第3話

「ここを右だ!」

教一はリーダーから借りた装甲車で戦地へ向かっていた。

「あ、ここら辺に装甲車停めとこう?」

教一が提案した。狙撃をするなら目立たない方がイイ。

「いや、このまま突撃するのはどう?」

「帰りはどうするの?」

もし、車が使えなくなれば要塞には帰れない。

「そうか、ここに停めて、鍵を閉めとけ」

「了解」

教一が答える。

3人は車を降りた。

教一はUMP9、脩はHK-416、瑛人は79式短機関銃を装備して車を降りた。

また、教一は狙撃をすることも考え、M24を持ってきた。


銃声が聞こえてくる。

隊長の瑛人は気合いを入れた。そして、自分の部下を危険にさらさないようにさっさと移動する。

(前に、敵さんが出てきたら、躊躇なく射殺してやる…)


ガサガサ前に敵兵が飛び出してきた。

一斉に銃が火を吹いた。


バタ…


敵は同時に3丁もの銃に撃たれ、即死した。

進もう年が

「ストップ、地雷がある。」

教一が地雷を見つけた。

「おっ!ヤベ プランB!」


長距離戦略打撃群は迂回して敵の前線基地に接近した。

「バレたら…終わりだな…」

脩が言った。

「フフフ、バレたら全弾発射して逃げるか…」

教一が答える。

「おい、前線だぞ!気を引き締めろ!」

隊長が言う。


ズドドドドドド!!

ドガァーン!バルルル!

「うぁ!」

「それは聞いてない!聞いてない!」

「よけろー」

ドガァーン!!

バァン!!ズドドドドドド!!パパパパパパパパ!

バァン!バァン!応戦を開始するが、焼け石に水だ

「遮蔽物!遮蔽物ぅ!」

「避けろぉー!」

ドガァーン!ババババババババババババ!バァン!


「撤退!撤退ぃ!」

「走りながら撃て!」

「飛び降りるぞ!」

隊長は川に飛び降りることを決めた。


4mぐらいの崖から飛び降り、川に着水。

ドボン‼︎

(ハァハァハァ)

泳いでいたが上から撃たれた。

「こ、このおっ!」

ガガガガガガガガガガガガガガガガ!

下から撃ち上げるがほとんど当たらない。


「おい、教一」

潜れ潜れ!くっそどうなってるんだ。全然当たらない。弾が足りない。さっき撃たれた傷がしみる。

もう援軍が来てくれてもイイだろ!

意識がだんだん……


「急げ!長距離戦略打撃群の奴らはこの川の上流に飛び降りた、きっとここに流れてくるはずだ」

川に飛び降りた教一達を探しに回収班がやってきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

続く

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