コメント書きやすい作品、書きにくい作品

 ついでに「こういう作品はコメントが書きやすかった」「これは書きにくかった」というところを置いておきます。参考にしてね。


 まず書きやすい作品ですが、もちろんクオリティの高い作品はコメントの書きどころを作者が意図的に設けているので当たり前ですがコメントは非常に書きやすいです。それは先ほど書いた「全体像」がしっかりしているということです。作者が何をやりたいのか、これが一番大切です。


 次に書きやすい作品の特徴として、「登場人物がはっきりしている」ということが挙げられます。これは上記と被るのですが、何がやりたいか決まっているということは登場人物の設定も練られています。彼らの行動に不安を抱かないので読みやすいです。そしてコメントも書きやすいです。


 さて、ここから書きにくい作品について書いていきます。ここを改善すると応援コメントがもらえる確率が上がるかもしれませんよ。


 ひとつめは、悪口や差別的な作品にはどうしてもコメントができないということです。なんでもコメントすると言ったじゃないかとなると思うのですが、自分の品位を落としてまでコメントはできません。扱うテーマの見直しをしましょう。


 ふたつめは、「おう、どっかでこの展開見たことあるぞ」って奴です。要は展開が既存の作品などのパク……焼き直しなんですね。焼き直しをして自分の腕を磨くのはいいと思うのですが、人にコメントをもらうようなところに出すのはちょっとどうかと思いますよ。


 みっつめは、設定が相当甘い作品です。おそらく小説の世界へ飛び込んだばかりで右も左もわからなくて頑張って書いた作品なんだろうな、というのはわかるのです。わかるのですが……とにかく全体的に説明が足りない。まだ読者のこと考えてないなっていうのは文面から伝わってきます。これ、意外とメンタルやられるんですよ。この辺についてはのちほどまた書きます。


 とりあえずですね、悪口とパクリはダメです。特にパクリ(ネタ被り)はやめてくれ。コメントで「これ、〇〇を意識して書いてる?」という言葉を飲み込んだものがいくつかありました。既存の展開を自分なりに書いてみる、とかそういうレベルじゃないんですよ……知っていてやっているなら悪い奴だし、知らないでやっているなら、指摘したほうがよかったのかなあ……。


 次回から「応募してきた人の属性」を中心に見ていこうと思います。

 さて、この作者が印象に残るほど応募してきた「属性」とは何でしょうか?

 また、その「属性」ならではの気になるところとは一体!?


 よければいろいろ考えてみてください。それでは次回!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る