第33話…気を失った3

その後…時間は流れていくばかりで

名前を呼ばれもしない。


はじめは持ってたペットボトルの水を一口飲んだ。


その時、看護師が処置室からでてきて

こっちに向かってきた。


「失礼ですが望月もちづきりなさんの付き添いの方ですか?」


「はい。あの…りなは?」


「意識も戻られてお元気になられましたので入院はしなくても大丈夫だと先生が言ってました。ただ…帰る前に先生からお話がありますのでこちらにどうぞ。」


処置室に通されたらベットに横になっているりながいた。


「あれ…なぜ…もんちゃんがいるの?」


「りなの会社の前を通った時にりなの名前を風間かざまさんが呼んでて幼馴染と伝えるとここの病院に搬送されるので来て下さいと言われたんだ。」


「そうなんだ。」


「今、先生を呼んで来るので少々お待ち下さい。」


5分後…先生がきてくれた。


「意識も戻られ受け答えもハッキリとしているので一時的なものだと思いますが…意識を失ってたので…ショックが大きかったのかもしれませんね。また、なにかあれば来て下さい。もう帰られて大丈夫ですよ。」


「分かりました。ありがとうございました。


「本当にありがとうございました。」


「お元気になられてよかったです。お大事になさって下さい。」


りなとはじめが処置室をでて

椅子に座り会計を待っていた。

5分後…名前を呼ばれ診察代を払い

病院を後にした。

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