第11話…もんちゃんの実家へ3

(ガツン!)大きな音が聞こえた。


「うお~ いて〜〜。」


もんちゃんが叫んだ。


隣の部屋から おじさんが


「また、はじめぶつけたのか?

大丈夫か? ぷっ。あっはは〜〜」


「ちょっと、あなた なんでいつも笑うねん。まあ 昔からやけどな〜。」


トイレから出てきた もんちゃんが


「とうちゃんよ。笑ったから

1000円没収な。」


「笑っただけで1000円って高いだろう?」


「父ちゃん…忘れてるだろう?今度から笑ったら1000円払うと自分から言ったんだぞ。」


「そんなこと言ったか………あっ思い出した。約束したな。」


「そうよ。あなた。払わないとね。」

「朝ごはん できたからその後にし。」


キッチンに移動し椅子に座った。


「りなちゃん いっぱい食べてな。

玉子焼き、好きだったもんな〜。

それでは召し上がれ。」


「はい。おばさんの玉子焼き

大好きです。いただきます。」


「あ〜 美味しい〜。幸せです。」

「もんちゃん 足、大丈夫?」


「おう。かあちゃん、味噌汁うめーよ。」


「あら。ありがとう。」


「漬物、ちょうどいいな。」


「そうやな。甘すぎず、しょっぱすぎずちょうどええな。」


「りなちゃん おかわりは?」


「いえ。お腹いっぱいです。ごちそうさまでした。」


「あ〜美味しかった。かあちゃん

ごちそうさま。」


「うまかったよ。かあちゃんごちそうさまでした。」


「おそまつさまでした。」


「おばさん。食器私が洗いますので

休んでて下さい。」


「あら。それじゃお言葉に甘えて…

はじめ手伝って」


「はいよ」


食器を洗い終えた。


「おじさん。おばさん。私。そろそろ、帰ります。本当にありがとうございました。ご飯も美味しかったです。」


「そうか。りなちゃん またおいで。」


「足もよくなってよかったわ。、また おいでな。はじめ送っていき。」


「はいよ。じや りな行くぞ。」


「うん。それじゃおじゃましました。失礼します。」


はじめが運転する車に乗り込んで出発した。

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