第6話 読者からのギブ3 近況ノートに最新話のURLを貼らないでほしい。
●読者からのギブ3 近況ノートに最新話のURLを貼らないでほしい。貼るなら作品のトップページでお願い!
今回は読者視点のギブです。
これは、個人的には最も大きなギブです。ぶっちゃけ、この作品はこの回を書く為に連載開始しました。ふふ。
たまに、近況ノートとかペケッター(X)に長編作品の最新話のURLを貼る作家さんがいます。
これ、悪手です。
例えば、僕が全100話の作品を、10話まで読んでいたとします。で、作家さんの近況ノートで、作品の更新情報を見かけてうっかりURLをタップして、第100話のページに飛んだとします。
ネタバレです。
「これはまだ読んじゃいけないヤツだ!」
と気づいて第10話に戻る事になります。ある程度読んでから気づく事があるので、
「このキャラの関係はいずれああなるのか……」
みたいに、モヤっとしながら続きを読み進める事になります。感想のコメントも、かなり書きにくくなります。
で、ちょくちょく最新話のURLを貼られると、読者は、ページを開く度に、
「あれ。どこまで読んでたっけ?」
みたいに、ページを遡る事になります。作品の長さによっては心が折れてきます。
え? URLをタップしなけりゃ良いじゃん。って?
そこにボタンがあったら押してみたくなるのは人情ってもんです。ロマンです。ロマンには勝てません。ふふふ。
とにかく、長編だと、前に読んでいたページを探し出すのはかなり面倒くさいです。何話まで読んだか憶えていればまだよいのですが、サブタイトルが数字だけの小説だと、まず覚えていません。
なので、この辺だったかなぁ? と、当たりを付けてページを開きまくる事になります。ネタバレ祭り(地獄)です。読者によっては、読むのをやめる理由になります。
多分ですが、これを行っている作家さんの長編は、読者の離脱率が、やや高くなってるのではないでしょうか?
読者の我儘かもしれませんが、作家さんは柔軟に捉えてくれると助かります。
近況ノートやペケッターに作品のURLを貼るなら、最新話ではなく、作品のトップページのURLを貼りましょう。「続きから読む」の表示があるページです。その方が、結果として、離脱する読者が減ると思われるので。
ただし、エッセイとか一話完結物、あと短編集であれば話は別です。短編であればネタバレにはならないし、エッセイや一話完結物も、何話か読み飛ばしてもあまり問題がないですから。まあ、どうしても全部読みたい系の読者には辛いでしょうけど。
本当なら、この情報は仲良し作家さんだけにひっそりと助言したいところだったのですが……あまりにもこれをやる作家さんが多いので、仕方なく、ここで言うことになりました。
仲良しの人たち、みんなに教えちゃってなんかすみません。
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