第20話 対捕食者戦1
宇宙生物との戦いが終わって20日が経ち、森奥には暑い夏が、来ていなかった。
風の精霊、水の精霊などの協力により夏だと言うのに、吹雪がブリザードがふ、ふき荒れていた、ブルル。
「何とか話し合いで帰ってくれねえかな」「まあ無理だろうね。かといって宇宙生物を残したままだったらこの星が滅びるししかたなかったと思うよ」
「二人とも炬燵に入ってミカンたべながらくつろがなくても」
「でももう、こっからでたくねー。ところでいい考えあるんだろーな」
「少しある」
………。
隠れて待っていると宇宙船と言っても揚陸強襲船みたいなものだろうが、雪をまきあげながら着地した。地下の発熱リアクターなど欲しいところだろうが、そうは問屋がおろさない。
赤外線センサー、対光学迷彩ゴーグルで観察しながら、アンデッドに分類されるレイスやゴーストに外骨格と発熱体をつけ、アシッドスライムの分泌液を強化したものを強化して、獲物に仕立て上げた。
そのため素の宇宙生物よりもかなり高性能になり、現地の生物を苗床に強くなりました的な感じになっている。これらのモンスターは進化したゴブリン文化に影響されて、今回も協力関係にある。
ちなみにアニメやアイドル文化のみならず、スポーツなども好みのようで、生きていたときのことを思い出すのだろうか。旧体操や奇怪体操などレオタードで脚を開く時、魔導写真機のフラッシュをパシャパシャさせるとのことで問題化している。「…から生まれてきた」と言っているらしいがキミたちが生まれてきたのはそこからじゃないだろう。もう死んでるし。
話はずれたが、さむさを感じないアンデッドと生物では、この極寒のいや獄寒の環境ではテンションがちがう。ブルル。
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