第2話 NTR【胸糞注意】
メイド服と言ってもスカートの丈が長かったりと慎ましいものではなく、エリーゼの格好は酒場の給仕担当か、立ちん坊の娼婦か、どちらとも取れない扇情的な衣装。ビスチェの胸元は大きく開き、谷間どころか乳輪までも見えてしまいそう。
スカートの丈は短く油断するとすぐに下着が見えてしまい、はしたない姿をノルドに見られ、エリーゼは顔を熟れたリンゴのように赤く染めてスカートの裾を掴んで下着を隠した。
だが前を覆えば、後ろのおしりが露わになってしまい、それを見たノルドが笑う。
「くくく……いい眺めだ。アッカーセン王国……いやこの大陸において、もっとも美しいと評されるエリーゼが俺の性欲処理メイドになり、夜の相手をしてくれるんだからなぁ!」
「誰があなたの相手など……」
「いいのか? 俺の言う通りにしなければ、おまえの両親は処刑……俺を満足させられれば、国王のジョンに助命の嘆願を出してやってもいいんだがなぁ~。その気がないなら、俺はいますぐ寝る」
「お待ちなさい!」
「あ~、だりい」
ノルドはわざとらしい欠伸をして、ソファの手すりに足を投げ出して尊大な態度を取った。 彼がテーブルに置かれたベルに向かって指を弾くと黒服の執事が現れ、エリーゼを退出させようとする。
「ノルドさまは就寝にございます。お下がりを」
すると彼女は慌ててノルドの下に駆け寄り、彼のまえで跪いた。
「ま、待ってください……なんでもいたします。だからお父さまとお母さまをどうかお救いください」
「最初から素直に応じておけばいいものを……」
ノルドは首を振って呆れていたが、気丈なエリーゼを屈伏させる喜びをひしひしと感じていた。顎をくいっとさせ、無言で執事を下がらせるとエリーゼに言い放つ。
「だが俺は寛大だ。エリーゼ、おまえにチャンスをやろう」
ペタン座りするエリーゼのまえに股間を突き出したノルドは言葉を続ける。
「俺をイカせられたなら、おまえの両親の助命を願い出てやってもいい」
「イカせるとはいったい……」
ノルドの言った言葉が分からず戸惑うエリーゼ。
「これはいい! 奥手の勇者候補と初心な令嬢、寝取るには最高の組み合わせじゃないか!」
エリーゼの反応を見たノルドは反り返って爆笑していた。笑いすぎたために出た目尻の涙を拭うとノルドは彼女の耳元でささやく。
「舐めて咥えるんだよ、男のモノを、な」
ノルドはズボンと下着を一気に脱いだ。
「け、穢らわしい……そんなものを見せるだなんて!?」
恥ずかしの余り、手で覆い隠したエリーゼにノルドは脅しながら、彼女の手を掴んで見せつけた。
「くくく……いいのか? おまえの両親の命がかかってるんだぞ。さあ、早く舐めろ!」
「ううっ、そんなところを舐めるなんて……」
ケインとはキスすらしておらず、手をつなぐだけという清い関係だったエリーゼはノルドの下半身を顔に近づけられて、吐き気を催しそうになっている。
「ああ、今晩は冷えるな。俺の気が変わらぬうちに始めたほうがいいぞ」
恐る恐るエリーゼは覚悟を決め、ことを始めた。
―――――――――自主規制―――――――――
寒くなってきたけどアイスバーをペロペロ舐めてますよ。
―――――――――自主規制―――――――――
エリーゼの麗しい唇と清らかな舌は凌辱され、ノルドの薄汚い欲情を咳き込みながら吐き出していた。
「この程度ではおまえの両親を助けるのは無理だな。せいぜい処刑の日を先延ばしにしてやることぐらいだ」
「そんな……」
瀟洒な絨毯に手をつき、青ざめた表情でエリーゼは仁王立ちするノルドを見る。
「次はうまくやりますから、どうか……両親だけは……」
エリーゼは不慣れな奉仕を詫びて、見たくもない、嗅ぎたくもないノルドの下半身に必死にすがりついた。
「くくく、聖女とまで称されたおまえが今は娼婦のようだ。その心がけだけは褒めてやろう。だがそれはもういい」
ノルドがエリーゼの身体を軽々と抱え上げ、ゆっくりとベッドへ向かってゆくと、初なエリーゼでもノルドの意図を見抜いたのか、ぼかぽかと握った手で叩いて抵抗を試みるが、ノルドはまったく動じない。
抵抗も虚しくエリーゼの身体はベッドに寝かされてしまう。ノルドはエリーゼが逃げられないようすぐさま彼女の手足を押さえ、覆い被さった。
それだけに止まることなく、メイド服の胸元を強引にずり下げるとエリーゼのたわわに実った乳房が露わになった。
「すばらしい!!!」
慌てて押さえられていないほうの手で乳房を隠すが、エリーゼの極上の果実を思わせる乳房の美しさと漂う良い香りはノルドを飢えた狼へと変貌させてしまう。
「そんな大人の男が乳房を……ん! んん~~!」
ノルドはエリーゼの乳房を見て、ただただ打ち振るえてひとこと賞賛を述べることしかできないでいたが、それも5秒と保たずにノルドは赤ん坊のようにエリーゼの胸に吸いついた。
「
「ち、ちがいますぅ……淫乱聖女などでは……ん……ござい……せん」
いやなのに、ノルドに舐められ甘い声を上げてしまいそうになったエリーゼはきゅっと唇を噛みしめ、必死で声を殺し堪えている。
にたりと笑ったノルドは指を弾くと、召使いの控え室から数人の男が出てきた。
「うー、うー、ううぅぅぅ……」
そのなかには、ノルドの手下に手足を拘束された上に猿ぐつわまではめられたケインがいる。
「ほぉら、エリーゼ見てみろ。おまえの最愛の男がギャラリーだ。」
「いやっ、いやっ、見ないで、見ないでケイン! イヤァァァーーーーー!!!」
エリーゼの願いも虚しくケインは髪を掴まれ、無理やり頭を固定されてしまっていた。
「んーーー! んーーー! んんんーーー!!!」
「俺は情けないケインに女の扱い方というものをレクチャーしてやろうと思う。どうだ、ありがたいだろう。俺が飽きたら、おまえに下賜してやっても構わんぞ、はははははははは!」
ノルドはエリーゼの後ろにつくと股を広げさせ、彼女の下着をケインに見せつけるように、ふとももをなで始めたのだった。
【メイドをヤるなら、ピンク□ーター♪】
(ノルドがエリーゼを愛撫しているのを見てしまうと突然俺の職場のCMの替え歌が浮かんできてしまう……)
―――――――――あとがき――――――――――
作者がNTRを知ったのは種ガンダムからなんです。夕方のお茶の間を凍りつかせたキラとフレイの事後と言ったらwww また映画ヤるみたいなんで、今度は人妻NTRを期待していいのかな?
種ガンダムの種は種付けの種だと思う読者さまはフォロー、ご評価お願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます