第2話

「え?本当マジで」

帰投してから教一はリーダーに、大阪湾に一個師団が上陸したことを知らされた。また、彼らはこの要塞に進撃中だった。今の戦力では、絶対に勝てない。

「あぁ、本当だ」

教一達は、何とかして対抗しなければいけない。

「そうだ。リーダー迫撃砲を使えばいいと思います…」

教一の編隊長である斎藤さいとう瑛人えいとが提案した。

「たしかに!では、迫撃砲を要塞の周りに配置してくれ」

リーダーが指令を出したが

「ちょっと待ったぁー!」

「?」

「…?」

幼馴染の山川やまかわしゅうが声を上げた。

「だって、相手の迫撃砲の方が射程は長いのに、僕らの射程圏外から撃たれたらどうするんですか??」

「そこは…大和魂?」

リーダーが返答

「なんだ?砲弾を手で投げろと言うんですか?」

教一が加勢した。

「うーん。じゃあどうしたらいいんだろうか?」

リーダーは次の案を考え始めた。

「あ、要塞の手前でゲリラ戦ってのはどうですか?」

脩はが提案した。

「たしかにイイかも」

「よーし!意義がある人いるー?」


「あ、いなさそうなので、配置図考えよー」

「うい」


「いやー、困ったなー 待ち伏せと言っても、一万人も不意打ちで殺すの?」

さすがに一個師団を全てゲリラ戦で潰すのは不可能。

ガチャ

「情報班です。米軍が上陸した部隊と戦闘を開始しました。」

リーダーは思考していた。


「これより出撃準備、米軍に加勢しろ」


リーダーは米軍と共にゲリラ戦を行うことにした。20人ちょっとの組織で戦うより米軍と共同で戦闘すればイイと考えた。


10分後

「長距離戦略打撃群、出撃準備完了です。」

瑛人が言った。

「あぁ、行ってこい。ただし、絶対生きて帰ってこいよ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

続く

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