第8話 ⚠️ギブではないけど読者さんが知ってお得なこと




 今回は気持ちを代弁するのではなく、読者さんのカクヨムの活用法について触れます。




 ●作家フォローもした方が良い。

 これは、意外と多くの読者さんが見落としている盲点です。


 理由はいくつかあります。

 まず、作家は、コンテストやらの事情により、作品を非公開にする事があります。いきなり作品を閉じる作家さんは稀です。大抵は、近況ノートで予告して、読者が読み切る猶予期間を与えたりします。


 作家フォローをしていない読者さんは、この、近況ノートの告知を見過ごしたりするのです。ある日突然、読みかけの作品が非公開になってガッカリします。万が一、その作品がコンテストで受賞してしまったら、再び公開される事はないと思われます。


 なので、気に入った作品が見つかったら、作品のみならず、作者のフォローもしておきましょう★


 作家フォローをしておけば、近況ノートが上がった時に通知が来ます。また、面白い作品を書いてくれた作家さんは、次回作でもまた面白い物を書いてくれるでしょうし。

 作家フォローしておけば、作家が新作を上げた時、通知が来ます。


 新作の通知も結構重要な情報です。作家によっては、メイン作品のスピンオフや、続編を書くことがしばしばあります。

 好きな作品の関連作品は、是非とも読みたいですよね?


 そういった情報は、なるべく見逃さないようにしましょう★





 ●自主企画、開いたことあります?


 現状、自主企画をやるのはのは主に作家さんです。

 ですが……カクヨムの規約やガイドラインには、読み専さんが企画してははいけないとは、一言も書いてありません。

 なので、活用したい時は、使ってみるのも手です。


 例えば、貴方が望む条件を満たすBL短編を検索してみて、どうしても見つからなかったとします。

 そういう時は、企画を立てて、新しく書いて貰う事も可能です。



 例


 〇〇な作品を書いてください!

 条件は、〇〇な男子と〇〇な男子が〇〇な関係になって、レイティングについては〇〇で、ちょっと切ない展開で、でも最後はハッピーエンドになるBL短編です。

 文字数は〇〇字ぐらいだと助かります。

 募集期間は〇〇日です。

 お願いします!



 みたいな?

 ただし、作家さんも忙しいので、書いてください系の企画は、短編までにしておきましょう。あまり無茶な要求はしないように。


 自主企画は、特定の作品を探したり集めるときにも便利です。


 例えば、貴方が、女子高生が日本刀を武器にゾンビと戦いまくるバトルホラーを読みたいとします。でも、検索で探しまくるのは、結構骨が折れますよね?

 そういう時にも、自主企画は活用できます。



 〇〇ジャンルの〇〇な作品募集!

 条件は、女子高生がゾンビを相手にサバイブする、バトルホラーであること! 武器は日本刀だと嬉しいです。

 なるべく完結作品でお願いします。



 みたいな企画を立てたとします。すると、該当作品が、どわああああぁぁっ!! っと、集まってきます。


 ただし、読みます系の企画を立ててしまうと、作品が集まりすぎて全部読めなくて、申し訳ない気分になる事があります。

 そこでお勧めなのが、本棚企画です。

 本棚企画は作家同士の読み合いを目的とせず、読者にPRするだけの企画です。作家の、企画への期待値も低いです。

 読まれたらラッキーぐらいの感覚で参加してくれるので、募集する側としても気楽です。


 かくいう僕も、たまに、自分が読みたいが為の本棚企画を立てる事があります。やってみると結構楽しいですよ★


 念の為、本棚企画用のテンプレートを貼っておきます。⬇️





 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 〇〇の本棚企画です。

 今回は〇〇な作品を募集します!

 少しでも気になった作品は、迷わずフォローする事をお勧めします。


 ⚠️作家さんの参加条件⚠️


 〇〇ジャンルの〇〇な作品であること。

 主人公が〇〇で、〇〇な展開があること。

 文字数は〇〇字まで。

 以上です。


☀️読み合い企画ではありません。本棚です。

 好きで読むのはご自由にどうぞ。評価や読み返しの強要はお控え下さい。企画主も読みにいけないと思います。作品への導線を増やす目的でお気軽にご参加下さい。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 



 ⬆️みたいな感じです。

 ◇◇◇で囲ってある部分は、コピペして使ってくれて構いません。〇〇の部分を好きな条件にカスタムして使うとよいでしょう。企画の期間は、短めに設定する事をお勧めします。


 また、自主企画には、ランキング外の埋もれた名作なんかも上がってきます。まだ見ぬ運命の作品に出会いたい読者さんは、たまに開いてみることをお勧めします。


 ※楽しい企画が立つのは良い事です。が、同じような企画が乱立するのは良いこととはいえません。企画を立てる場合には、既に同じような企画がないか確認してからにしましょう★


 今回は、以上です。




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