第52話…両親達の

計画に騙されたはじめとりな。

しかもはじめがりなのことを好きだと見破っていた。

その勢いではじめは気持ちを抑えきれずに 勢いでりなに告白した。


りなは事情が分かっているはじめの側だと安心できるが…

今後のはじめの人生に迷惑がかかると伝えた。


でもはじめは今後もりなを守ってやるとハッキリと伝えた。


部屋を2部屋とってあると言われ

はじめとりなは

泊まることになったが…

まさかの隣同士の部屋だった。


りなははじめが隣だと安心できると思ったが…告白をされ付き合う形になった後だから 落ち着かない気持ちでいた。


それははじめも同じだった。


お互いに落ち着かない気持ちのまま

時間はどんどん流れていく。


その時!ラインの着信音が

はじめの父親からだった。


「お〜はじめ。りなちゃんとどうだ?」


「おやじ〜どうだって何がだよ〜」


「この〜分かってるくせによー」


「分かりませんが?」


電話口から母親の声が


「はー。ゴメンなー。まったくー。お父さんはなんてことを息子に言うの!」


「ホントだよなー親父…勘弁してよ」


「あっは わりい わりい」


「親父 酔ってるだろう」


「ピンポーン よく分かったな。」


「そりゃ〜分かるわ」


「ほんとにゴメンな〜。お父さんにはきつく言っておくわな。それじゃゆっくりとおやすみなさい。」


「母ちゃん おやすみ。母ちゃんもゆっくりな。」


電話を切った。


その五分後、りなからライン通話が


「寝てたらごめん。さっきから部屋で物音がしてるんだけど大きな音出してる?」


「起きてたぞ。五分前に親父からの電話があったけど大きな音はだしてないよ。」


「そうなんだ。私…怖くてさ…よかったらそっちの部屋に行ってもいい?」


「怖いよな…俺はいいけど」


「よかった。今から行くから」


電話を切った。


30秒後 りなが部屋をノックした。

部屋の鍵を開けた。


「ごめんね。もんちゃん。」


「いや…俺も怖いの苦手だし

こっちでは音は聞こえないよ」


「よかった。明日までこっちにいたいから隣の部屋のことフロントに言って鍵を返してくるね。」


「えっ?それでりなは平気か?」


「うん。信じてるから。それじゃフロントに行ってくるね。その帰り温泉に入ってくるから心配しないで」


「おう。温泉…俺も入りに行こうかな。」


「せっかくだし温泉に入った方がいいよ〜。」


部屋からでてフロントに向かい

訳を話し鍵を返した。別の部屋を用意をすると言ってきたが大丈夫だと

断った。


その後に温泉にゆっくりとつかり

休憩所で休んで合流して

部屋に戻った。


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