>どこか疲れたような笑みを浮かべる亜理紗。
>そんな俺の言葉に驚いたような様子を見せる亜理紗だったが、あはは、と力の抜けたように笑った。
>「……私は、ダメダメだなぁ。とか言ってやっぱり怖いところだったよ」
>そういう亜理紗の横顔には同じ歳とは思えないような哀愁があったが、亜理紗が東京でどんな経験をしてきたか知らない俺には知った風な事をいう事は出来ない。
>ははは、と笑う俺を亜理紗が眩しそうにみながら呟く。
えぇ......マジかよ.....
元クズ男の修は改心して成り上がり成功、真面目な亜理紗は逆に転落......
これがいわゆる人生の残酷さでしょうか?
亜理紗は何もしないのに、彼女がざまぁされたのはキツイな......
いやはや、本当に人生は何が起こるかわからないものですね。