第9話…もんちゃんの実家へ
「ただいま〜。途中でりなを拾ってきた〜。」
もんちゃんの父親が出てきてくれた。
「
あっ!りなちゃん どうした?」
「足をひねってしまって…そしたらもんちゃんが現れて拾ってくれました。(笑)」
そこへ…もんちゃんの母親が
「現れてくれてよかったなぁ〜(笑)
とりあえずリビングの椅子に座らせてて。」
「うん」
「お久しぶりなのに、こんな形で
おじゃましてしまってすみません。」
「そんなことないわよね。お父さん。」
「どんな形であれ りなちゃんに会えて、おじさん嬉しいよ。」
リビングのイスに座らせてもらった。
おばさんが足をみてくれた。
「だいぶ腫れてるなぁ。熱をもっとるよ。冷やしたほうがいいから…お父さん保冷剤持ってきて」
おじさんがタオルに包んだ保冷剤を
持ってきてくれた。
「りなちゃん今日は泊まっていき。こんなに腫れてるし一人で転んだりしたら危ないからな。私と一緒の部屋に寝ようね。」
「そうだな。泊まっていきな。
明日、
「はい。お言葉に甘えて泊まらせて
もらいます。」
それから洗濯物たたみとかお手伝い
したり、ペットのワンコと遊んだりして盛り上がってたら夕方になってた。
「りな〜。夕飯は俺が打った蕎麦だぞ。あの頃に比べると腕をあげて
自分で言うのもあれだけどさ〜
うめ〜ぞ〜。」
「そうなの?もんちゃんの打った蕎麦あの頃も美味しかったけどそれよりも?」
「そうだぞ〜。だから蕎麦湯も
うめ〜ぞ。もう全部がうめ〜ぞ(笑)」
「ほんまに美味しいんだよ。
私が打つのよりな。」
「りなちゃん 天ぷらもあるぞ。
好きだったよな?」
「はい。大好きです。打ちたて蕎麦と揚げたて天ぷら食べれるなんて
嬉しいです。」
「私とりなちゃんは向こうで
待ってような。じゃ、あなた達
支度お願いします。」
「はいよ〜。任せておき。」
その後 打ち立て蕎麦と揚げたて
天ぷらが食卓に並べられ昔話をしながら夕食をいただいた。
「ごちそうさまでした。あ〜〜美味しかったです。お腹いっぱいになりました。」
「なら よかったわ。」
「うまかったろ♪また作ってやっからな♪」
「喜んでもらえてよかったよ。
また作ってやるから。」
「ありがとうございます。」
部屋に戻りおばさんが用意してくれたスウェットを着て早めに休ませてもらった。
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