第45話…その後5

味噌汁の匂いで目覚めた。

着替えて台所に向かった。


「りなちゃんおはよう。昨夜は熟睡してたようでおばさん安心したわ〜」


「おはようございます。はい。おかげさまで…私も手伝います。」


「ありがとうね。朝ごはんはおにぎりと味噌汁と卵焼きと漬物なの。それじゃ味噌汁よそっててもらえる。」


「はい。おばさんの味噌汁美味しいから大好きです。」


「ありがとうね。私はお父さん起こしてくるね。」


朝食を食卓に並べて食器を洗っていたらもんちゃんが台所に入ってきた。


「りな おはよう。まさか朝ごはん作ってくれたの?」


「私じゃなくおばさんだよ。」


「そうなんだ…」


そこへ戻ってきたおばさんが


「ちょっとー はじめ何でガックリしてんのよ」


「いや…あはは…母ちゃん腹減ったー」


「私はおばさんの味噌汁大好きだよ。」


「俺も味噌汁は母ちゃんのは美味いよ。」


「味噌汁はって(笑)他のも美味しいやん。あんたはこの味でここまで育ってきたんやで(笑)」


「お〜〜それもそうだな。母ちゃんありがとう(笑)」


「何だ何だ 朝からにぎやかだな〜

おー味噌汁うまそう。母ちゃんいつも味噌汁ありがとう。」


「お父さんもたまには作って下さいな。それでは食べましょう。はい。召し上がれ。」


朝食を食べ終わり片付け後、車で私の実家に向かった。もちろんもんちゃんうちのワンコも一緒たった。


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