と比例してやがる。スマホで調べれば良かったけどよ。
もう、すでに電気がないぜ。
「ギアス、お前、元商会員の触れ込みだろ?読んでみろ」
「はい、『王が変わる。アース殿が王に即位するから、村民は、お祝いに金銭、食料を持って、王城に来い』です」
「ほお、これ、『オウジョウ』と読むのか。意味は何?」
「えっと、王様がいるお城です。使者が帰って来ませんが、こちらの要求を聞いたのでしょう。城で歓迎されていると思いますよ」
「そうか。城に向かうぞ!」
・・・俺は、顎門地球(アギトアース)、河でキャンプをしていたら、いつの間にかここに来た。
あっちの世界では、武器の密輸していたから、あちらの世界の武器を買えるぜ。
軍用車と、銃を買ったら、金が底をついたな。
早いとこ、この国を手に入れないとな。
総勢300人は超えたぜ。
武器を配るだけで大変だ。
人が数十人で、後は、キツネ耳か。
エルフと姫で、サンピーしてやる。
アース一行は、王城に向かうが、
「何だ。橋が壊れてやがる。まあ、どうせ。車じゃ。通れないか。回り道をするぜ」
「チ、道が狭いじゃ無いか」
大回りをしながら、3週間、かかって、王城の西の草原に来た。
しかし、城の門は閉ざされただけだ。
拡声魔法で、声が響く。
【アースのバーカ、アホ、マヌケ、DQNネームの底辺!】
ただの罵倒だか
それでもアースは攻撃を命令する。
「うんだと、こら、お前ら、城を撃て!」
「「「「オオオオオオオオオーーーー」」」
バン!バン!バン!バン!・・・・
☆回想 3週間前、会議室
「捕虜の尋問の結果、アースの能力は、通販です。武器の召喚の対価は、お金です。まず。銃というものですが、M16なら、金貨1枚(10万円)M4なら、銀貨4枚(4万円)、AK(アク)なら、銀貨2枚(2万円)というところでしょう。
そして、鉄ツブテは、一発、銅貨1枚(100円)
弾の発射速度は、フルオートで、1秒間に10発で、大銅貨一枚(1000円)
そして、弾倉が20発入りだったら、わずか、2,3秒で空になるのです。
アギトは300人に銃を配っています。全員が、20発打ち終わると、
金貨6枚(60万円)になるのです」
「なんと、アリサ殿は、商人のジョブをお持ちか?」
「結論は、大規模な戦闘行動は起こしにくい。決闘を申し込むでしょう」
・・・・・
撃った弾丸は、城壁に弾かれる。
「チ、お前ら、撃つのやめろ!弾はいったいいくらすると思っているのか・・」
「親分、銃、ガチャガチャ、言ってる。銃、疲れた言っている。交換、交換!」
「いい。お前は、槍でも持っていろ」
もう、金はない。
「おい、こちらは拡声魔法で、決闘を申し込め!俺と、そちらの騎士の対決だ!勝った方が、言うことを聞く」
「はい!」
【おーい。国をかけて、決闘を申し込む!こちらは、アース様が出る・・・】
その瞬間、
遠くから、バンと音が、かすかに聞こえ。
数秒後、
バスン!
アースの胸に、7.62ミリ弾が炸裂した。
「アース様!」
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