第26話…雨あがり

日が変わり朝になった…

眠れないと思ってたはじめ

熟睡していたが、いい匂いがしてきて

目覚めた。


それに気がついた りな


「おはよー。雨があがってよかったね。

もんちゃん、熟睡していたからさー

起こさなかった。それに半目で寝ていたから面白かったし(笑)」


「おはよう。おかげで眠れたよ。えー半目で寝てた(笑)前に半目で寝てたら

父ちゃんにいたずらされてまぶたに目を書かれたことあってさー。それからトラウマになった(笑)」


「そうなの(笑)おじさんは面白いよね(笑)さてと顔洗ってきて。タオルと歯ブラシセットあるから使って。」


「サンキュー。それじゃ洗面所かりるわ。」


洗面所で顔を洗って着替えてリビングに戻ってくる。


「りな。服とタオル…洗っていくか?」


「そのままでいいよ。このあと洗うから置いておいて。もんちゃん朝ごはんできたからこっちに来て。」


「はいよー。朝飯までサンキュー。」


カウンターテーブルに二人並んで座り

朝ごはんを食べ始めた。


「もんちゃん 朝、白飯で良かったよね。」


「うん。俺、朝は白飯派だから」


「よかった。私もそうだから。」


「はあーうまかったー。」


「おかわりは?」


「大丈夫だよ。ごちそうさまだした。」


「おそまつさまでした。それからおじさんとおばさん今日の夜までいないんだったよね。お弁当作ったからお昼に食べて。残り物のおかずで悪いけど」


「お〜ありがとう。一人の時はいつもめんどくさくて昼は食べないことが多いから助かる。」


「そうなんだ。でも気持ち分かるかもめんどくさいよね(笑)」


「俺が食器洗うから置いてて。」


「ありがとう。お願いね。私は洗濯機回してくるから。」


脱衣所に行くりなの姿を目で追って

(これが毎日だったらいいのにな)と

はじめは思った。


「もんちゃん 食器ありがとう。私も仕事あるからそろそろいくから」


「じゃ俺も帰るわ。送っていくか?」


「大丈夫だよ。それに早く帰らないと

わんちゃんが待ってるよ」


「お〜そうだった。わりい。またな。」


「うん。また。」


はじめはそう言うと車に乗り

エンジンをかけ発車した。


りなは最寄り駅まで向かい電車で会社へと向かった。

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