第5話 北の皇帝の娘からの恋文
ある日、ウソンのもとに可愛らしい恋文が届いた。
ウソンは最近、北の王国の友好国であるB国の青春ドラマに主演したのだが、どうも少女はそのドラマを見てウソンのことを知ったらしい。
ヒロインの顔立ちは、少しだけだが少女に似ていた。
少女はドラマに引き込まれ、次第に自分がヒロインいなったような気がしていた。
そして少女はヒロインの相手役のアイドル・スターに恋をした。
少女は父親に内緒で、そのアイドル・スターに恋文を送った。
それも特別なルートを使って送った。
今までどんなことも、自由にならないことは無かった娘だった。
家庭教師を脅し、父に内緒でウソンに恋文を届けさせたのだ。
そして家庭教師は、ある組織が秘密裏に北の王国に送り込んだエージェントでもあった。
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