第4話

ハァ、此処はどこだ…

この匂い…下水道か…

バァン!

⁉︎

まずい、撃たれた…

9mm拳銃を装填する

恐怖で手が震え、マガジンを落とす。

チッ、

走れ走れ

足が痛い。さっき撃たれたとこが…


そうだ…

横にハシゴがある。急いで登る。

敵はそのまま通り過ぎて行った。

出たところは市街地だった。そこには沢山の死体が転がっていた。それに、ひと気が全くなかった。後で知ったことだがその街の住民は全て殺されていた。


とにかく、資材を集めよう。

この角を通り過ぎて…はっ、敵だ。

バァン!バァン!

ふ、ふう なんとか殺すことが出来た。

ちょっと銃借りますね。

あ、コイツ9mm拳銃のマガジンも持っている。

よし、あとは防弾チョッキも借りよう。

散策でもするか…


夕方

ふう、あのビルで籠城しよう…

ん?横から誰か…

パパパパパパパパ!

うわっ!

バァン!

カチャ!カチャ

弾切れか

そっ、装填!

まずい、死ぬ

バタ!バタ!バタ!

えっ?死んだ?いや、殺されたのか…

「大丈夫ですか?」

「あ、あんた誰…?」

「わたし達は秘密結社『グズネツォフ』だ」

ニコライ・グズネツォフ?ロシアの軍人の名前の一部を取ったのか…どう言うことだ俺を殺す気か?

いや、殺す気ならもうとっくに死んでるし、アイツらを殺しはしない。たぶん…

「ところで君はなぜ此処にいるんだ?」

「家族が殺され、逃げてきた。」

「そうか。あ、ところで君この組織に入らないかい?君なら上手くやっていけると思うんだよ。」

「…はい。入ってみます。」

「イイ判断だよ。わたしの名前は田中たなか洸平こうへいだ。覚えておけ」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハァ、夢か…

リーダーと始め出会った日

そして、俺の家族を殺したこの世界に復讐すると決めた日…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

続く

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